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借金玉マストバイ2019前半

買ってすごくよかったものを書きます。

東京西川の高反発マットレス。これがとにかくよかった。ボルタレンを処方されるまでに悪化していた背中の痛みが消えたので明らかにQOLが上がった。ひどい布団に寝ている各位はまずこれを購入するのおすすめです。表面が丸くボコボコしていて、想像しにくいと思うが最高の手触り。通気性がいいので涼しいなどの特典もついてくる。

基本的に「身体接触が多く、使用時間が長いものを優先的に課金すべし」が僕の基本購買メソッドなのだけれど、最もこの条件に当てはまる布団を見落としていたのは痛かった。特に体重が重く腰が悪い人などは月賦を組んででも買う価値があると思う。腰の痛くない暮らし最高。

次。「おまえプロなら当然キーボードは買ってただろ」と言われてしまいそうだけど、DELL買うとついてくるあの旧共産圏っぽいキーボードで前作は書き上げた。なお、DELLおまけキーボードは安い、狂ったように頑丈、使えないことはないなどの利点もあり僕は嫌いではない。

ただ、手の腱鞘炎が発生する前に東プレ買っとけというのは明らかで、というのも手が破壊されるとあっという間にキーボードコストを上回っていくからです。ちょっと信じられないくらい痛いのでとっとと課金はした方がいい。イダイ…イダイ…イダイイイ!と叫びながら本を書いた僕が言うんだから間違いない。この布団とキーボードまでは極貧時代にでも買っておけばよかったと後悔している。

極めて当然であるけれど、こちら二つも必須。物書き稼業はどこまで行っても肉体労働なので、肉体が壊れたらおまんまが食えない。ここまでの課金は義務だと思ってした方がいいと思う。僕は本を書き上げたあと身体がある程度回復するのに一年近くかかったバカなので何も言えないけど…。

なお、僕はマウス派ではなくトラックボール派。これは上位モデルが壊れて安いのに買い換えたら「十分やんけ」になった。肩こりがひどい人は検討してみても良いと思う。僕はマウスよりダメージ小さなと感じている。

これは流石に自分では買えない価格帯だったんだけれど、ブルジョワジーな友人が腰を破壊された僕を憐れんで、「新型買うからやる」ということでくれた。正直、なにがアーロンチェアじゃこちとら借金玉じゃ、という気持ちはあったのだけれど、座ってみたらモリモリ腰が改善したのでもう何も言えない。アーロンに限らないけど、椅子は買い替え優先順位が高いということがよくわかった。腰が破壊されている各位、検討してみよう。ありがとうブルジョワ氏。たぶんおさがりをいただけなかったら、10年くらい旧共産圏みたいな椅子で仕事してたと思う。

グレステンの筋引き包丁。これまで僕は基本的に和包丁を愛用してきたし、ちょっとした縁で貰ったかなり上物の本焼きを所有しているのだけれど、最近イベント続きで「大量の食材を短時間に処理する」ことが増えまくり、購入した。結論を言うと、10年前に買っておくべきだった。

切れ味は和包丁の最上位に劣らないし、切れ味の持続性が桁違い。一週間研がなくてもそれなりに使えるというぶっ壊れ性能は包丁界のラスボスと呼ぶにふさわしい。料理を始めたい人もあるいは10年選手のプロも、グレステンの筋引き一本で大体全部出来ちゃうだろう。ちなみに、何故筋引きを選んだかというと「柳刃」と同じ使い方が出来る、即ち和食向きだから。

「ツケ場に入るから洋包丁はちょっと…」という事情がない限りは、グレステンの筋引きとペティ、それに小出刃でやれない料理というのはちょっと想像しにくい。圧倒的過ぎる。僕は36センチを使っているけど、これは普通のご家庭キッチンでは長すぎるのでこれくらいのが良いと思う。グレステンの特殊効果として「くっつかない」があり、「サーモンを30人前カットしなければならない」などのよくある事態に5倍速で対応可能。

