マネックスポイント投資が、2022年10月20日(木)18:00から始まりました!
- マネックスポイント投資でできることは?
- やり方は?
- メリット・デメリットは?
本記事では、マネックスポイントでマネックス証券の投資信託を買える「マネックスポイント投資」について解説します。
楽天ポイント投資やSBI証券のVポイント投資の「マネックスポイント版」ですね。
5分くらいで、マネックスポイントのやり方や、メリット・デメリットが分かるので、ご一読いただけますと幸いです。
「マネックスポイント投資」ってどういうサービス?
2022年10月20日(木)から、マネックスポイント1ポイント=1円として、マネックス証券の投資信託の買付に利用できる「マネックスポイント投資」が開始しました。
マネックスポイント投資 | |
---|---|
利用するポイント | マネックスポイント |
利用できる証券会社 | マネックス証券 |
利用できる人 | マネックス証券口座保有者 |
利用可能な口座 | 特定口座、一般口座、NISA口座 |
日本株購入 | × |
米国株購入 | × |
投資信託購入 | ○ |
投資信託積立 | × |
現金との併用 | ○ |
手数料 | 0円 (投信購入にかかる手数料は別) |
ポイント利用上限 (いくらまで?) | 5,000,000ポイント (1日あたりかつ1注文あたり) |
ポイント利用下限 (いくらから?) | 1ポイントから |
ポイントレート | 1ポイント=1円 |
マネックスポイント投資をひとことで言うと「貯めたマネックスポイントを使って、マネックス証券の投資信託を購入できるサービス」です。
具体的に、どういうサービスなのかを詳しく解説していきましょう!
公式リンクマネックスポイント投資の詳細
マネックスポイントで投資信託を購入できる=マネックスポイント投資
マネックスポイント投資は、貯めたマネックスポイントで、マネックス証券の投資信託を購入できます。
ただし、マネックスポイントでは、日本株や米国株などの購入に使えません。
マネックスポイント投資はいくらからできる?
マネックスポイント投資はいくらから? | |
---|---|
日本株 | × |
米国株 | × |
投資信託スポット購入 | 1ポイントから(1ポイント単位) ※投資信託の最低購入額は100円から |
投資信託積立 | × |
マネックスポイント投資では、1ポイントから利用可能です。
ただし、注意しなければならないのは、投資信託が購入できるのは100円からです。
したがって、マネックスポイント1ポイント利用の場合、99円分は現金で購入する必要があります。
マネックスポイント投資の上限
マネックスポイント投資はいくらまで? | |
---|---|
1注文あたり | 5,000,000ポイント (1日あたり) |
投資信託積立 | 利用不可 |
マネックスポイント投資の上限は、1日あたり かつ 1注文あたり5,000,000ポイントです。
マネックスポイント投資の手数料
マネックスポイント投資にかかる手数料は「無料」です。
競合他社でも、ポイント投資サービス利用で手数料がかかりませんので、同様ですね。
ただし、現金で購入した時と同様に、投資信託を購入するときにかかる手数料「買付手数料」などは、必要です。
マネックスポイント投資を自動化できるか?
残念ながら、マネックスポイント投資は自動化できません。
今後、投資信託を毎月積立する際に、利用するマネックスポイント数を設定できるようなれば良いですね。
マネックスポイント投資はNISA対応?
マネックスポイント投資を「一般NISA」にのみ対応しています。
競合他社の例とは異なり、一般NISAのみ対応で、つみたてNISAには非対応です。
マネックスポイント投資の税金
マネックスポイント投資にかかる税金は、現金で投資信託を購入したときと同様です。
マネックスポイント投資で得た「売却益」に、所得税+住民税(20.315%)がかかります。
特定口座(源泉徴収あり)で口座開設していれば、証券会社で源泉徴収されますので、原則として確定申告不要です。
NISA・つみたてNISAならば、売却益非課税なので、税金は発生しません。
マネックスポイント投資で買える投資信託
マネックスポイント投資で買える投資信託は、マネックス証券で購入できる投資信託で、約1,000本近くの中から選択できます。
マネックスポイント投資の「デメリット3つ」
デメリット①:投資であり、元本保証はない
マネックスポイント投資のデメリット1つ目は、ポイントで投資信託を購入しますので、元本保証はありません。
投資は自己責任です。
デメリット②:投資信託しか購入できない
マネックスポイント投資のデメリット2つ目は、マネックスポイントで購入できるのは「投資信託」のみです。
日本株や米国株は購入できません。
デメリット③:マネックスカードが無いとマネックスポイント投資できない
マネックスポイント投資のデメリット3つ目は、マネックスカードが無いと、マネックスポイントが貯まらないので、マネックスポイント投資ができないことです。
本記事をご覧の方は、マネックスカードを検討しているか、既に保有している方でしょう。
参考リンク『マネックスカード』を解説!
