今回訪問した「しまなみ温泉 喜助の湯」は、サイクリングの聖地「瀬戸内しまなみ海道」の四国側の拠点に立地していることもあり、国内外から多くのサイクリストが来訪。汗を流し、身体を癒せる“場所・モノ・コト”が用意された「TRANSIT（トランジット）」の場としても活用されています。
スポーツバイク専門誌において4年連続で「日本一サイクリストが集まる温泉」の称号を獲得し、殿堂入りも果たしています。
そういった背景からサイクリストに嬉しいサービスが充実しているのはもちろんですが、温浴施設の本質的な部分でも満足度は抜群。日常的に利用する地域の人達も多く訪れています。

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  JR今治駅から徒歩2分という便利な立地。広々とした駐車場も用意。

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  入口にはサイクリングをフィーチャーした大きなグラフィックが設置されています。

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  入口脇には、ロードバイクを1台ずつ収納できる「自転車ロッカー」も11台分用意。24時間防犯カメラで監視しているので、安心して預けておけますよ。

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  エントランスを入ると目の前の壁に本物の自転車が飾ってありました！

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  なんと、温浴施設でありながらレンタルサイクルも利用可能。本格的なe-bikeのほか、近隣の散策に便利なミニサイクルもラインアップ。

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  自転車で来館しなくても、気軽に聖地でのサイクリングが楽しめます。そのまま泊まることもできるので、旅行のプランに織り込むのもおすすめ！

メインとなるお風呂エリアは1階。高濃度炭酸風呂をはじめ、炭酸電気風呂、流水 歩行浴、美肌の湯 岩風呂など、10種類以上の浴槽が用意されています。
しかも、すべての温浴槽に注がれているのは、天然温泉。贅沢な入浴タイムが思い思いのスタイルで過ごせます。

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  内湯の壁一面に描かれた大きな壁画が目を引きます。男湯は、江戸人たちが瀬戸内しまなみ海道を眺める観光名所で楽しんでいる様子を描いたもの。

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  こちらは女湯。女の子が愛媛の自然の守り神たちにミカンを届けているストーリー。心も温まりますね。

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  内湯のメインとなるのは広々とした高濃度炭酸風呂。疲労物質の排出を促す効果もあるので、サイクリング後にもピッタリ。（撮影のため水着を着用しています）

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  リハビリや腰痛対策、ダイエットにもおすすめの「流水 歩行浴」。

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  ゆったりリラックスして半身浴ができる「寝湯」(男湯のみ)。

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  リラックス効果と、強力なヒーリング効果が期待できる「翡翠風呂」(女湯のみ)。

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  水中と気泡が心地よい「シルク風呂」（リラクゼーションバス）。

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  半露天で外気を感じながら温まれる「美肌の湯 岩風呂」。

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  仕切りがあって使いやすい洗い場。椅子が何種類か用意されているのが嬉しいポイント。

そしていよいよ、今回のモデルたちも楽しみにしているサウナへ！

2施設ある「喜助の湯」のサウナ好きのメンバーが立ち上がり、2021年4月に「kisuke Sauna club」（kSc）を結成。特色あるサウナ開発を進めています。
こちらの「しまなみ温泉 喜助の湯」には、男女それぞれに2タイプのサウナをラインアップ。男湯ではセルフロウリュの「サウナ小屋」とオートロウリュ・セルフロウリュウの「墨サウナ」が、女湯ではスチームサウナの「みかんサウナ」とオートロウリュの「スタジアムサウナ」を楽しめます。

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  男性露天エリアに建つのは、本場フィンランドでサウナ作りの本質を学び「ロウリュの法則」を忠実に再現し、取り入れられた「サウナ小屋」。

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  地元愛媛県の名産品、新宮茶を使ったセルフロウリュも可能。入って左奥には一段高いスペースを用意。「勇者席」と称され、ワンランク上の熱さが体験できます。

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  30分に1度、1日34回のオートロウリュが行われる「墨サウナ」。日本の伝統的な奈良墨と渋墨を使って、フィンランドのスモークサウナを再現したものです。

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  天井にあるものすごい数のダクト！オートロウリュ時には業界最大級の送風機が稼働し、これらから「風神熱波」と呼ばれる暴熱風が吹き荒れます。

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  「墨サウナ」でもセルフロウリュが可能。サウナストーンは地域の伝統工芸品である菊間瓦によるもの。ほかでは体験できないサウナ浴を楽しみましょう！

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  サウナルームの入口には便利なサウナハット掛けもありますよ。

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  水風呂は水温16度設定。チラーによって絶妙な水温に保たれています。

