極楽湯 三島店は、富士山からの伏流水が地上に湧き出ている柿田川湧水群から約1.3kmほどの場所にあります。柿田川は国指定天然記念物に指定された清流。極楽湯があるのは、水の都・三島の中でも特に豊富な水に恵まれた土地です。

最寄り駅の伊豆箱根鉄道「三島広小路駅」からは徒歩15分ほど。JR三島駅・沼津駅からは無料のシャトルバスが運行しています。三島駅からは路線バスや三島市営巡回バスも利用できるので、公共交通機関でのアクセスも便利です。

無料駐車場はなんと200台！これなら駐車が苦手な筆者も楽々停められます。

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  極楽湯 三島店

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  絶え間なく水が湧き出ている柿田川湧水群は歩いて17分

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  広い駐車場。右奥には富士山が見えます。

早速、中に入ってみましょう。
靴を下駄箱にしまったら、券売機で入館券を購入。平日なら大人850円で時間無制限！9時のオープンから26時まで、最長17時間もいられちゃいます。計算したら1時間50円でしたよ！

バスタオルのレンタルやフェイスタオル、カミソリや歯ブラシなどが必要な場合も、券売機でチケットを購入します。

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  靴箱の鍵は自分で管理します。

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  支払いは現金以外にクレジットカード・電子マネー・コード決済も可能

受付で入館券と引き換えにICチップ付きのリストバンドを受け取ります。館内ではこのリストバンドがお財布代わりになり、食事やリラクゼーションメニューなど、館内で利用した分の支払いは、最後にまとめて精算します。

ちょっと話が逸れますが、お土産やお風呂グッズと一緒に地場野菜が売られているのが、とっても気になりました。温泉でさっぱりしたあと、お買い物もできちゃうなんて便利だわ〜。

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  フロント

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  館内着・タオル・レンタルバスタオル・ICチップ付きリストバンド

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  野菜が高騰している中、この値段は嬉しい！

リストバンドを受け取ったら脱衣所へ。

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  脱衣所にはベビーベッドや使用済み紙おむつ用のゴミ箱も。

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  ロッカーは自分の好きな場所を選んで使用します。

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  男性の脱衣所には日焼けマシーン。利用者は多いそうですよ。

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  女性用パウダールーム。無料のドライヤーと有料のドライヤーがあります。

次に温泉について紹介します。
こちらでは地下1300メートルから湧き出ている天然温泉を、水風呂・高濃度炭酸泉・ジェット風呂以外の浴槽で使用しています。さすが水の都、温泉の湧出量も豊富です。泉質はアルカリ性単純温泉。肌に優しい無色透明の美肌の湯です。

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  女湯露天風呂。雲がないと富士山が一望できるようです！

夏はぬる湯でリラックスできる内湯
内湯は「天然温泉 自然の湯」、ジェットバス、シェイプアップバス、電気風呂。「天然温泉 自然の湯」は人気アニメとのコラボで、色や香りがキャラクターに合わせて週替わりになることも。子どもやアニメ好きな人に大人気です。

出かけたのは猛暑の7月。お湯の温度は37〜38度、熱くても40度ほどとぬる湯に設定されていて、いつまでも入っていられそうでした。

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  女性用内湯

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  「天然温泉 自然の湯」は38.6度

男湯の電気風呂は強弱2種類あり、自分で強さを選べるようになっていました。女湯のシェイプアップバスは予約制。ホワイトボードにマジックで印をして、時間になったら利用します。これならみんな平等に楽しめますね。

