果樹園の魔法使い~形のない宝石を求めて

こんぎつね

読了目安時間:7分

エピソード:95 / 150

【前話までのあらすじ】 ライスたちは人目に着かないように三班に分かれてキャスリンの街に入る計画を立てた。森でゆっくり過ごすアシリアとギガウ、街で迷子になるライスとリジ、先に入ったマイルとスレイは宿屋モンタジュで待ちぼうけを喰らうのだった。 ◇◇◇

91話 優先するのは..

 南の島の強い陽射しが窓から射し込む。  当然のように先に目を覚ましたのはリジ・コーグレンだ。そして、これまた当然のようにライスが床に寝ていた。しかも、いつものように服を剥ぎ棄て、掛布団に包まる蓑虫をしている。  「ライス、起きろぉ!」  布団の端を思いきり引っ張るとライスが面白いように回転する。  「はわわわわわわ——」  ・・・・・・・  ・・  「マイル、おはよう」  「おお! リジ、おはよう。 ライスは起きてるか?」  「うん。今降りて来るよ。ところで、ギガウとアシリアは?」  「いや、来なかったよ。たぶん、あいつらは森で野宿でもしたんだろうさ」  「そっか。アシリアはエルフだもんね」  階段を駆け下りてきたライスはお決まりの言葉を言った。  「マイル、おはよう。早く朝飯食べに行こう!」  マイルとリジは見合わせると呆れて手をひらいてみせた。  先に外で待つスレイは悩んでいた。昨日、マイルに話した『月の涙』のことを皆に話すべきかを。  「スレイ、おはよう!」  元気よく顔をのぞかせるライスから目線をそらしてしまった。  「うん。おはよう」  「お腹減っちゃったね」  4人は街で一番美味しく、ライスの腹を満たすほどの激盛りの店『食堂タンク』へ向かった。  食卓にはホロホロ鳥のスパイス焼き&卵スープ、黒豚の燻製スライスとチャチャトマトを挟んだパン、そしてテーブルの真ん中に特製ココノエエビの甘味焼きがドカンと置かれていた。  「すっごい量だね」  「ああ、これがこの島のあたりまえの朝食だ。この島の連中は良く働く。日差しも強いからこれくらいじゃないと身が持たないのさ」  「いただきまーす!」  ライスは頬がふくらむくらいに料理を頬張る。  「うわっ! このエビ凄くおいしい! 外側はカリっとしてるのに中はふんわりだ。甘しょっぱいタレが染み込んでいて、ほんとにおいしいよ!」  「どうだ、リジ! これはこの島の郷土料理だ。ヴァン国でもこの味わいに敵う料理は見当たらないだろ?」  「くっ..悔しいけど、見当たらないわ」  「大丈夫、ヴァン国にはブレン桃があるよ。あの桃で作ったジャムをぬったパンに敵うものなんてない。いつか私が桃を復活させるから」  口に食べ物を詰まらせながらモゴモゴと話すライスの言葉はほとんどわからなかったが、リジはおそらくそう言っているのだろうと脳内補完した。  そして、ライスはまだ湯気が立つココノエエビの身を切りとると、さらに口に頬張った。  ・・・・・・  ・・  見事にテーブル上の料理を食べきった。  「おいおい、すごいな。全部食べ切ったのかい?」  食堂タンクの主人もライスの食べっぷりに感心していた。サービスに焙煎させた豆をサッとミルクで煮て甘い蜜を入れた飲み物を出してくれた。  その優しい甘みと懐かしい焙煎した豆の香り、ライスは口に含むと懐かしい味に思い出していた。そう、これはロスが好んで飲んでいた飲み物と同じ香りがするのだ。  そして一息ついたころに、今まで黙っていたスレイが語り始めた。  山岳の国ルーナの神器『月の涙』、ナイフ岩で幽閉される月の巫女ルナ、そして次の満月までに『月の涙』を探し出さなければルナに処罰が待っていることを話した。  「——そ、それで、『月の涙』はきっと『形のない宝石』のことなんだ」  「 ..そんなの絶対許せない!」  そのひと言にスレイは目を伏せた。  「そ、そうだよね.. 僕、間違ってた。やっぱり僕はここに居るべきでは—」  「スレイは間違ってない! 私だって同じことをしたかも!」  「え!?」  スレイは返ってきた言葉に驚いてライスを見あげた。  「おい、ライス。それで本人は失敗して困っているんだぞ」  「そんなの関係ない! 私、スレイを手伝うよ」  「リジ君、ライスがあんなこと言ってますが?」  マイルが呆れた顔でリジに話を振る。  「ね、まったく.. でも私は、ライスに従うよ。ロスさんの遺志を継いだライスがそういうんだもの。それに私は思うの。困ってる人を見捨てたような『形がない宝石』で勇者パーティが助かりたいと思うかしら?」  「だよね、リジ!! さすがだ!」  「 ..ってことだ、スレイ。こいつら馬鹿だろ? まっ、ロスの旦那だってそうしただろうしな..」  