こんにちは。ライターの寺悠迅です。
文具店でdot é pen(ドットエペン)なるものを買いました。
マーカーのペン先が四角くて『簡単にドット絵が描けちゃうペン』だそうです。
ノートなどにお手軽にドット装飾が施せちゃう!
……というのが主な使い方だとは思うのですが、僕はおもいっきり既存ゲームのドット絵を描いて楽しんじゃう。ゲームが好きだから。
ちなみに四角マーカーの反対側は細字ペンになっています。実用性~!
さて、手始めにアレいっとくか……この三色で描けるドットのキャラといえば……
そうだね! みんな大好きスペランカーだね!
実は当初、購入したのはレッド・ブルー・オレンジの三色だけでした。愛してやまないスペランカーのドット絵さえ描ければそれで良いと思ったのだから……
ところが、思ったよりアナログで描くドットが楽しく、気がつけば翌々日には全色揃えていました。その上、こうして記事まで書いている。
カラーは全部で16色!
2進法的にキリの良い数字でレトロゲームを彷彿とさせてくれますね。ニクイぜ。
ここで迂闊に『ファミコンを彷彿とさせます』などと書いてしまうと『同時発色数※16ならファミコンというよりMSXやSG-1000だろ』と有識者から指摘が入りますからね。『そもそも透明色を1色として数えるのか?』の等の声も届くかもしれない。
※同時発色数……昔のゲーム機はスペックの問題で、一度に画面に表示できる色数が限られていた
うるせ~!! 知らね~~~~!!!
以下、作例の大義名分のもと、趣味のひけらかしをやっていきます。
◆ 作例集(基本編)◆
マリオ(スーパーマリオブラザーズ)だ!
はじめに出すべきはスペランカーじゃなくてこっちだったかもしれないな……
スーパーマリオブラザーズ3の方のマリオも出しておこう。
カーくん(星のカービィ)だ!
カーくん(魔導物語 / ぷよぷよ)だ! ばよえ~ん
どせいさん(MOTHERシリーズ)だ! ぽえ~ん
ノートのラクガキシリーズ。ピリオドを喰らうパックマン
ノートのラクガキシリーズその2。きこりの与作(カセットビジョン)
カラフルな画が続きましたが、シンプルに黒と灰色だけでもゲームボーイっぽいドット絵が描けます。画像は初代ポケットモンスターのアイコン(?)とコイルのようなもの。
◆ 作例集(ウル技編)◆
応用編。『ウル技』はウルテク(ウルトラテクニックの略)と読みます。
●アニメーションにしよう
枚数を描いてアニメーションだって作れる。
好きだからスペランカーのキャラばっかり描いちゃおう。これは幽霊。
こっちはコウモリ。
原作にないドットまで描いて360度回転させちゃう。
こういうアニメのエンディングありますよね。なんかアナログ風味の絵が動いてるやつ。
●ネガポジ反転を使おう
黒地に白いドット絵を描きたい場合、黒で描いた後で画像を明暗反転させてしまいましょう。デジタルで加工してはいけないなんてルールは無えぜ。
画像はフラウィ(Undertale)をイメージ。背景が黒いゲームはこのテクニックを使うと雰囲気が出る。
応用技で色の反転も。画像はカーリー(洞窟物語)。
●切り抜いてみよう
おや、なんだいコイツは。MOTHER2の敵キャラ『オレナンカドーセ』?
あっ!!
ジョイメカファイトのスカポンだ!!!
ジョイメカファイトはファミコンの格闘ゲーム。ただのカッターマットが一転、まるで格ゲーのトレーニングモードステージに。
●大きいドット絵を描いてみよう
Q. 一部を拡大した写真です。これなーんだ?
A. ポケットモンスター(青バージョン)のゴルバット
◆どっとつかれてさようなら
最後は僕の渾身のオリジナルドット絵でお別れしましょう。
どっとはらい
(『これでおしまい』の意)