掲載日:2022.10.11
「写真入りの年賀状をきれいに印刷したい」「印刷費用をできるだけ抑えたい」など、年賀状印刷の際に重視するポイントは人それぞれです。しかし、きれいに印刷する方法や費用を抑えて印刷する方法が、よくわからない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、年賀状の印刷方法を4つ紹介し、それぞれのメリットや方法を解説していきます。自分の希望に合った印刷方法を探す参考にしてください。
【印刷方法1】自宅のパソコンとプリンターを使う方法
自宅にパソコンとプリンターがある人は、自宅での年賀状印刷が可能です。
自宅で年賀状を印刷するメリット
自宅での年賀状印刷には、必要なときに必要な枚数だけを気軽に印刷できるメリットがあります。費用もインク代程度で済むため、他の方法に比べてコストが抑えられるのもうれしいポイントです。
自宅で印刷する方法
自宅で印刷する際のプリンターの設定方法と、WordとExcelを使った宛名面印刷の方法を解説します。
・プリンターの設定方法
プリンターの設定方法は、所有しているパソコンがWindowsかMacかによって異なります。
<Windowsの場合>
① 年賀状を作成したアプリケーションソフトの「印刷」を選択
② 使うプリンターを選択し、「詳細設定」や「プリンターのプロパティ」をクリックしてプリンターの「印刷設定」画面を表示
③ はがきの種類と印刷面を設定
④ はがきをプリンターにセットして印刷を開始
<Macの場合>
① アプリケーションの「ファイル」メニューから「ページ設定」を選択
② 「対象プリンター」で使用するプリンターのモデルを選択→「用紙サイズ」で「はがき」を選択→印刷の方向を設定→「OK」をクリック
③ アプリケーションの「ファイル」メニューから「プリント」を選択
④ 「印刷設定」を選択し、はがきの種類と印刷面に合わせて「用紙種類」を選択
⑤ 印刷を実行
・WordとExcelを使った宛名面印刷の方法
WordとExcelを使えば、自宅のプリンターで宛名面を印刷でき、手書きする手間と時間を省けます。
① Excelであらかじめ住所録を作成しておく
② Wordを起動し、「差し込み文書タブ」をクリック→「はがき印刷」をクリック→「宛名面の作成」をクリック→「はがき宛名面ウィザード」が開くので「次へ」をクリック
③ はがきの種類で「年賀/暑中見舞い」にチェックを入れ、「次へ」をクリック
④ はがきは縦書きか横書きかを選択し「次へ」をクリック
⑤ 宛名/差出人のフォントを選択し、縦書きの場合の書式を選択→「次へ」をクリック
⑥ 差出人の住所を入力し、「次へ」をクリック
⑦ 「既存の住所録ファイル」にチェックを入れ、「参照」をクリック→住所ファイルを選択して「開く」をクリック→「次へ」をクリック→「完了」をクリック
⑧ 「テーブルの選択」ウィンドウが開くので「OK」をクリック
⑨ 完成→印刷を実行
【印刷方法2】コンビニで年賀状をプリントする方法
コンビニに設置してあるマルチコピー機を利用すれば、手軽に年賀状の印刷ができます。
コンビニで年賀状をプリントするメリット
コンビニは24時間営業している店舗が多くあるため、早朝でも深夜でも、印刷したいと思ったときにすぐ対応できるメリットがあります。その場で印刷できてすぐに持ち帰れるので、「今日中に投函したい」「忙しくて印刷に時間をかけられない」という人にとっては、特に便利なサービスといえるでしょう。
また、コンビニを利用すれば自宅にプリンターを置いておく必要がないため、プリンターの購入費用やランニングコストを節約できるメリットもあります。
コンビニで印刷する方法
コンビニでの印刷方法には「データを持参する方法」と「インターネットでデータを送信して印刷する方法」の2つがあります。
データを持参する場合は、データを保存したUSBメモリなどをマルチコピー機に接続するか、スマートフォンに保存したデータをWi-Fiや赤外線通信で読み込ませます。マルチコピー機の操作画面にデータファイルが表示されたら希望のファイルを選び、プリントを開始しましょう。
インターネットでデータを送信する場合は、ネットプリントサービスを利用します。使用するサービスは、セブン-イレブンなら「ネットプリント」、ローソンとファミリーマートなら「ネットワークプリント」です。各サービスのクラウド上にデータをアップロードすると予約番号が発行され、その番号をマルチコピー機に入力すると印刷できます。
