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【Notion】統計検定準1級進捗管理ツールの使い方

自己紹介

新卒で入った会社で法人営業を3年半経験し、未経験でデータサイエンティストに転職した人。
Xではデータサイエンティストの仕事や勉強について発信してます!
https://twitter.com/tsukapontan_


▶︎概要

統計検定準1級専用の学習記録ツールです。
このツールで学習記録をすることで、自分の苦手な分野が可視化され、効率的に学習を進めることができます。

注:このnoteではPC版のNotonでの使い方をベースに説明しますが、スマホアプリ版でも基本的に使い方は一緒です!

Notionテンプレートはこちら↓

なんでこのツールを作ったか、このツールを使うメリット・デメリットは別のnoteで公開予定です!
↓(2024/10/18追記)公開しました!!!!こちらの記事もぜひご覧ください!!!


▶︎ツールを使う上で必要なもの

以下の教材に対応しています。
特に、ワークブックを使う前提で作成していますので、あらかじめご用意ください。

▶︎トップページの説明

①問題マスタセクション

ワークブック、過去問の演習問題ごとのページが並んでいます。
お好みの条件で並び替えや絞り込みをすることで、解きたい問題を抽出できます。

②記録ボタン

解いた問題を記録するためのボタン。使い方は後述します。

③KPI

問題を記録していくと全体の平均正答率が自動で表示されます。

④最後に解いた章別平均正答率

章別の平均正答率を棒グラフで表示しています。自分の得意な分野、苦手な分野が可視化されます!


▶︎使い方

1.ワークブックの問題を解く!

兎にも角にもまずはワークブックを解きましょう!

2.解いた問題を記録する

問題を解いたら以下2つの方法のどちらかでNotionに記録します。
記録方法①が簡単でおすすめです。

◾️記録方法①(おすすめ)

各問題ページから記録する方法

Ⅰ.問題DB内の自分が解いた問題と同じ問題番号のページを開く

問題番号にカーソルを合わせると開くボタンが表示されます

Ⅱ.問題ページを開いたら最下部までスクロール


Ⅲ.ページ最下部のボタンを押下

ボタンを押すとその問題を解いた日付と点数が実績DBに記録されます

各ボタンの説明
💯解けた→正解(1点として記録)
😟微妙→部分的に正解(0.2点として記録)
🤷‍♂️解けなかった→(0点として記録)

間違えてボタンを押してしまった時は?
実績データを削除したい時は問題ページ(または実績DBから)から該当の実績ページを開き、右上のメニューボタン「・・・」→「ゴミ箱に移動」を選択し、ページごと削除してください


◾️記録方法②
トップページの記録ボタンから記録する方法

Ⅰ.トップ左側の記録ボタンを押下

Ⅱ.実績ページに問題ページをリンク

  1. 実績ページが開くので、「問題DB」の項目に解いた問題のページを検索して、該当の問題を選択(リンク)

  2. 問題ページをリンクできたら、ポップアップ外の適当なところクリックし、閉じる

3.問題を並び替える

  • お好みの条件で問題を並び替えられます。

  • 「↑↓」マーク(問題DBセクションの上部右側)を押下すると並び替え条件を指定できます。

  • 「復習日との日数差」で昇順に並び替えると、過去2回分の問題を解いた結果から忘却曲線を考慮した順番(※)に並び変わるので、効率的に苦手な問題を復習できます!

  • 他にも「解いた回数」、「直近2回の平均正答率」などで並び替えると便利です!

※過去2回の得点と最後に解いた日付から最適な復習日を計算・設定し、その復習日との日数差を算出。詳細ロジックは後述。

4.KPIを確認して自分の弱点を見つける

トップページの最下部にあるグラフで章別の正答率(※)を確認でき、苦手な分野が可視化され、効率的に学習を進められます!

※各問題の最後の解いた問題の正答率

5.同じ分野の問題を抽出して特訓!

KPIで苦手な分野がわかってきたら、🔍フィルターで解きたい問題を抽出しましょう!

例)
「タグ」で超幾何分布を指定すると、ワークブック、過去問、とけたろうさんのnoteから超幾何分布に関連する問題を抽出できます

▶︎備考

ページ構成について

このNotionは以下の図のような形でデータを保持しています。

各ページの関係

実績DBに格納された問題の解答結果は問題マスタで問題ごとに集計されています。また、問題マスタの問題はワークブックマスタにより、ワークブックの章とそれぞれ紐づいて情報を保持しています。過去問などでは複数分野の組み合わせのような問題もあるため、1つの問題につき、複数の章と紐づいている問題もあります。

次回復習予定日について

エビングハウス忘却曲線を参考に、得点が低い問題はできるだけすぐに、解けるようになった問題は後回しにするように次回の復習予定日を計算します。
具体的には以下のようなロジックを組んでいます。

計算ロジック

問題を解いた日に対しての、次回復習予定日計算ロジック
if(
  format(prop("前回の得点")).replaceAll(",","") == "1",
	if(format(prop("前々回の得点")) == "0",dateAdd(prop("最後に解いた日"), 7, "days"),
		if(format(prop("前々回の得点")).replaceAll(",","") == "0.2",
    dateAdd(prop("最後に解いた日"), 20, "days"),dateAdd(prop("最後に解いた日"), 30, "days")
	    )
		),
  if(
    format(prop("前回の得点")).replaceAll(",","") == "0.2",
	  if(format(prop("前々回の得点")) == "0",
		dateAdd(prop("最後に解いた日"), 3, "days"),
			if(format(prop("前々回の得点")).replaceAll(",","") == "0.2",
	      dateAdd(prop("最後に解いた日"), 5, "days"),
	        dateAdd(prop("最後に解いた日"), 7, "days")
	      )
			),
			if(format(prop("前々回の得点")) == "0",
				dateAdd(prop("最後に解いた日"), 1, "days"),
	      if(format(prop("前々回の得点")).replaceAll(",","") == "0.2",
	        dateAdd(prop("最後に解いた日"), 3, "days"),
		      dateAdd(prop("最後に解いた日"), 5, "days")
		        )
					)
				)
			)

最後に

2024/10/12にようやく準1級に合格でき、このテンプレートを堂々と公開できました!
これから準1級を受けてみようと考えている方や現在勉強されてる方は、心が折れそうな瞬間が何回も来ると思いますが、自分を信じて頑張ってください!!!!心から応援してます!!!!

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