株式会社Tabimaryが運営する、旅行インフルエンサー「Halohalo」(@halohalo_travel)と関連アカウントのステルスマーケティング疑惑に関する声明及び公開質問状
表題の件について、株式会社トライシージャパン(代表取締役:後藤卓也、以下「弊社」)及び関係者が関知する事項ではございません。しかしながら、別紙記載の経緯のとおり、旧株式会社クロイス(代表取締役:遠藤翔太氏、以下「クロイス」、現株式会社Tabimary)が運営する旅行系インフルエンサー「Halohalo」(@halohalo_travel)の関連アカウント(@halohalo_jr)(以下、総称して「Halohalo、ハロハロ、ハロハロトラベル」)にて、弊社及び代表取締役を名指しする言及がなされました。
基本的な運営ポリシーとして、個人アカウントからの言及についての返答を控えていますが、Halohaloは法人が運営するアカウントであるとともに、弊社及び代表取締役に対して強い抗議の意を表しており、弊社や関係者の名誉や尊厳を傷つけるものであることから、本件の経緯と弊社としての立場を明らかにします。
Halohalo、クロイス(Tabimary)及び遠藤翔太氏が、有力お得系トラベラーの一人(法人運営ですが便宜上「人」とします)として多くの旅行者を生み出した功績に、まずは敬意を表したいと思います。それは10万人を超えるTwitterフォロワー数や、本疑惑が広まった後に応援を表明した少なからぬ支持者が証明しています。旅の目的や重視するものは人それぞれで、あらゆるスタンスが尊重されるべきです。Halohaloとして投稿されるお得を軸とした旅行スタンスも、人それぞれ賛否はあるかと思いますが、他人が否定すべきものではありません。
さて、Halohalo及び遠藤翔太氏が、SNS投稿に対する対価を得ておきながら関係性を明示しない、いわゆる「ステルスマーケティング」を行っているという事実について、現段階で明らかになっておらず、弊社及び代表は当初、これを主張していません(経緯参照)。また、Halohalo及び遠藤翔太氏は、「金銭報酬を受け取っている事実はありません」と表明していますが、一方で、矛盾した投稿を繰り返しており、本件が拡散に至った要因であることは否定できません。都合の悪いリプライ(Twitterの返信機能)を行ったアカウントをブロックもしくは非表示とするなど、対話による解決を拒んでいることについて、触れられたくない事柄があるのではないかと勘ぐられてしまうのは致し方ないと考えます。
また、Halohalo及び遠藤翔太氏による2月5日付け声明文に記載の「旅行系の発信者が活動量に対して適正な金銭報酬を受け取れていないことを危惧している」という主張についての趣旨は理解します。一方で、Halohalo及び遠藤翔太氏が行った、他社記事をURL等の出典元等を明記せずにキャプチャーし、SNSに投稿するという行為(※3)は、記事執筆者や権利保有者が適正な金銭報酬を受け取れないことにつながる、主張と相反する行為であると考えます。声明文では、弊社のSNSアカウントから一時的にブロックされていたと主張していますが、法人運営アカウントによる同様の不適切な行為を黙認することができなかったことから行ったものです。
Halohalo及び遠藤翔太氏が展開するあらゆるサービスが有益であるかについては、ファンや事業者によって決定されるべきものであり、弊社としてのコメントは差し控えます。信用が失墜すればファンが離れ、いずれ旅行インフルエンサーとしての事業が成立しなくなることは明白です。旅行者はそれほど間抜けではありません。
これ以上、弊社もしくは弊社関係者に対する誹謗中傷は望むものではありませんので、違法行為に関する指摘もしくは主張されたいことがあれば、第三者による客観的な判断を得るべきだと考えます。また、弊社や関係者に対する言動について、心からの謝罪を求めます。
合わせて、以下の4問を公開質問させていただきます。1週間以内にTwitter「Halohalo/お得トラベラー」(@halohalo_travel)アカウントへのご投稿によりご説明ください。
なお、Halohalo、クロイス及び遠藤翔太氏への正当な指摘の上で、法的手段等の不都合を被った一般の方に対しては、弊社が全力で支援することをここに表明します。本誌の10万人以上のSNSフォロワー、100万人以上の読者の皆さんには、これを強く支持していただけるものと確信しております。
くれぐれも良識ある旅行会社、ホテル、鉄道、航空会社や地方自治体やDMO、政府観光局等の皆様方は、日本国内でプロモーションを行う際、景品表示法を含む法令を顧問弁護士等にご確認の上、良識あるプロモーションを行っていただくよう切に願うとともに、一過性ではなく持続可能なプロモーションにより、ご利益がありますことを願ってやみません。
