おんがえしの blog

作ったプログラムと調べた技術情報

C, C++の#include指定をanythingで補完入力可能にする、anything-include.elを作りました。

EmacsWiki: anything-include.elをemacs-wikiにupしました。
#includeって何回も色々な場所で打ち込む可能性が高いものなので、履歴管理と補完入力が出来ると便利だと思って作成しました。

これは何?

  1. C, C++向け。
  2. #includeの履歴を保持して再利用可能にするanything-source。
  3. #include <..> や #include ".." をコピーまたはキルすると、履歴用変数に記録され、anything経由で補完入力可能です。
  4. 履歴は ~/.anything-include というファイルに保存するのでセッションが切れても再利用可能です。
  5. 複数行コピーしたりキルしても、一行ずつ解析して履歴に保存するので、ファイル全体をコピペするとそのファイルで使われている#includeマクロが全て履歴に追加されます。

使い方

1. .emacsに以下の記述を追加して下さい。

(require 'anything-include)

2. anything-sourceに 'anything-c-source-include' を追加して下さい。どこに追加するかはあなたの好みに合わせてご自由に!

(setq anything-sources
      (list anything-c-source-buffers
	    anything-c-source-files-in-current-dir
	    anything-c-source-recentf
	    anything-c-source-emacs-commands
	    anything-c-source-info-pages
	    anything-c-source-include
	    ))

3. 必要であれば以下の変数をカスタマイズして下さい。

(setq anything-include-save-file "~/.anything-include")
(setq anything-include-max-saved-items 100)