Windows7 Pro をインストールした i3マシンが、突然再起動の画面になる。昨年末頃から時々発生する
のだが再現性がなく原因が判らなかった。 先日、またまた発生したので、管理ツールの「イベントビューアー」を使って「Windowsログ」→「システム」 を参照すると下記の様なログが見付かった。 これは一般に「Kernel-Power 41病」と呼ばれているものらしい。 今まで以上に、多くの省電力機能を持つようになったのが原因らしく、瞬間的にメモリや CPU への電力の供給 が足りなくなるらしい。 対策として報告されているのは、BIOS から Hyper-Threading (*1)を無効にする。 BIOS からC1E SupportやIntelSpeedStepTech(*2)などの省電力機能を無効にする。 OS 上で「電源の管理」からCPU への電力供給を最低10%~最高100%の設定を100%に固定する。 メモリーを交換する。などが有効な様である。 (*1) Hyper-Threadingとは、1つのプロセッサを2つのプロセッサであるかのように見せかける技術で、最近の CPU i7/i5/i3 にはその機能が搭載されている。 (*2) Intel SpeedStep Technologyとは、CPU の倍率設定や電圧の変更をユーザー自身がしていなくても 内部的にCPUの処理速度を自動調整する技術で、他社の CPU の場合 Cool'n'Quiet とも呼ばれる。 これは元々ノートパソコン用のCPUを省電力化しようとして作られた機能である。 そこで、CPU への負荷が問題ではないかと、Hyper-Threading(ハイパースレッディング)を疑って見た。 BIOS を起動して見ると、Hyper-Threading が enable(有効)になっていた。 これを Disable(無効)にして様子を見る事にしたが、その後1月6日以降で、再起動は発生していない。 ところが、3月30日再度発生したので、イベントビューアで調べると、「Kernel-Power 41病」である。 で、「電源プランの設定変更」を試して見る事にした。「コントロールパネル」-「電源オプション」- 「プラン設定の変更」-「詳細な電源設定の変更」で、電源オプションの詳細設定を表示させる。 「USB設定」-「USBのセレクティブサスペンドの設定(USBの選択的な中断の設定)」を、無効にする 「PCI Express」-「リンク状態の電源管理」を無効にする 「プロセッサの電源管理」-「最小のプロセッサの状態」及び「最大のプロセッサの状態」を共に(100%)にする 以上の処置で様子を見る事にした。
by pcog1212
| 2012-04-01 11:04
| Windows7
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