「あ、ありがとう」  スレイは子供のように鼻水を垂らしながら泣きじゃくった。  「ライス、リジ、もう一度確認しておくぞ。本当にいいんだな。お前たちの目的を後回しにしても」  「いいよ」「もちろん」  重なった言葉は清々しいほど歯切れが良かった。  「よし、とにかく『形のない宝石』を見つけ出さなきゃ始まらないな。ライス、お前が持ってる『秘想石』の反応はどうだ? 何か宝石の場所を示してはいないか?」  ライスは鞄から秘想石を取り出すとテーブルに乗せた。  「ほら、昼からずっとこんな調子。一応、ぼんやり光っているんだけど、何かが映っているわけでもないんだ。でも、反応しているってことはさ」  「うん。この国にあるってことだよね。マイル、私たちは何をしたらいいかな?」  「そうだなぁ.. まずは島を一周してみるか。秘想石に何か変わった反応があらわれるかもしれないからな」  宿屋モンタジュに戻ると、アシリアとギガウが到着していた。  もちろん、アシリアとギガウはライスの決定に反対することなどなかった。  それよりも、たえず一緒に過ごしていたスレイが相談してくれなかったことを残念に思っていた。  「ギガウ、スレイの気持ちも察してやるんだ。あいつにとってはこの国に渡らなければ始まらないことだったんだ。きっとお前らを利用している罪悪感も相当なものだっただろうよ」  「ごめんなさい、ギガウさん、アシリア」  「私は気にしていない。どの道、ギガウはお前に協力していただろうし。それが早かったか遅かったかだけのこと。そうよね、ギガウ」  「 ..ああ、そうだな。その通りだ」  「よしっ、じゃあこれで満場一致だな。俺はさっそく馬を調達してくる」  「いや、待ってくれ、マイル。ここの薬草は質が悪い。俺は、森でこの地に育つ薬草をひととおり見て来た。効果は通常の半分にも満たない。それでは馬に与えてもすぐに疲れてしまうだろう」  「じゃ、どうする?」  「ライス、ロスさんみたいに何か動物を召喚することはできるか?」  「うん、できるよ。 ただ..」  「ただ?」  「まぁ、やってみるよ。驚かないでね」  六芒星の耳飾りを指ではじいて霊力の解放をすると、ライスは式紙に息を吹きかけた。  式紙が白く輝くと牛みたいな角を持つ馬が2頭召喚された。なんと前足が3本もあるのだ。  — きゅん きゅん  2頭は見た目よりも可愛らしい声と愛らしい眼をしていた。  「きたきたぁ! 久しぶり」  そう言って抱き着くリジであった。  「そ、それは馬なのか?」  「あ、ダメ。この子たち動物と一緒にされると機嫌が悪くなってすねちゃうから。この子たちが何なのかはわからないけど、人の言葉を理解してくれるよ。私とリジは『ティンラ』と呼ぶことにしたわ」  ティンラというのは砂漠の国マガラへの旅の途中、ティンラ村でルシャラが呼び寄せたことに由来した名だった。  「でも2匹だけしかいないぞ」  「いや、いいんだ、マイル。俺とアシリアは他に調べたいことがある。『形のない宝石』の調査は任せるよ」  「2人は何を調べるの?」  「俺たちは父コラカの足取りを追って、キャカの種の在りかを調べたいんだ」  「キャカの木か。だが、あの木は相当前に謎の病気で絶滅したはずだぞ」  「マイル、キャカの木を知っているのか?」  「ああ、俺たち密偵は他国に侵入した際に目的の他に必ず調べなければならないことがあった。女王レミン勅命だ」  —『どんな些細な噂でもいい。「キャカの木」の情報を集めるのだ』  「それであったのか?」  「いや、どの国にも有力な情報はなかったよ。そもそもキャカの木はキャスリン国の固有種だからな。しかし、ギガウ、お前の父親が『キャカの木』に関わっていたのなら、その背後には直接女王レミンが関わっていたはずだぞ」  「そうか.. 生前、父は『南の太陽が火を灯す虹の炎』が忘れられないと言っていた。俺はそれがキャスリン国の景色ではないかと思っている。そこが『キャカの種』に関係する場所だと思っているのだが、マイル、まさかそんな場所知ってたりしないよな」  「いや、知ってるぞ」  「そうだよな、そんな都合よく.. 知ってるのか!?」  「ああ、俺がいて良かったな。そいつは蠟燭岩のことだろう。西の門から海岸線を北に向かってみるんだ。海に大きな岩が立っている。そいつが蝋燭岩だ。ギガウ、蝋燭岩に火が灯るのは夕暮れ時だ」  「そ、そうか。助かったよ、ありがとう」  こうしてライス、リジ、マイル、スレイとアシリア、ギガウの二班に分かれ調査が開始された。『形のない宝石」そして『キャカの木』の手掛かりを掴むことはできるのだろうか?