株式会社トライシージャパン
代表取締役兼編集長 後藤 卓也
■弊社概要
株式会社トライシージャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役:後藤卓也)は、2011年7月1日に創刊した、航空、鉄道、バス、旅行・観光情報メディア「TRAICY(トライシー)」の記事配信を主事業としています。2017年6月に事業譲受により設立。
■経緯(上記当事者以外の個人については特定情報を伏せている)
(1)2月3日午後3時19分 TwitterアカウントAが「高級ホテルの宣伝依頼で無償宿泊、タダ飯付きでまだ足りないと言ってるインフルエンサーが居るんだけど、どんだけ欲張りなの? 怖い怖い」と投稿。
(2)同日夕方 弊社代表後藤の個人Twitterアカウント(@tak_goto43)で公式リツイート。
(3)同日午後4時35分 Halohaloが、「じゃああなたは自分の本業で食事と住居は用意するけど、給料ゼロでOKしますか?こういう事情の分からない文句しか言わない人は黙ってて欲しい。勝手に高級ホテル扱いしてるけど、素泊まり1万円〜の一般的な宿です。こんなツイートをリツイートしている人も同類。大丈夫ですか?TRAICYの代表さん。」と投稿。
(4)同日午後10時13分 社内イントラツールへの社員の投稿にて、Halohaloの投稿を認知し、(1)の投稿のインフルエンサーが同氏を指しているとみられることが判明(※4)。指していた内容は以下の通り。
同日午後3時2分 Halohaloは第三者へのリプライで「代理店は1円も発信者に払わないという条件だから、困ってるんです。」と返信。
(5)同日午後10時30分 @tak_goto43が引用リツイートで「何を要求したのかわからんですが、なにか要求して「このホテル素敵!」って言ってるのなら、PR表記つけないとだめだと思いますよ。TikTokerのステマ問題と同じでは?」という一般論を投稿。
(6)同日午後11時3分 Halohaloが引用リツイートで「え、、この方相当ヤバくないですか… 発信者がもっと大切にされるべき、と伝えているだけで今回の件に関して代理店から提案があってできる / できないの判断しただけです。宿から金銭もらって素敵と紹介したことはないです。TRAICY代表の立場で勝手に人のことステマ扱いして拡散するってやばすぎ。」と投稿。
(7)同日午後11時16分 @tak_goto43が引用リツイートで「頂いた投稿についてレス返しただけですけれど…。」と投稿。以後、Halohaloのアカウントからブロックされる。
(8)多くの一般アカウント等から問題点を指摘されているものの、Halohaloは返答が難しいとみられるアカウントをすべてブロックする。@tak_goto43では、同様の指摘をリツイートするなど、反論を続けていた。
※1:https://tabimary.com/terms/
※2:https://twitter.com/halohalo_jr/status/1489800622106832896
※3:
※4:@tak_goto43では、Halohaloのアカウントをフォローしていない。引用リツイートのうち、@halohalo_travelによる投稿を含む、元ツイートが削除されたものについては意味をなさなくなったことから削除した。
■株式会社クロイス(現株式会社Tabimary)について
「おにぎらず」専門飲食店の運営、「おにぎらず」の企画・製作・販売・輸出入事業、地方企業へのコンサルティング事業、イベント及び研修の開催並びに運営事業、人材紹介及び人材のマッチング事業を目的として、2015年7月に設立。
2024年現在では、SNSを活用したサービスのPRや代理店業務、SNSアカウントの運用や広告運用代行、SNSインフルエンサーのキャスティングといった「宣伝事業(広告事業)」と、プレスリリースの作製や自社メディア・SNSアカウントの作成といった「広報事業」を手掛けている。
本社:神奈川県横浜市港南区芹が谷4丁目32番7号
現本社:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F-C
資本金:200万円
代表取締役:遠藤翔太氏(いずれも登記簿による)
https://x.com/halohalo_travel
https://x.com/halohalo_jr
https://www.instagram.com/halohalo_travel/
https://www.youtube.com/c/halohalotravel
https://www.threads.net/@halohalo_travel
https://halohalo.space/
以上。