この正月は下の息子が帰省して、どこかに連れて行ってくれるというので、家族で湯布院に行くことになりました。

　６日の朝から行きました。さすがに正月も６日になると高速道路も空いていて、快適なドライブでした。

　子どもが小さい頃は、わが家のレジャーはもっぱらオートキャンプでした。なので、マイカーもオートキャンプに便利な車。要は、荷物がたくさん積めて快適な車。

　本当は大きめの“ミニバン”が一番いい。しかし、最近は普段は私と奥さんの２人暮らしなので、今は、運転がしやすい軽のワゴンタイプの車がマイカーです。

　最近の軽ワゴン車は乗り心地も良いし、パワーも必要十分。大衆車クラスのミニバンよりも運転ははるかに楽なのです。

　おまけに、数年前から腰の調子が良くなくて、普通のベッドだと腰が痛くなり長時間は安眠できない。私のベッドは電動ベッド。ということで、日帰り温泉旅にしました。

　湯布院で温泉を楽しむ時には、これまでは、“夢想園”が一番のお気に入りでした。[ #夢想園 ]

　今回も、夢想園の露天風呂を目指したのですが、いざ旅館が近くなって念のために夢想園に電話したら、日帰り入浴客はお休みという。そこでも、息子の出番。

　息子がネットで日帰り温泉を検索したら、ランキング１位に、その“天地のしずく”が出てきたらしい。で、急遽そこの温泉に行くことになりました。

　天地のしずくの露天風呂は素晴らしい。夢想園の露天プロに匹敵する。年末年始は客も多かったらしいのですが、６日はガラガラ。地元客が１人だけの、ほぼ貸し切り。

　私は、単に温泉に浸かるだけではなく、露天風呂でのほほ～んと雄大な気分になりたいのです。湯布院では、私が九州の山で一番好きな由布岳を見ながら露天風呂に浸りたい。

　もちろん、天地のしずくは温泉旅館なので、小規模ながら宿泊施設もある。でも、素泊まりが基本で、食事は提供していないという。

　私らがこれまで温泉施設のコンサルをする時は、“食の企画”に力を入れていました。食の企画が必要なければ、コンサルはお手上げなのです。

　せっかくそこまでやるなら、腰やひざが悪い人の温泉療養もターゲットにしたらどうかと思った次第でした。昔から、ひざや腰のリハビリでは、温泉療養が重宝されています。[ #温泉療養 ]

　最近は、腰やひざが悪い人が多い。一般の病院は閑古鳥が鳴いていますが、私が週に２回通っているリハビリ病院なども、予約なしでは治療してくれないほどなのです。