0

この作品が面白かったら「いいね」を押してね!

会員登録をして、さらに応援スタンプ・コメントで作品を応援しよう!

コメント

コメント投稿

スタンプ投稿


このエピソードには、
まだコメントがありません。

同じジャンルの新着・更新作品

もっと見る

  • 先祖返りの町作り ~無限の寿命と新文明~

    なろうで84万PVの作品の改訂第二版

    1

    0

    0


    2025年1月5日更新

    無限の寿命を持つ、アルク族の先祖返りとして生まれた主人公。 彼には前世と思われるものの知識が存在した。 何もない里の生活に最初はとまどいながらも、だんだんと慣れ親しみ、成長した主人公。 成人した彼は、好奇心から里の外の世界へ向けて出発する。 腰を落ち着けた都市で魔道具職人として生活するも、親方の引退を機に、自分も後進へと席を譲る。 十分な貯蓄を得た主人公は、冒険心から傭兵へと志願する。そこで思わぬ武勲を立ててしまい、小さな村の領主となる。 村を少しでも発展させるために、日夜奮闘を重ねる主人公。 壮大な野望を胸に秘め、長い長い旅路の果てに、たどり着く場所とは───── 本作品は、小説家になろうのサイト等で公開している拙作の先祖返りの町作りに加筆修正を加えたバージョンになります。 同じ内容を、小説家になろうのサイト( https://mypage.syosetu.com/2087748/ ) と、私の自宅サーバー( https://www.kumahachi.xyz/ ) にも掲載しています。

    読了目安時間:25分

    この作品を読む

  • 超現実アナザー・ワールド ~異世界でもぼっちはぼっちだった件~

    異世界でも僕は友達ができない(泣)