マネックスポイント投資の「メリット5つ」
メリット①:貯めたマネックスポイントで気軽に投資を体験できる
マネックスポイント投資のメリット1つ目は、貯めたマネックスポイントで投資を体験できることです。
まだ現金で投資するのが怖い!という方で、マネックスポイントの使い道に困っているなら、マネックスポイント投資で投資体験してから、NISAやiDeCoで投資してみてはいかがでしょうか?
メリット②:少額から投資できる
マネックスポイント投資のメリット2つ目は、マネックスポイント1ポイントから投資できることです。
気になっている投資信託をマネックスポイントで購入するのもアリですよね。
メリット③:マネックス証券で取り扱う投資信託を購入できる
マネックスポイント投資のメリット3つ目は、マネックス証券で取り扱っている投資信託、1,000本以上の中から購入できることです。
ポイント投資の中には、投資先が決められていて、投資したい資産に投資できないサービスもあります。
マネックスポイント投資では、選択した投資信託によって、日本株・米国株・先進国株・新興国株などの株式だけでなく、日本・海外債券や、不動産(RIET)、金などにも投資できます。
投資信託で資産運用する場合の手数料、信託報酬が安いeMAXISSlimシリーズなどの優良商品を購入できるのもありがたいですね。
メリット④:マネックスポイントで購入した投資信託を売れば現金化できる
マネックスポイント投資のメリット4つ目は、マネックスポイントで購入した投資信託を売れば、現金になります。
例えば、マネックスポイント100ポイントで投資信託を購入し、後日投資信託を売却すれば、全て現金でマネックス証券の総合口座に入ります。(マネックスポイントでは戻ってきません)
メリット⑤:投資の入金力を上乗せできる
マネックスポイント投資のメリット5つ目は、既に購入している投資信託を、マネックスポイントで買い増すことで、投資金額を上乗せできます。
マネックスポイント投資で投資信託を購入する方法2ステップ
マネックスポイント投資で投資信託を購入する方法は、次の2ステップで可能です。
マネックスポイント投資のやり方は、たったの2ステップで可能!
実際にマネックスポイント投資した画面を見ていただきましょう!
ステップ①:マネックスポイント投資したい投資信託を探す
マネックスポイント投資ステップ①では、マネックスポイントで購入したい投資信託を探します。
マネックス証券へログイン>商品・サービスタブ>投資信託・投信つみたて
から、購入したい投資信託を探します。
購入したい投資信託を見つけたら、「購入・積立」をクリック
「分配金 再投資コース」をクリック
積み立てたい投資信託の目論見書などを確認し、「すべて閲覧済み」をクリック
ステップ②:「買い注文」で利用するマネックスポイントを指定して買付
マネックスポイント投資ステップ②では、マネックスポイントを指定して買付します。
「買い注文」画面で、「金額」を指定します。
「マネックスポイントの利用」項目で
- すべて利用する
- 一部を利用する(使うポイントを入力)
いずれかを選択します。
口座区分は
- 特定
- 一般
- NISA(一般NISA開設者のみ表示)
から選択して「次へ」をクリック
「マネックスポイントの利用」で、使われるマネックスポイントを確認します。
問題無ければ「暗証番号」を入力して、「実行する」をクリック
「ご注文を受け付けました。」画面が表示されたら、買付完了です。
「マネックスポイント履歴」から、使用したマネックスポイントが確認できます。
マネックスポイント投資のキャンペーン
マネックスポイント投資のキャンペーンは「最大1,000ポイント」貰えるキャンペーンのみです。
ただし、残念ながら、マネックスポイント投資したら貰えるキャンペーンではありません。
まとめると以下のとおり。
キャンペーン期間 | 2022年10月20日~2022年11月30日(水) |
キャンペーン内容 | ①ワン株(単元未満株)を初めて購入 :200ポイント ②貸株を初めて契約 :200ポイント ③米国株を初めて取引(買付または売却):200ポイント ④高コストファンド積立設定 :200ポイント ⑤投資信託を初めて積立 :200ポイント |
