パスネットが来年3月末で使用終了・「PASMO」へ世代交代

2014/12/18 07:01


パスネットパスネット協議会は2014年12月15日、共通乗車カード「パスネット」に関して2015年3月31日の終電をもって、すべての機器での使用を終了することを発表した。残額の払い戻しも2018年1月末で終了することを合わせて明らかにしている(【発表リリース:パスネットの使用終了と残額の払い戻しについて】)。



↑ パスネット(一例)
↑ パスネット(一例)

パスネットは2000年10月に導入が開始された、磁気カードによるプリペイドカード式の乗車カードシステム。利用提携・協議会への加入各社であれば乗り継ぎにも対応していた。駅の窓口以外に自動券売機などで発売されていた他に各種記念品的なデザインのものも登場していた。

その後、ICカード乗車券「PASMO」のサービスが2007年3月に始まると、次第に利用は「PASMO」にシフトし、2008年1月には発売を終了。さらに同年3月には自動改札機での使用を終了するのに合わせ、パスネットの残額を全額無手数料で払い戻し、または「PASMO」への移し替え(一部事業者のみで実施)をはじめていた。同時にパスネットは自動券売機での切符購入や自動清算機での乗り越し精算などでのみ使えるものとしていたが、今回「PASMO」への移行も十分に進んでいるとの判断により、各種機器での使用も終了することが決定した。

今回の決定に伴い、2015年4月1日以降は手持ちのパスネットは、残額の払い戻し(手数料無料)のみが可能となる。その払い戻しも2018年1月末で終了する。すでに「PASMO」などへの移行は十分以上に進んでいるはずだが、万一手持ちのパスネットを保存目的では無く、使う目的で持っているのならば、各自早めに使い切るなどの対応が求められよう。


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