    0

    2.5K

    0


    2025年1月5日更新

    友達がいなければ、頼れる相棒もいない。そんなぼっちな主人公が転生したのは、妙に現実的な異世界。 異世界でも友達ができなくたっていいじゃないか人間だもの。という言葉を胸に今日も彼は孤独に生きるのであった。 なお、このあらすじの4割ぐらいは嘘だし、主人公は信頼できない語り手であるとする。

    • 暴力描写あり

    読了目安時間:40分

    この作品を読む

  • ほら、復讐者

    「あの女に必ず復讐してみせる」

    1

    500

    0


    2025年1月5日更新

    「私の復讐を手伝ってくれない?」 個人でひっそりと便利屋をしているキリンは、店の常連であるカルミアから復讐の手伝いを依頼された。 カルミアに対して密かに想いを寄せるキリンは依頼を受け、彼女のために奔走する。 「あの女に必ず復讐してみせる」 果たして彼らは無事、復讐を遂げたのか…… ※気まぐれに更新します。 ※プロローグは、もどかしいかもしれませんが投稿された順番通りに読んでいただけると幸いです。 小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、ツギクル、pixivでも掲載しています。

    読了目安時間:2時間35分

    この作品を読む

  • 「ちょ、俺が救世主!?」~転生商人のおかしな快進撃~

    勝手に世界最強に⁉その時景色が変わった

    157

    70.1K

    1


    2025年1月5日更新

    異世界転生、レベルアップ無双……だけど、何かモヤモヤする? ゲーム三昧の末に死んでしまった俺、元・就活失敗フリーターは、女神様(元・サークルの美人先輩!)のお陰で異世界転生。 しかし、もらったジョブはなんと【商人】!? しかし俺はくじけない! ゲームの知識を駆使して、ついに寝てるだけでレベルアップするチート野郎に! 最強の力を手にした俺は、可愛い奴隷(元・魔物)を従え、お気楽無双ライフを満喫! 「よっしゃ、これで異世界ハーレムつくるぞー!」 …なんて思ってたんだけど。 ある日、街の英雄「勇者」のせいで、大切な人が窮地に陥ってしまう。 「まさか、あいつ…そんな奴だったなんて…」 街の人気者「勇者」の正体は、実は最低最悪のクズ男だったのだ! 怒りに震える俺は、勇者を倒すことを決意する。 迎えた武闘会の舞台、最強の力を持つ俺は、勇者を瞬殺! ざまぁみろ! これで一件落着。 ――――のはずだった。 勇者を倒した時、俺の心に生まれたのは達成感ではなく、言いようのない違和感だった。 「あれ? そもそも異世界ってなんなんだ?」 「魔法の仕組みって…?」 最強になった俺を待っていたのは、世界の真実に迫る、更なる冒険と戦いだった――――。 これは、最強だけどちょっとポンコツな主人公が、大切な仲間と共に、世界の謎を解き明かす、爽快異世界ファンタジー!

    読了目安時間:9時間54分

    この作品を読む

読者のおすすめ作品

もっと見る

  • 合理的な彼女と為になるラブコメ

    世界一為になるラブコメ

    102

    185.2K

    100


    2024年12月8日更新

    世の中には知らない事だらけだ。 右へ倣えで皆が思うこと、そうであるべきだという姿になろうとする。 そうでない者には椅子取りゲームのように席が失われる。 だから俺も、そうであろうとした。 流行の音楽を聴いて、流行の言葉を使い、共に有ろうとする。 人間とは弱い生き物で、一人では生きていけない。 そう教わってきた。いや、そう信じ込んでいた。 しかしそうではなかったのだ。 そんな常識は非常識だと笑えるものがいる。 席がなければ自分で椅子を作る。 いや、そもそも椅子取りゲームになんか参加していないのだ。 どれだけ多くが彼女を否定しようと意味がない。 彼女には空気を読むだなんて虚無の世界は存在しない。 遠回しな話になってしまった。 率直に言おう。俺は、学園カーストから外れた存在・茜ヶ崎澪の事が好きだ