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  強さが選べる電気風呂

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  シェイプアップバス用の予約表

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  人気のシェイプアップバス

ベビーバスやベビーチェアなど、小さな子ども向けのグッズは男女どちらの浴室にも用意されていました。
洗い場には、シャンプーなどのバスアメニティが完備されています。

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  オムツのとれていない子ども用のベビーバス

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  広々とした洗い場

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  シャンプー・コンディショナー・ボディソープ

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  女性用の洗い場にはReFaのシャワーヘッドもあり。

富士山が見える露天風呂
露天風呂も広い！
岩風呂は2段になっていて、上段は「富士見の湯」。文字通り富士山が見えます。しかも、普段見慣れている富士山とはちょっと違うんですよ。ここから見る富士山には、1707年の噴火でできた宝永山が正面にあるレアな風景。温泉に浸かりながら富士山が見られるって最高です。

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  男湯露天風呂。わずかに富士山が見えました。

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  男湯には壁に富士見窓もあります。

他には常滑焼（とこなめやき）のつぼに入る天然温泉の壷湯、パワーストーンの上に寝ころぶ「温鉱石 うたた寝湯」、高濃度炭酸泉があります。

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  天然温泉を独り占めできる壷湯

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  ぬるめのお湯でいつまでも入っていられる高濃度炭酸泉

水風呂と外気浴でととのうサウナ
露天エリアにタワーサウナもあります。 4段のサウナは最大25人が同時に利用可能な余裕のあるスペース。温度は男性は90～95度、女性は85～90度に設定されています。

そしてたくさんの人から絶賛されている水風呂。地下水、富士山の伏流水の水風呂です。ミネラルたっぷりで、冷たいのに肌がキンキンしない、マイルドで肌の表面にベールができたかのような、とってもやさしい水でした。

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  大きな窓から外が見える開放的なタワーサウナ

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  サウナの外はすぐ外気浴スペース。風が気持ちいい～～！

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  すぐ近くの柿田川湧水群の湧水と同じ水だと思うと、さらに感動してしまう水風呂。

湯上りは休憩室でゆったり休憩しましょう。男女別になっているので、女性ひとりでも安心して寛げます。

自由に読めるコミックは1600冊。こちらのコミックコーナーも3月のリニューアルで新たに設置されました。コミックコーナーができてから学生の利用が大幅に増えたそうです。取材時も湯上りに漫画を読んでいる大学生の姿が見かけられました。極楽湯を高校生や大学生の居場所にしたいと考えていたチーフのアイデアは成功したようです。

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  漫画大好きだという木村チーフセレクトのラインナップは学生に大人気！

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  お休み処でゴロゴロ寝ころびながら読むのもいいですね。

以前からあるキッズコーナーも、小さな子どもを連れたファミリーに好評です。夏は子ども向けイベントも多く開催されるので、遠出しなくても近くで家族みんな一緒に楽しめますね。

大人は有料のマッサージチェアコーナーへ。あまりの気持ち良さに思わず寝落ちしちゃいそうになります。

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  キッズ向けビデオが特に人気！

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  気軽に利用できるマッサージチェアでリラックス

ほぐし処 では、整体、足つぼ、韓国式あかすりなどのリラクゼーションメニューも体験できます。
韓国式あかすりは、夏の新陳代謝がアップしてるときに行うと効果がアップするそうですよ。

筆者はもみほぐし整体をお願いしました。
お風呂上がりのリラックスした身体で出かけ、施術着に着替えたら、ベッドの上でマッサージ。体中のツボを的確に押すことで、ほどよい痛みが内側まで届き、カチコチだった筋肉がどんどんやわらかくなっていくのがわかります。

最後はストレッチ。パソコンの前で作業することが多い筆者の体は、施術してくれた人も驚くほどガッチガチ！施術しながら、今の状態だと将来的に危惧される体への影響や、どのように対策したらいいかアドバイスをもらいました。自分でも今のままじゃダメだろうなと思っていたので、ハッキリ言ってもらってとってもありがたかったです。　

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  ほぐし処のカウンターで受付します。

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  施術着に着替えてベッドに横たわります。

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  体がやわらかくなったことで、空気が肺の奥深くまで届くようになった気がしました。

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  無理のない強さで、少しずつ、少しずつ、かたくなった筋肉を伸ばしてくれます。

