「アトミック・シンキング」を読んだ。自分の思考を最小限にまで切り刻み、各個を関係の糸で結び、閃きの数を増やして、文章を大量に書けるようにしたい。
以前に書いた記事を書くときに考えたことを、また考えて書く。
このnoteの記事を書くとき、それが多いのです。何度も考えてもう飽きてるし、時間の無駄です。
自分のnote記事を検索して、その「何度も考えること」を過去の記事から今書いてる記事にコピペすることもあります。
この「何度も考えること」を、明文化してObsidianで管理すれば、何度も考えずにすむのではないか。
ツェッテルカステンには、そこに期待しています。
とはいえ、その実践は困難です。ツェッテルカステン本の「TAKE NOTES!」はそれなりに難解で。
走り書きのメモ、文献メモ、保存版のメモ。それらを作り続ければ、いつかは機能するのかどうか、よくわからないのです。
本書「アトミック・シンキング」は、TAKE NOTES!や、その日本版ともいえる「知的生産の技術」におけるノートあるいはカードの作り方を解説した本です。
一つのノートには、一つのことを書く。アトミック、つまりそれ以上分割できないけど、その一つのことを、他者が読んでも理解できるように書く。
それができるよう、一から訓練していきます。
アトミックなノートでObsidianの中を埋め尽くしたい。この記事のタイトルのようなことをしたい。
しかし実際には中途半端なごちゃっとしたメモが大半でして。いやになってきますね。
本書でも触れられていますが、私がやりたいことはとても時間がかかることだし、完璧にやるのもたぶん不可能なんでしょう。薄々わかってたけど。
だからやる価値がない、わけではありません。著者は「だいたいでいい」と述べていて、勇気が湧いてきます。
とはいえ、私ももう50歳代半ばで、そろそろObsidianの中をちょっとはカッコつくようにしないと立つ瀬もないわけで、頑張っていこうかな、と。