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AnkiへのCSVファイルのインポートはPCじゃないとできないと思い込んでたけどiPhoneでもできた

記憶力選手権世界チャンピオンの方も薦める、
優れた記憶システムであるところのAnkiアプリですが、
データの入力が手間だという弱点は、
多くのAnkiユーザーの頭を悩ませているところです。

本記事は、この窮状に一筋の希望の光が差し込む、
大発見の物語になります。
すみません、盛りました。

本記事は、すでにAnkiを利用している方が対象です。
Ankiって何?という方はAnkiタグの記事を参照してください。

さて、長年Anki界(私の脳内)では、

  • Ankiにデータを一度にたくさん取り込むにはCSVファイルのインポート

  • CSVファイルのインポートはPCでしかできない

というのが定説でしたが、
実はiPhoneでもできました!ビックリです!(結論)

用意するのは

です。

なんで、デスクトップ版とAndroid版アプリは無料なのに、
iPhoneアプリだけこんな高いのよ!

と喉まで出かかる声をグッとこらえて、買ってインストールします。
なぜなら、隙間時間に暗記するにはiPhoneアプリが必須だからです。

さて、おもむろにCSVファイルを用意します。

中身はこんなです。

procrastination,遅延

これは一番単純なものなので、もちろんもっと充実したCSVファイルを準備しても構いません。

このCSVファイルを、AnkiMobile Flashcardsアプリで開きます。

やり方① AirDropでiPhoneに送る

MacからAirDropでiPhoneにCSVファイルを送ると、いきなり「ファイル」アプリでCSVファイルが開きます。こんな感じです。ちっさ。

↓この「v」みたいなところから共有アイコンをタップして…

「Anki」アプリをタップ。

見当たらなかったら、右の方にスクロールして「… その他」を押すと、その中に「Anki」が潜んでいるので、選択。

するとなんと!
いきなりAnkiアプリのCSVインポート画面になるじゃないですか!!!

PCでしかインポートできないと思い込んでいたのでビックリですよ。
さすが¥3,500するアプリなだけありますね!
(無料のデスクトップ版でもできるけど)

ちなみにこの方法で送ったファイルは、iPhoneの「ファイル」アプリで「このiPhone内」→「ダウンロード」フォルダに溜まっていきます。

やり方② iCloud Drive経由でiPhoneに送る

Macには、iCloud DriveというDropbox的なクラウドドライブがあります。
これはMacとiPhone両方でアクセスできるので、MacでCSVファイルをここにおいて数秒〜数分くらい待てば、同期されてiPhoneでも開けます。

このとき、
「Anki」というフォルダにCSVファイルを置く
のがコツです。


「iCloud Drive」内に「Anki」という名前のフォルダを作り、ここに置きます。iPhoneで見るとこんな感じになります。
このCSVファイルをタップすると…

なんといきなりAnkiアプリで開きます!

(上の画像の使い回しだけど同じなので気にしない)

どうやら、「Anki」という文字列が入っているフォルダにあるCSVファイルは、Ankiアプリで開くようです(「あああAnki」フォルダでも「Ankiおっほ」フォルダでも大丈夫です)。

これは「Anki」という文字列が入っているフォルダの中でさえあれば、「iCloud Drive」内ではなく「このiPhone内」であっても、更に任意の名前のサブフォルダの中でもOKっぽいですが、iCloud Drive内が便利かなと思います。テキストファイルで容量も全く圧迫しないですし。


まとめ

  • いつから、AnkiへのCSVファイルのインポートはPCでしかできないと思い込んでいた・・・?

  • iPhoneの(高価な)AnkiアプリにCSVファイルを送ると、iPhone上でもAnkiにインポートできる!

  • iPhoneのAnkiアプリへのCSVファイルの送り方

    1. AirDropでiPhoneに送り、共有アイコンからAnkiアプリで開く

    2. iCloud Drive内の「Anki」という名前のフォルダにCSVファイルを置いて、iPhoneの「ファイル」アプリで開く(オススメ)

この大発見(イノベーション)は、今後紹介していく
「iPhoneだけで充実したAnki英語学習デッキを構築する手法」
の最初の、しかし偉大な一歩である。

乞うご期待!(自分へのプレッシャー)
→書きました!


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haru
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