人気はストレッチ20分を含んだ80分のもみほぐし整体だそうで、今回実際に体験してみて、プロに自分の体の状態を診てもらうのは、とっても大事だと実感しました。親身になったアドバイスにも感動！近くなら定期的にメンテナンスに通いたいです。

がっつり食べたい人向けの定食から、麺類など軽食まで、豊富なメニューが揃っているお食事処。どれもおいしそうで、なかなか決められないので、オススメメニューをいくつか選んでいただきました。

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  掘りごたつ式で足も楽々

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  家族や仲間とゆったり過ごしたい時に利用したい有料の個室

まずは、天ざるそば。
極楽湯のおそばは、つなぎを使わない100%そば粉の十割そば。口に入れた瞬間は少しそば粉のザラつきを感じますが、噛みしめるたび口の中に広がるそばの香りがたまりません。

添えられた天ぷらは、海老、キス、ナス、カニカマ、さつまいも、オクラ。衣がサクサクです。

おいしいだけじゃなく、十割そばは食べても血糖値があがりにくく、食物繊維も多く含んでいるのでダイエットにもぴったりのメニューです。なので、天ぷらも罪悪感なくおいしくいただきました。

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  天ざるそば　1,210円（税込）

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  コシがあるのに喉越しはなめらか。

お次は極楽冷麺。
極楽湯の中で冷麺は人気メニューのひとつなのですが、他店では季節限定メニューとなっていて、夏場しか食べられません。でも、三島店では1年中極楽冷麺を食べることができるんです。しかも、他店では冷麺に入っているのがチャーシューですが、三島店だけローストビーフなのです。

ちょっとスペシャルな極楽冷麺。レモンとお酢でサッパリと、暑い夏でもちゅるちゅる食べられる夏バテ知らずのメニューです。

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  極楽冷麺　890円（税込）

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  三島店限定のローストビーフ

最後はドリンクからリポスパ。
リポビタンウォーターICEスパークリング、通称リポスパです。リポビタンウォーターを炭酸水で割った大正製薬と極楽湯がコラボした極楽湯限定サウナドリンク。
ひとくち飲んで、ガツンと濃い味に感動！ゴクゴク飲めて、体の内部から潤っていく気がします。
実は取材した日の翌日（7月20日）から、さらにパワーアップ。現在グラスで提供しているリポスパがジョッキでの提供になるとのことでした。ジョッキ嬉しい！サウナのあとに、一気に飲みたい！

ソフトクリームやシェイクなど、ちょっぴり甘いものが食べたいときは食事処の横にある軽食コーナーへ。気軽にオーダーできます。

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  リポスパ　390円（税込）

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  その場で注文できる軽食コーナー

3月のリニューアル箇所について木村チーフにお話をお聞きしました。

既に紹介したICチップ付きリストバンドと自動精算機の導入、コミックコーナー以外では、フロアーの色をダークブラウンからライトブラウンに、また靴箱を華やかに塗り替えました。全体的に明るくなった館内はお客様にも好評とのこと。

お食事処ではタブレットから注文できるようになったので、わざわざスタッフを呼ぶこともなくなり、お客様だけじゃなくスタッフの負担も減ったそうです。
キャッシュレス決済ができるようになったのも、若い人を中心に評判が良いそうですよ。

リストバンドやタブレットの導入は、スタッフの仕事を減らし、その分お客様への対応に手間や時間を使えるようになり、お客様、スタッフともに今回のリニューアルは大好評とのことでした。

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  お話を伺った木村チーフ。お客様に評判の華やかになった靴箱の前で撮影。

駐車場内には事前予約制で有料の車中泊用のスポットも2台設置されています。取材時は海外からの観光で来日した方たちがレンタカーで利用していました。
車中泊に関してはこちらを参照してください。
RVパークsmart　極楽湯 三島店
　
地元に根付いた温浴施設ですが、観光の拠点ともなる便利な場所。遠方の方も足を運んでみてください。