なお、セブン-イレブンでは持ち込んだ年賀はがきに印刷可能ですが、ローソンとファミリーマートでは持ち込みはがきを利用できない点に注意しましょう。
おもなコンビニでの印刷料金を下記にまとめました。
|
白黒 |
フルカラー |
セブン-イレブン |
20円 |
60円 |
ローソン |
20円(ネットワークプリントは30円) |
60円(ネットワークプリントは70円) |
ファミリーマート |
20円(ネットワークプリントは30円) |
60円(ネットワークプリントは70円) |
【印刷方法3】インターネットの注文印刷で年賀状を印刷する方法
年賀状を用意する際には、インターネットでの注文印刷も多く利用されています。インターネット注文印刷のメリットと注文方法は、下記のとおりです。
インターネットの注文印刷で年賀状を印刷するメリット
インターネットの注文印刷では、高性能プリンターが使用されるため仕上がりが美しく、印刷ミスやインク切れ、紙詰まりなどの心配がありません。年賀はがきの購入や印刷にかかる時間も削減できます。
インターネットで注文印刷をする方法
一般的に、年賀状のインターネット注文は次の流れで行ないます。
① 土台となるデザインを選ぶ
② 写真アップロード、メッセージ入力などをしてデザインを決定する
③ 宛先情報を登録する
④ 注文を確定する
⑤ 完成した年賀状が自宅に届く
なかには、宛先情報を登録すると、投函を代行してくれるサービスもあります。各社さまざまなオプションがあるため、よく比較検討して選びましょう。
【印刷方法4】写真屋さんで年賀状を印刷する方法
写真屋さんでも、年賀状の印刷サービスを行なっているところがあります。
写真屋さんで年賀状を印刷するメリット
写真屋さんは印刷のクオリティが高いため、写真の質を重視したい人におすすめです。プリント写真の持ち込みでも画質を落とさずに印刷でき、データが残っていなくても安心して注文できます。
また、店舗ではわからないことを直接質問・相談できるため、機械やインターネット操作が苦手な人も利用しやすいでしょう。
写真屋さんで印刷する方法
写真屋さんで注文する場合、店舗で直接注文する方法とインターネットで注文する方法があります。
店舗窓口で注文する際は、カタログでデザインを選んだり注文書を記入したりといった手続きを行ないます。申し込みの際は、年賀状に印刷したいプリント写真かデータを忘れずに持参しましょう。
インターネットによる注文では、気に入ったデザインを選んで写真データをアップロードします。デザイン面の編集や差出人情報の追加を行なって注文完了です。仕上がった年賀状は、店舗での受け取りか自宅への配送を選べることが多いでしょう。
年賀状印刷におすすめのブラザープリンター・複合機!
ブラザーでは、ご家庭のさまざまなシーンで便利に使えるプリンターを多数そろえています。ここでは、年賀状印刷におすすめの2機種を紹介します。
きれいな年賀状を素早く印刷できる「DCP-J926N-W/B」
「DCP-J926N-W/B」には、富士フイルムのインクジェットペーパーである「画彩 写真仕上げPro」に対応の専用モードが搭載されています。このため、自宅でも美しいプリントができ、写真入りやカラフルなデザインの年賀状をきれいに仕上げることが可能です。スマートフォン・タブレットからの操作でも印刷できます。
スマートフォンからでも年賀状を印刷できる「DCP-J1200N」
「DCP-J1200N」は、大容量インクカートリッジに対応しているためインク切れを起こしにくく、大量の年賀状を印刷する場合におすすめです。ブラザーオリジナルの「Brother はがき・年賀状プリント」を使えばスマートフォンから簡単に印刷できるため、普段あまりパソコンを使わない人も気軽に使いやすいでしょう。
まとめ
年賀状の印刷方法にはさまざまあり、それぞれメリットが異なります。費用を抑えて気軽に印刷したいなら自宅で、相談しながら進めたいなら写真屋さんでなど、重視したいポイントに合わせて印刷方法を選びましょう。
自宅で印刷するには、素早く美しく仕上がるブラザーのプリンターがおすすめです。
●年賀状づくりにおすすめのプリンターラインアップ
※この記事の内容は、2022年10月現在のものです。
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