「お前FAだろ、中日しかないよな？」NHK解説者が明かすFA移籍“星野監督の電話”「巨人もオファーがあるのに」…佐々木朗希の獲得球団も予想「ドジャースしかできないことも」

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「ドジャースくらいしかできない」

　シーズンオフは選手の移籍が話題になるが、今季の目玉は佐々木朗希（23歳）だろう。佐々木は、11月にポスティングシステムを利用し、メジャー挑戦することを表明。かねてから渡米が噂されていたが、ついに球団も了承し、実現したわけだ。

「メジャーでは、『ピッチャーとしては佐々木は大谷より上』と評価されている。あの年齢で完全試合するんだから、俺もすごいと思うよ。夢を追っているんだから、佐々木には頑張ってほしい。でも、メジャーの中4日という登板間隔の中で、ローテーションを守れるかどうか。佐々木は中6日の日本でも1年間投げ切れていない。登板間隔が短く、ボールやマウンドの質も違うメジャーでは、さらに故障のリスクは高まるだろうね」

　怪我のリスクはありつつも、すでに複数の球団が獲得に動いているという報道も出ている。武田氏は先述したローテーションの観点から、獲得する球団を予想した。

11月17日のファン感謝イベント。打席に立ち、安打を放った佐々木朗希　©JIJI PRESS

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「メジャーのほとんどのチームは中4日で回るように先発ピッチャーを揃えている。その中で、佐々木に中5～6日で投げさせてくれるチームはあるのかと。そう考えるとドジャースくらいしかできないわけ。なぜなら、大谷がいるからドジャースはピッチャーがひとり少なくて済んでる。大谷との兼ね合いでタイミングを測れば、中5～6日でも投げられるかもしれないね。まあ、それでも最初は故障すると思うな」

　佐々木が故障すると武田氏が思うのは、なぜなのか。

「ローテーションを守れてないこともあるけど、手が長い人は怪我しやすいんだよ。やっぱり、しなればしなるほど負荷がかかって、故障しやすいから。俺なんて手が短いから腕は全然怪我しなかったけどね。あと、大谷とかと比べても、体が大きくなるスピードが遅い。もちろんトレーニングはやってるんだろうけど、もっと体を作れば故障リスクは減るかもね」

「佐々木朗希、あれはよくなかった」

　一方、佐々木のポスティング自体には賛否両論ある。メジャー挑戦は、佐々木個人の自由だが、ロッテ在籍5年間で規定投球回に達せず、チームを優勝させることもできなかった。ゆえに、「わがままだ」という批判があがっているのだ。

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