地域別で計5種類のみたらし団子がセブンから登場、どの団子が買えるかな
2015/06/02 07:32
セブン-イレブン・ジャパンは2015年6月1日、全国で地区ごとの味わいを追求した「みたらし団子」計5種類を、同年6月2日から全国の同社店舗で発売すると発表した。価格は110円から130円(税込)。6月16日が「和菓子の日」にあたるため、それに合わせての企画商品としての展開。地域ごとにパッケージのスタイルも違っている(【発表リリース:-和菓子“初”の取り組みで地域の味を追求-エリア別に5種のみたらし団子を新発売!】)。
↑ 販売地域別みたらし団子一覧
「和菓子の日」とは全国和菓子協会が1978年に制定した記念日だが、これは平安時代に疫病がまん延した際に、当時の仁明天皇が年号を改め、6月16日に16個の菓子やお餅を神前に供え、健康招福を祈った故事に由来する。これに合わせ各企業で和菓子の新商品が展開されているが、セブン-イレブンでも地域の特性に合わせたみたらし団子を発売することになる。
みたらし団子はお団子にしょう油だれをからませたシンプルな、誰もが知っている和菓子。一方で地域ごとにさまざまな特性を持つことでも知られている。今回は地域の嗜好に合わせ、5品目それぞれにたれ、焼き方、形状にこだわりを見せた商品展開となる。
たれは地域ごとに昆布出汁・かつお出汁・雑節(あご・サバ)の出汁などを使い分け、たまりしょう油や濃厚しょう油を組み合わせることで、各地域に馴染みのある「みたらしダレ」の味わいに仕上げている。また団子自身も上新粉の風味を活かしているが、焼き加減や食感などにこだわりの変化を加えている。
例えば東北から甲信地方限定の「だし香る冷やしみたらし」では、昆布やかつおの出汁と重ね仕込みのしょう油を組み合わせたしょう油味の強いたれを用いており、しょう油のしっかりとした風味がありながら、シンプルですっきりとした味わいが楽しめる。
セブン-イレブンでは似たような「地域別に異なる味わいの提供」を、例えばおでんの汁でも実施しており、それが商品自身のセールスポイントの一つにもなっている。各地域のお団子の一覧が呈されていると、同じみたらし団子でもここまで違いを生み出せるものかと感心すると共に、各地域のお団子を少しずつ食べ比べ、その味わいの違いを楽しみたくなるものだ。
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