「家を買った後に感じたギャップ」ランキング! 2位「思ったよりも修繕・維持費が高い」…1位は?
AZWAYが「家を買った後に感じたギャップ」について調査を実施。その結果をランキングで発表しました。
不動産メディア「幸せおうち計画」を運営するAZWAY(東京都新宿区)が、「家を買った後に感じたギャップ」について調査を実施。その結果をランキングで発表しました。
調査は2024年8月3日から9月21日、20代から60代以上までの455人(女性281人/男性174人)を対象にインターネットで実施されました。
入居後は「室内の広さ」「費用」「収納」に不満の声
3位は「室内のスペースが思ったより狭かった」(102人)でした。回答者からは「部屋の広さ、階段の幅、段差など、実際に出来上がってみると、イメージと違うなと感じました。設計通りなので、ハウスメーカーのミスとかではないです。『6畳のひろびろバルコニー』が出来上がるのを楽しみにしていましたが、いざ出来上がってみると、狭く感じました。和室の6畳と、バルコニーが同じ広さとは思えない…。錯覚なのだと思いますが、それが一番残念でした。8畳バルコニーにすれば良かったです。階段も、手すりをつけたら、狭くて腰をぶつけてしまいます。段差も、思ったより急で危険な感じになってしまいました。そのあたりもしっかり測って、じっくり検討したほうが良いと思います」(40代女性)、「購入時に感じたのは思ったよりも狭いということ。内覧のときとかは家具とかを配置していないので広くは感じるが、実際家具を配置し始めるととても狭く感じた」(60代以上男性)といったコメントが寄せられたとのことです。
2位は「思ったよりも修繕・維持費が高い」(124人)でした。「私が購入したのは中古の一戸建て住宅です。住む前に一応は点検して必要と思われる箇所についてはリフォーム工事をしたのですが、実際に住んでみると当初気が付かなかったところにリフォームが必要なのが分かってきました。結果的に結構高額な費用の出費になってしまいました。中古住宅を購入する際には時間をかけて詳細に点検をした方がいいと思いました。もしかすると売主との価格交渉で安く購入することができるかもしれません」(60代以上男性)、「外壁塗装などの家屋のメンテナンスには意外とお金がかかります。また、自然災害で家屋が影響を受けることもあります。そのための地震保険を含めた火災保険の加入も必要で、思った以上にお金がかかると思います。それらの点を頭に入れておき、家を買う前に、あらかじめ家屋の将来の資産を出しておいた方がいいかもしれません」(50代女性)といった声が集まったということです。
そして、1位は「収納スペースの不足」(128人)となりました。「購入する時は広さは十分だと思いましたが、住んでいるうちに物が増えて収納スペースが足りなくなり、結果的に家の中に物があふれてきてて狭く感じるようになりました」(40代男性)、「住んでみて、収納が少ないのには困りました。ウォークインを作ってあったので大丈夫だろう。と思っていましたが服以外にも収納は必要だし、ちょっとしたクローゼットも必要でした」(30代女性)といった回答があったとのことです。
調査結果を受けて、同社は「購入金額が高額な人はローンの負担や維持費に不満の声が上がっており、購入する際にはローンだけでなく維持費や修繕費、保険なども含めて計算する必要があるといえるでしょう」とコメントを寄せています。
(オトナンサー編集部)
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