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LIFESTYLE

2025.01.04

ホワイトデーのお返しには意味が込められている! お菓子と小物に分けて紹介

ホワイトデーのお返しとして何を選ぶのかによって、それぞれ意味が異なるとされています。例えば、グミは「あなたのことが嫌い」という意味です。実際にどのような意味があるのか、お菓子と小物に分けてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【お菓子編】ホワイトデーのお返しの意味

バレンタインデーにチョコレートをもらったら、ホワイトデーにはお返しをすることが一般的です。バレンタインデーはパートナーや友人などに愛と感謝を込めてチョコレートを贈ることもありますが、「好きです」という告白の代わりにチョコレートを贈ることもあります。

告白代わりにチョコレートを贈る場合、ホワイトデーに受け取るお返しが「告白に対する返事」を意味すると考えることも少なくありません。バレンタインデーにチョコレートを受け取った方は、相手に誤解を与えないためにもホワイトデーのお返しの意味を正確に理解しておきましょう。

また、バレンタインデーにチョコレートを贈った方も、ホワイトデーのお返しの意味を知っておくと、相手の気持ちを正確に読み取れるかもしれません。ただし、相手がホワイトデーのお返しの意味を気にしていない可能性もあるので、告白の返事は実際の言葉で聞くようにしましょう。

フィナンシェ クッキー
(c)Adobe Stock

キャンディ・飴は味によって異なる

キャンディや飴は「あなたが好きです」という意味を示しているといわれています。また、キャンディや飴は硬いことから「関係が壊れにくい」という意味や、甘く、口の中でなかなか溶けないことから「甘い関係を望んでいる」「付き合いが長続きする」といった意味があるといわれています。

これらの意味を踏まえ、本命にバレンタインチョコをもらったときは、キャンディや飴をお返しに選びましょう。また、チョコレートを贈った場合は、キャンディや飴をホワイトデーに受け取れば告白成功と判断してもよいかもしれません。

キャンディや飴をお返しとして選ぶ場合、味によって意味が異なります。いずれも「あなたが好きです」というベースの意味は同じですが、少しニュアンスが異なるので注意しましょう。

・いちご味:恋をしている、結婚する
・オレンジ味:幸せな花嫁
・レモン味:真実の愛
・グレープ味:恋に酔いしれる
・メロン味:素敵なデートをしよう
・りんご味:運命の相手

友だちにはクッキーやチョコレート

クッキーは「友だちでいよう」という意味を示しているといわれています。クッキーはサクサクとしたドライな食感から、さっぱりとした友人関係を意味します。また、クッキーは何枚もまとめて贈ることが一般的なので、「いくつもある中の1つ」といった意味と捉えることもあります。

チョコレートは「もらった気持ちをお返しします」「現状維持」といった意味があるようです。

マシュマロとグミは「あなたのことが嫌い」

マシュマロとグミは「あなたのことが嫌い」という意味を示しています。バレンタインデーにチョコレートを受け取ったけれど、苦手な相手だったときは、マシュマロやグミを渡してもよいかもしれません。

マシュマロは口の中ですぐに溶けるので、長続きしない関係を示しているようです。また、グミは安価で手に入りやすいことや、噛むとすぐになくなってしまうため、嫌いなときに渡すのに適しているとされています。

とはいえ、わざわざバレンタインチョコをくれた人に対して「あなたのことが嫌い」と伝えるのは失礼なことです。相手がつきまとって迷惑を被っているなどのケースを除き、チョコレートやクッキーなどの無難なお菓子を渡すほうがよいでしょう。

なお、マシュマロには「あなたからもらったチョコレート(気持ち)を優しく包んでお返しします」という意味もあるそうです。しかし、相手がマシュマロのポジティブな意味を知らない可能性があるので、避けておくほうが無難でしょう。

特別な人にはマカロンやマドレーヌがおすすめ

マカロンには「あなたは特別な人」、マドレーヌには「もっと仲良くなりたい」という意味があります。相手のことをもっとよく知りたいときや普段から気になっていたときは、マカロンやマドレーヌを贈ってみてはいかがでしょうか。

また、マカロンやマドレーヌは、チョコレートやクッキー、キャンディと比べると食べる機会が少ない傾向にあります。受け取る側も特別感を感じる可能性があるので、印象づけたいときにもおすすめのお返しです。

【小物編】ホワイトデーのお返しの意味

ギフトボックス
(c)Adobe Stock

ホワイトデーのお返しとして、お菓子以外を渡すこともあります。ファッション小物を渡すときも、お菓子と同様、意味を正確に知っておくようにしましょう。

本命には指輪がおすすめ

指輪には、「永遠」や「結婚」などの意味があります。本命からバレンタインチョコを受け取ったときは、お返しとして指輪を贈ってみるのもいいでしょう。

ただし、付き合ってもいないのにいきなり指輪を贈るのはハードルが高すぎます。また、受け取ったほうも戸惑ってしまうかもしれません。特別感のある指輪は、恋人としての付き合いが長い場合や、将来を真剣に考えている相手に贈りましょう。

ブレスレットやネックレスは慎重に

ブレスレットやネックレスには、「束縛」や「独占」の意味があります。恋人に贈るプレゼントの定番ですが、重たく捉えたれてしまうこともあるので注意が必要です。

相手から「お返しにネックレスが欲しいな」と言われている場合以外は、気をつけて贈りましょう。

ハンカチには別れの意味がある

ハンカチには「別れ」の意味があります。相手と別れたい場合を除き、贈らないほうがよいでしょう。

小物を贈りたいけれどもあまり予算がないときは、ハンドクリームなどがおすすめです。ハンドクリームには特に意味がなく、友人関係でもお返しに贈ることができます。

ホワイトデーのお返しはどのように広がった?

マシュマロ
(c)Shutterstock.com

ホワイトデーのお返しの意味は、長い歴史の中で自然に決まったのではありません。諸説ありますが、作為的に決められたというのが通説です。

老舗菓子店が由来という説

バレンタインデーにチョコレートを渡すことが日本の文化として定着してきたころ、福岡の老舗菓子店が「お返しがないのは不公平」と考えたそうです。3月14日を「マシュマロデー」としてマシュマロを贈ることを思いつき、新しい習慣としてキャンペーンを展開しました。

なお、3月14日がマシュマロデーになったのは、マシュマロ屋さんと取引先のデパートとの話し合いによって決まったといわれています。バレンタインデーの丁度1ヶ月後なので覚えやすく、習慣化しやすいと考えたようです。

飴協会によって本格的に広まった

3月14日がホワイトデーと呼ばれる前は、マシュマロデーやフラワーデーなどさまざまな呼ばれ方をしていたようです。呼び方を統一するために全国飴菓子工業協同組合が「ホワイトデー」という呼び名を提案し、バレンタインデーのお返しの日として本格的に定着しました。

欧米にはホワイトデーはない

ホワイトデーは日本独自に生まれた記念日のため、欧米にはありません。なお、世界的に3月14日は「円周率の日」として知られていて、パイを食べることもあるようです。

ホワイトデーのお返しで「ありがとう」を伝えよう

プレゼントを受け取っているイメージ
(c)Shutterstock.com

ホワイトデーのお返しは、バレンタインデーのプレゼントに対するお礼を伝える意味もあります。チョコレートやクッキー、キャンディなどの定番のお菓子だけでなく、ハンドクリームやマドレーヌなどもお返しとして選ぶことができます。

相手に不快な思いをさせないように、できればネガティブな意味のあるものは避け、心を込めて贈りましょう。

TOP画像・アイキャッチ/(c)Adobe Stock

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