2013年まとめ:今年はJava8の年だった

うっかり帰省しそびれて、ひとりだらだら年越しすることになったので、はてブがたくさん付いた記事を中心に月ごとのエントリをまとめてみます。

1月

この月に一番ぶくまついたのはこの記事。それでも33程度。
SIerが日本にしかいないという割には、デマルコとかの話が腑に落ちすぎたりするのが疑問で、ちょっと調べてみました。
たぶん、日本と同じようなSIerがいて同じような問題をかかえてる気がします。違うのは、日本と同じようなSIer以外もたくさんいそうなところですかね。
SIerは日本にしかいないのか - きしだのはてな


あとは、FPGAばっかりさわってました。
ぼくのかんがえたさいきょうのCPU - 命令表 - きしだのはてな
でもこの後、仕事が忙しくなって、CPUの実装進んでないです。

2月

FPGAに一番かぶれてたころ。
CPUはオワコン - きしだのはてな

3月

仕事が忙しくなってきた!
ソフトウェア工学は失敗している - きしだのはてな

4月

ちょっとスキを見てまとめた感じ。
FPGAのおすすめ教材 - きしだのはてな


あとは作業中に気づいた系のシブ目の小ネタが多かったです。
文字列でswitchするときはif-else switchイデオムを使うほうが安全 - きしだのはてな

6月

仕事の忙しさ再燃で、あんまり技術系まとめどころじゃなくなってた感じ。
小ネタ系。
TDDで「テストばかり書いて間に合うのか?」と質問されたときの正解 - きしだのはてな
Struts1職人の朝は早い - きしだのはてな

7月

仕事でLombokが気に入った。
JavaでIDEのアクセッサ生成よりlombokを使ったほうがいい理由 - きしだのはてな

9月

JavaOne前に、まとめておこうという感じ
Java8日付時刻APIの使いづらさと凄さ - きしだのはてな


そしてJavaOne。JavaOneまとめは、あとでやるのは難しいので、次回からは中途半端でもその日のうちにまとめてしまおうと思います。はい。
JavaOne参加は、Java SE 8/Java EE 7への理解や勉強のモチベーションとしてものすごくよかったです。
JavaOne2013 -1日目 - きしだのはてな
JavaOne2013 0日目 キーノートとコミュニティデイ - きしだのはてな
JavaOne2013 1日目 セッション漬け - きしだのはてな

10月

なんか体調悪くて寝てた。
9時出勤の仕事が体質にあわなかったようだ。
これだけ。
NetBeans7.4には最新lombokを - きしだのはてな


ちなみに、9時出勤の仕事は8月から始めてて、初日だけ9時にまにあった。それでも9月までは午前中には着いてたのだけど、JavaOneから帰ってきて以降、午前中に出れた日がなかった。で、体調悪くしつつダメスパイラルに突入。

11月

突然のSeasar!邪推禁止。
Seasar2を新規案件に採用するのはそろそろやめたほうがいい - きしだのはてな


あと、Seasarダメならどうするのってことで、Java EE 7についてまとめておくかってなって、今年一番ぶくま付いたエントリ。Java EE 7は、もう一息なところなんだけど、かなりいい感じになってると思う。
Java8ラムダとあわせて、来年からのJavaは別物になりそう。勉強してないSIerはどんどん取り残されると思われる。
今どきのJava Webフレームワークってどうなってるの? - きしだのはてな


で、勉強してないSIerというか、コミュニティに参加してない人と、コミュニティに参加してる人とで、意識差がものすごいことになってるという話。
「勉強会×勉強会」という枠での話なので、「勉強会〜」としてるのだけど、実際は「コミュニティに参加しないと〜」という話です。なので、「勉強会は勉強にならない」というのは勉強会に参加しない理由にならなかったりします。
勉強会に参加しないと不幸になる話 - きしだのはてな


あとは、Java8ラムダについてのまとめ。これは深いところにはつっこんでないけど、ラムダ話の集大成的になってます。
Java SE 8 lambdaで変わるプログラミングスタイル - きしだのはてな

12月

Java8の型推論がどこまでできるか試してみたエントリ。釣り風味。
やっぱ、ターゲット型推論の限界が低いのは、ちょっと困る。
Java8には型推論があるので型指定不要で変数が使えますよ - きしだのはてな

まとめ

振り返れば、一年かけてJava8への理解を深めていったという感じですね。実用コードを書いてるのだけど、今までのJavaとは全く違うコードが書けるようになったという一方で、限界が低く足りないものも多く記述性もそこまでよくなくて「Scalaでやれ」感がでまくる印象。
ソフトウェアの構築ということや業界について考え直す一年でもありました。「35歳定年説の正体」っていう下書きが公開されるところまで行かなかったのが、今年の後悔。


ということで、また来年もよろしくお願いします。