還元ポイント | 1,000ポイント |
条件 | ・キャンペーンにエントリー ・キャンペーン①~⑤の条件達成ごとに200ポイント。 |
対象外 | クレジットカード決済による積立買付 |
ポイント付与時期 | 2022年12月下旬頃 |
「④高コストファンド積立設定」は、以下の2ファンドが対象です。
ファンド名 | 投資先 | 購入手数料 | 信託報酬率 (年間手数料) | 信託財産留保額 (売却時手数料) |
---|---|---|---|---|
マネックス・アクティビスト・ファンド (愛称:日本の未来) | 国内株式 | 3.3% | 2.2% | 0.3% |
マネックス資産設計ファンド <育成型> | 6資産 日本債券29.36% 先進国株式24.53% 日本株式24.35% 日本リート7.10% 先進国債券7.03% 先進国リート5.99% | 0円 | 0.55% | 0.3% |
ご自分が投資したいもののついでにキャンペーンへ参加する程度で良いでしょう。
マネックスポイント投資と他のポイント投資はどれがいい?
マネックスポイント投資 | Vポイント投資 | 楽天ポイント投資 | |
---|---|---|---|
利用するポイント | マネックスポイント | Vポイント | 楽天ポイント ※期間限定ポイントは利用不可 |
利用できる証券会社 | マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 |
利用できる人 | マネックス証券の口座開設者 マネックスカード利用者 | 三井住友カード 仲介口座開設者 | 楽天証券の口座開設者 |
利用可能な口座 | 特定、一般、NISA | 特定、一般、NISA | 特定、一般、 NISA、つみたてNISA |
日本株購入 | × | × | ○ |
米国株購入 | × | × | ○ |
投資信託購入 | ○ | ○ | ○ |
投資信託積立 | × | × | ○ |
現金との併用 | ○ | ○ | ○ |
手数料 | 0円 (投信購入にかかる手数料は別) | 0円 (投信購入にかかる手数料は別) | 0円 (投信購入にかかる手数料は別) |
ポイント利用上限 (いくらまで?) | 5,000,000ポイント | 99,999,999ポイント | 【スポット購入(1注文)】 ダイヤ会員:50万ポイント ダイヤ会員以外:3万ポイント 【積立購入(1日)】 ダイヤ会員:50万ポイント ダイヤ会員以外:3万ポイント 【楽天グループ利用(1か月)】 ダイヤ会員:50万ポイント ダイヤ会員以外:10万ポイント |
ポイント利用下限 (いくらから?) | 1ポイント | 1ポイント | 投信積立:1ポイント スポット購入:100ポイント |
ポイントレート | 1ポイント=1円 | 1ポイント=1円 | 1ポイント=1円 |
マネックス証券+マネックスカードのクレカ積立でマネックスポイントを貯めている人にとっては、マネックスポイント投資が選択肢のひとつとなるでしょう。
参考リンク厳選!『マネックスポイント』のおススメの貯め方・使い道2つ!
マネックスポイント投資はおススメか?
マネックスポイント投資は、
- マネックス証券でマネックスカードを使ってクレカ積立してる人
- マネックスポイントの使い道に困っている人
- 投資信託の積立を上乗せしたい人
- Tポイントに交換してSBI証券で投資信託購入が面倒な人
にはおススメしますが、積立投資でマネックスポイントを使えないのは痛手でしょう。
私のように「投信マイレージで貰えるポイント率が高いSBI証券で投資信託を上乗せ購入する人」は、マネックスポイントをTポイントに交換→SBI証券で投資信託を購入しましょう!
マネックス証券について詳しく知りたい人は「『マネックス証券』で投資信託・米国ETF投資のかんたんガイド!画像56枚で解説!」をご覧ください。
マネックスポイントが貯まる”マネックスカード”を詳しく知りたい方は「『マネックスカード』を徹底解説!」をご覧ください。
おススメのマネックスポイントの貯め方・使い方は「厳選!『マネックスポイント』のおススメの貯め方・使い道2つ!」をご覧ください。
以上、ご参考になれば幸いです。