長年ハイルゲイツ、ユーザーがインターフェイスなんだよ軍服に身体を合わせろと叫び続けて来た僕もついに心が折れ、林檎一神教に帰依することになった。とにかくアップルペンシルと合わせた書き味が圧倒的。ノートアプリと組み合わせて「無限ノート」として使うだけでもこの値段は高くないと感じさせる圧倒的性能を誇る。ちなみに僕は「漫画のネームを切る」という需要で購入した。意識が高まるペキペキという音がするが、使えるものは使えるのだからしょうがない。

購入後「部屋の匂いってストレスだったんだ」という事実に気づいた。ヘビースモーカーは購入必須。「空気清浄機なんて気分の問題だろ?」と考えている皆さん、性能向上すごいですよこれ。なお、僕くらいの「一日中家にいる」「煙草を吸う」マンになると、フィルターは数か月おきくらいに替える必要がでてくる。

決して高いものではないので、とっとと替えてしまうのがいいだろう。フィルターは無限にもちまっせ、みたいなことを言ってることがあるけどもちろん無限にはもたないし、たまにすごい匂いが出て来る。

最近プレイボーイで書いたあれ。圧倒的な視界遮断力と気分リセット能力。頭の中がモジャモジャした時は、これとお香と音楽の三つで大体すっきり出来る。アメリカ人は瞑想するらしいが、瞑想無理太郎はこれで強制リセットをかけるべき。

入門向けシーシャ。馬鹿にできないことにトップまでついてくるし、水はいっぱい入るのでタール濾過の具合は悪くない。しかも安定感があるのでうっかり倒すことがなく、机上に置けるというのもありがたい。中東型のシーシャは格好いいけど倒れるリスクがあるし、机に置くには背が高すぎる。

ただ、付属のシリコンホースは具合がイマイチなのでこちらを同時に購入するといいいだろう。(折れて煙が詰まることがある)シーシャは沼なので極めていくとキリがないが、実用本位で考えればこれで十分と言える。

スケジュール管理の最終兵器がこれである。これに適当なタブレットを1枚とりつけ(中古屋で安く売ってるので十分)、スマホのグーグルカレンダーで連動させる。要するにタブレットをカレンダーとして運用するということである。これが信じられない利便性を発揮するので、各位はタブレットを3枚くらい買っていい。

スケジュールが破滅するのは記入先が一元化されないからで、グーグルカレンダーの入力性能とカレンダーの一覧性の合わせ技が使えるのはとても大きい。尚、タブレットはデカければデカいほどいい。古いタブレットをお蔵入りにしている各位は今すぐカレンダーを捨てよう。

まとめ

どれもこれも決して安くはないが、僕も33歳。しかも昨年は、不動産業をやりながらライターをやりつつ本を書くという地獄スケジュールで身体は余すところなくぶっ壊れた。身体が壊れるとかかるコストは大抵の場合ツール課金を上回るので、布団、キーボード、椅子あたりはこれらの商品を買わないにしても、課金は検討した方がいいだろう。

ただ、この際注意すべきは「中価格帯は地雷が多い」ということである。例えば、僕はDELLのオマケキーボードは何度も言うけれど悪い商品だとは思わない。安く、頑強でユーザーの身体をシカトした大変いい商品だと思う。中価格帯は「全てが中途半端」という商品の坩堝になりやすい。これは布団に顕著である。具体的な商品名を挙げると怒られが発生しそうだが、僕も中価格帯で一度失敗している。また、キーボードも中価格帯のものを幾つか買って失敗した。「とっとと東プレ買え」になってしまった。

みなさんのQOLに貢献できればとても幸い。

完全に書き忘れてたけど、プレイボーイの連載第一回にも書いた食洗器は最高なので各位買った方がいい。料理する人はデカいの、置く場所が乏しかったり一人暮らしで需要が小さい場合はプチ食洗一択になる。分岐水栓の取り付けは頑張ればできるので頑張ろう。

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