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毎日、Wikipedia #15「氷貿易」

みなさんこんにちは、結城です。
「毎日、Wikipedia」15日目の今回は、氷貿易についての項目を読んでみました。
え、なにこれ?という初めての方は以下の記事をお読みください。

氷貿易。氷なんて貿易しなくても……と思ってしまいますよね。
それではまとめていきます!


氷貿易とは

氷貿易は、19~20世紀に実際に行われていました。

天然の(後に人工の氷も)氷を収穫して販売する貿易で、アメリカとノルウェーが主な輸出国でした。凍った湖沼や川の表面を削り、貯蔵庫に保管して船や鉄道を使って世界中に輸送します。

冷蔵保存が必要な食べものの生産と流通に、革命的な影響をもたらしました。

続いて、氷貿易の歴史をざっくりとではありますが、流れを追って紹介していきたいと思います。


氷貿易の変遷

始まりは1806年、アメリカの実業家のフレデリック・チューダーが、フランス領マルティニークに氷を販売したことだと言われています。

1830年頃にはたくさんの人々が参入してさらに販売範囲が拡大し、イギリスやインド、中国にまで氷を輸送していました。

その後は食用として以外にも、冷蔵保存のために氷が使われるようになります。これによって食品の貿易が盛んになりました。

1850年代くらいから人口氷が天然氷を駆逐するように。

1870年以降は、アメリカの輸出はだんだんと減っていき、ノルウェーが台頭してきます。

そして今日になると、皆さんがご存知の通り、氷貿易はほとんど行われていません。
氷を使う時と言えば、氷像を作る時か雪まつりの時くらいです。


おわりに

氷貿易は、冷凍庫がなかった昔だからこそ発展した貿易ですね。
それでは、最後まで読んでくれた皆さん、ありがとうございました!

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