    読了目安時間:2時間59分

    この作品を読む

  • ゼロからはじめる島津大河誘致

    宮崎鹿児島を主な舞台に戦国と今を描きます

    649

    6.6M

    150.4K


    2024年6月12日更新

    南九州の架空の自治体、宮之城市(みやのしろ)で島津義弘公を大河ドラマに誘致したいと願う一人の青年(ハンドルネーム 祭り之介)と東京の引きこもりの若者(ハンドルネーム コモロウ)横浜に住む壮年の男(ハンドルネーム フウイ)との会話や議論を通じて目標に向かって進んでいく物語。

    読了目安時間:21時間44分

    この作品を読む

  • 銀曜日のシ者

    世界の終わりに一緒に居たい人は誰ですか

    4

    13.9K

    100


    2024年12月25日更新

    20××年。 あるウィルスによって滅びつつある人類。 そのウィルスに効くかもしれない薬が開発された。ただ、数が少ない。 権力者たちはとっくに接種済みだが効果は五十パーセントという胡散臭さ。 私達は接種を拒否した。拒否を申請した者には光熱費、家賃、その他諸々生活にかかる費用の殆どが無料になる。 納税の義務も無い。近いうちに死ぬことを決めてくれた者にせめて神の祝福あれ。 そんな世界で生きる女子高生、夜子と永遠(とわ)の物語です。 表紙イラストは早乙女さしみ様。 早乙女さんのイラストはフリーではありませんが、今回はご好意により特別に使用を許可してくださいました。 過去絵の使用をお願いしたのですが、新たに書き直して提供してくださいましたことに深く感謝します。 無断使用、AI学習禁止です。

    読了目安時間:13分

    この作品を読む

  • 幸せのアンナ

    ある児童養護施設の日常

    0

    5.1K

    10


    2025年1月5日更新

    古民家を改装した児童養護施設。 ある四月の下旬、この施設にやって来たのは中学一年生の堀井アンナ。 いつも前向きで、幸せを見つけることが得意なアンナが施設で出会ったのは、車いすを使用して生活している少女、喜多サユキだった。 「私、自分が幸せだって思ったことないですし」 そう言うサユキにアンナは……。 【参考文献】 「児童養護施設の子どもへの精神分析的心理療法」 平井正三 西村理晃 編 認定NPO法人 子どもの心理療法支援会(サポチル) 著 株式会社誠信書房 2018年発行 「児童養護施設の日常とこころ 施設内心理療法家の観点から」 森田喜治 著 株式会社創元社 2013年発行 「児童福祉と心理臨床 児童養護施設・児童相談所などにおける心理援助の実際」 前田研史 編著 福村出版株式会社 2009年発行 「教育虐待 子供を壊す「教育熱心」な親たち」 石井光太 著 株式会社早川書房 2023年発行 「児童養護施設等の小規模化及び家庭的養護の推進のために(概要)」 社会保障審議会児童部社会的養護専門委員会とりまとめ 平成24年11月 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/syakaiteki_yougo/dl/working4.pdf 「こども家庭庁ホームページ内『社会的養護の施設等について』」 https://www.cfa.go.jp/policies/shakaiteki-yougo/shisetsu-gaiyou 国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局 別府重度障害者センター「在宅生活ハンドブック」 「「在宅生活ハンドブック №2」車いすの維持管理と基本操作」(理学療法部門 2021年) 「「在宅生活ハンドブック №24」自分で行う更衣動作」(作業療法部門 2022年) 「「在宅生活ハンドブック №31」移乗動作・移乗介助の方法」(医務課 2023年) https://www.rehab.go.jp/beppu/book/livinghome.html

    読了目安時間:51分

    この作品を読む