もしエンジニアがマーケティングを10日間勉強したら
エンジニアは、マーケティングについて学ぶ機会がありません・・・!
まったく0。皆無です。
マーケの人と打ち合わせがあるとしましょう。
どうしたらよいのか相談されても、
こっちもどうすればわかんない。
「うーん、なんか微妙なんですよね。」
とか、小学生並みの感想を返してみたり・・・。
そりゃ、地球上から憎しみの連鎖が消えないわけですよ。
そんなマーケ力0の雑魚エンジニアである自分が、
10日間のマーケティング学習を通じて得ることができた
行動や心境の変化を共有しようと思います。
この10日間でやったこと
8月1日に「田端大学」へ加入して、
そこで勧められていた2冊の書籍を読みました。
・「ブランド人になれ!」
・「売れるもマーケ、当たるもマーケ」
ブランド人になれ!
「ブランド人になれ!」は、会社の名前ではなく、自分の名前で働いていくための手本や気構えなどについて書かれている本です。
どんなにいいものでも、会社の枠をはみ出ていくほどのエネルギーを商品やサービスに与えられないなら、売れるわけがないと思いませんか?
マーケティングをやっていくなら、そうしたエネルギーや生き方を持つ人間になるか、そうした感動を与えるような仲間達と一緒に働いていくことが大切であると考えさせてくれる渾身の一冊です。
売れるもマーケ、当たるもマーケ
「売れるもマーケ、当たるもマーケ」は、マーケティングの定石について書かれた古典です。
「あ、某社は、だから凋落していったのかな・・・」と、ふとこの世の闇を垣間見ることができるマーケティング不滅の法則を学習することができます。
商人を目指す人には、必読の一冊だと思います。
そうして学んだマーケティングの考え方をベースにして、
日常の行動パターンを変えてみたら、少しずつ変化が!
変化1.Twitterのフォロワー数が10%増えた!
これは、自分のつぶやいた回数の統計ですが、
やかましいほど、つぶやくようになりました。
ほぼ眠っていたTwitterアカウントでの活動を再開しました。
「いいね」や「リツイート」も、最近はビシバシ押してます。
・つぶやき:0.6回 → 6.5回/日
・リツイート:0.16回 → 1.9回/日
・いいね:1.0回 → 25.0回/日
きっと、ボクを知る古参フォロワーの人達からは、
(コイツ、変な宗教に引っかかったんじゃないのか)
と、思われたに違いありません。
でも、こちらのグラフをご覧ください!
増えた!フォロワー数が10%増えた!
いや、元々の数字が、しょぼいんですけどね (´・ω・`)
アクションを続けて、どこまで成長できるかチャレンジしてみます。
変化2.ここまでやっていいんだ!
10日間の勉強と実践を繰り返し実行してみたことで、
「ここまでやってしまってもいいんだな」
という、ぼんやりした線引きが見えてきました。
すると、発言回数やボキャブラリーも自然と追いついてきて、
(あ、なんか今の自分の発言、すごくマーケの人っぽいな・・・)
って、職場で感じるシーンが増えました。
変化3.マーケの人の話が理解できるようになった!
マーケの人と打ち合わせをしているとき、
自分はどちらかといえば、
「これだからITがわからん奴は~・・・」
と、こっそり思ってるエンジニア側でした。
たぶん、相手からも「マーケがわからん奴わー」って思われてます。
そういう感覚面でのズレは、「文化の差」だと割り切ってました。
きっと、乗り越えられない「キャズム(溝)」があると考えてたわけです。
でも、最近は改善点の指摘や、逆提案ができるようになってきました。
「文化の差」は、ほんのわずかな「知識」や「経験」の差だった!
「乗り越えられない」と思っていた溝は、
ほんの少しの学習で、「乗り越えられる溝」だったことに気付けました。
まとめ
・「溝は乗り越えられる!ほんのちょっと学習で!」
・「自ら学びに行く姿勢が大切!」
・「学んだあとはアウトプットを忘れずに!」
教育系の界隈でよく使われているMI理論によると、
才能の筋さえ悪くなければ、
30時間ほどの訓練で、ベテラン並みの「勘」は身に付くらしいです。
(30時間だけでは、心・技・体のすべてまでは身に付きませんが。)
どんなことからでもよいと思います。
興味があれば、一歩踏み出して学習してみて、
最初はヘタでもいいのでアウトプットを繰り返してみると、
物事の捉え方は、思っていたよりもずっと大きく変わると思います。
\ さあ、パンツを脱げ!/
ブランド人への一歩はそこからだ!