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  サウナを出てすぐの場所には一気にクールダウンできるユニークな「桶シャワー」も設置！

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  クールダウン後は、お風呂エリア内各所に用意されたチェアやベンチで「ととのい」のひとときに浸りましょう。

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  女湯の露天にはかわいくて愛媛らしい、地元今治市の怪島（けしま）をかたどった「みかんサウナ」が建っています。

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  「みかんサウナ」の装飾には、約240年の歴史を誇る愛媛の伝統工芸品「砥部焼」が採用されています。

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  女湯の内湯エリアにある「スタジアムサウナ」でも、男湯同様「風神熱波」のオートロウリュが体験できます。

お風呂エリアがある1階には、基本料金で利用できる休憩スペースをはじめ、キッズルームや物販コーナー、ボデイケア施設などが用意されています。

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  階段状のベンチがある、広々とした休憩スペース。

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  森のなかの秘密基地をテーマにしたキッズルームも用意。

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  マッサージチェアは、嬉しいことに無料！

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  オリジナルのサウナグッズなど、物販コーナーも充実。

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  240年以上の伝統がある地域の工芸品「砥部焼」の器なども購入できます。

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  こだわりのサウナドリンクなども提供する「SHIMA CAFE」。湯上がりの1杯はこちらで。

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  ボディセラピーやフットセラピー、あかすりなどのほか、ストレッチ専門コース「ストレッチアシスト」も体験できる「手もみ処 癒和（ゆわ）」。

「しまなみ温泉 喜助の湯」では、お風呂やサウナだけでなく、食事もとっても魅力的。
「うどんと唐揚げ酒場 かめや」では、名物の肉うどんや鶏唐揚げをはじめ、ご当地グルメの今治玉子飯や「サ飯」にピッタリな旨辛麻婆丼など、目移りするようなメニューが並んでいます。

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  50年以上の長きにわたって愛されている、お店の看板メニュー「肉うどん」。甘めのつゆは、柔らかく煮込んだ牛肉と好相性。もちろん、うどんそのものもハイクオリティです。

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  もう1つの看板メニュー「名物唐揚げ」。

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  うどんに使われているかつお出汁をベースに、にんにく、しょうが、各種スパイスをアレンジ。ビッグサイズで食べごたえアリ！

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  「しまなみ海賊骨付き親鳥焼き」も注文！弾力のある歯ごたえ、滋味あふれる味わい、噛めば噛むほど旨味が感じられる1品。ビールやお酒のお供にもピッタリ。

館内の2階と3階の利用は、追加料金が必要な特別のスペース。
低温サウナやプレミアムラウンジがあり、専用のウェアを着てゆったりと翌日の10:00まで過ごすことができます。

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  2階にある「低温サウナ」では、好みの石の上でゆっくりとくつろぎながら発汗でき、セルフヨガやヨギボーなど、好きなスタイルで過ごせます。

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  低温サウナの隣には「クールダウンルーム」があり、温まった身体をキリッと冷やせますよ。

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  2階にはフォトジェニックな休憩スペースも。

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  3階は「プレミアムラウンジ」のスペース。中心となるのは、炎が揺らめく焚き火のオブジェを中心としたグランピングテイストの「ゲストラウンジ」。

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  天井まであるコミックが詰まった本棚の壁に囲まれたコミックエリア。蔵書数は約10,000冊！

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  カップルにもおすすめなハニーシートも。

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  階段状のベンチでカジュアルに過ごすのもおすすめ。

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  フリードリンクコーナーでは、コーヒー、紅茶が楽しめます。

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  ちょっとした調べものや作業ができるコワーキングスペース。

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  テレビ付きのリクライニングシートが並ぶエリア。仮眠をとる人もみられます。（女性専用席）

3階の一角は「喜助の宿」という宿泊施設になっています。
受付で渡される専用のリストバンドをかざして宿泊エリアに入室する仕組みとなっているので、宿泊者以外は出入りできません。
2段のカプセルホテルのようなスペースとなっており、プライバシーを保って利用できるので安心して宿泊できます。

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  宿泊には事前の予約が必要ですが、当日でも空きがあれば泊まることが可能。念のために電話で確認するのがおすすめです。

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  「喜助の宿」にもコミックが多数用意されています。

サイクリスト向けて細かいところまで行き届いたサービスを提供するとともに、本格的なお風呂やこだわりのサウナも備えた「しまなみ温泉 喜助の湯」。
この地域ならではの食事が味わえるうえに、終夜利用や宿泊も可能とあれば、ここに来ることを目的として今治を訪れてみてもよいのではないかと思えるほど、満足度の高い地域に密着した施設でした！