ナナロク世代は終わってない mixiユーザー同窓会を終えて
かつて存在した「平和でたのしいインターネット」。
ここ10年ぐらいはインターネットがどんどん残念な場所になってきていて、私もすっかり諦めモードだったんですが、
この一ヶ月で「Web2.0は、まだやれる!」と確信しました。
2つのイベントがきっかけです。
ひとつは、デイリーポータルZの林さん、ロケットニュース24の羽鳥さんと一緒にやらせてもらったイベント「おれたちがインターネットだ」。
もうひとつは、昨日あった「mixiユーザー同窓会」
それぞれ、いわゆるナナロク世代、現在の45歳前後が参加者の中心でした。
2000年前後のインターネットからこの世界に入ったひとたちは、Web2.0に夢をみて、インターネットが世界を幸せにすると信じていたひとたち。そのためにたくさんの「創る」をしたひとたち。
まさか2024年のインターネットが地獄の釜みたいになるとは思わずに…。
でも、イベントで会った人達は、みんな前向きだった。まだまだやりたい! やれる! インターネットをもっと楽しくしようぜ! そして自分らも楽しもうぜ! という気概にあふれていました。
「あのころのインターネットをもういちど」みたいなのではなくて、きっとまだこれから何かできるはずだし、地獄の釜のうしろで、たくさんの良いことが実際に起きています。
例えばうちの父の話を先日記事にしましたが、AlexaとSpotifyで、彼は好きだった音楽に再会しました。
(↑途中から会員専用ですが、無料登録なのでよろしければ…)
インターネットの世界は広大で、世界50億人ぐらい(てきとう推計)のネットアクセス可能な人のぶんだけ、「自分のネット」があります。
なぜかネガティブな話ばかり広がりがちなんですが、1つのネガティブのうしろには、100のポジティブと1000の日常がある。
100のポジティブと1000の日常をすこしでも増やす方向にむかって、これからもやっていきたいなと思いました。
(タイトル画像は、mixiユーザー同窓会のおみやげです)