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ナムル・酢の物・マリネの設計図をつくりました

こんにちは。クックパッドで「たべドリ」というアプリをつくっている、すどうといいます。

いちいちレシピを見なくても、あるものでパパッと料理をつくれたらいいよなぁと思っていて、どうやったらできるようになるかな?というのを日々考えています。

今回は、簡単なあえもの3品をテーマに、料理の構造がひと目でわかる、「料理の設計図」をつくってみました。

どんな料理も、いちど構造を理解してしまえば、なんとなくでアレンジできたりするのですが、その構造をパッと理解するためのフォーマットがないなぁと思ったので、つくってみました。

ナムルの設計図

まずは、韓国料理の定番、ナムルです。

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(大きく、食材・味つけ・調理法の3つに分かれてます。好みで入れてOKなやつは点線にしました。)

[ 食材 ] ナムルは味付けがこってり目なので、もやしとか葉もの系の淡白な野菜が合います。
[ 味つけ ] ごま油 + 塩がベースです。その日の気分で、にんにくやごまを風味づけにトッピングしましょう。
[ 調理法 ] 野菜をさっと茹でてあえるだけです。

こんな感じで、

・ その料理に向いている食材
・ 変えちゃいけない味のベースと、好みで変えられるトッピング要員
・ 大まかな調理工程

この3つからなる「設計図」が頭に入っていれば、いちいちレシピを見なくてもいろいろつくれちゃうってワケです。

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(左:韓国のりをトッピングしたラディッシュのナムルをつくるところ。
右:きゅうり、もやし、ちくわで。コショウをふってみました。)

酢の物の設計図

ナムルは単品野菜でつくることが多いですが、酢の物はいろんな食材の組み合わせが楽しめます。食材は、身近な野菜 + 旨味系でペアをつくるようにチョイスしましょう。

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[ 食材 ] 旨味系としては、カニカマやちくわなどの加工食品が手軽です。さっと茹でた薄切りの豚肉や、ささみとかが入ると食べ応えがアップします。
[ 味つけ ] ベースは、しょうゆ + みりん + 酢が鉄板です。みりんは砂糖でも可。そこに、しょうがや海苔をプラスして、いろんな風味が楽しめます。わさび風味やからし風味なんかもいいですね〜。
[ 調理法 ] ナムルと同じです。きゅうりとか生食できる野菜はそのままでOK。軽く塩もみしておくと食感も味のなじみもよくなります。

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(左:ゆでたオクラとちくわ。
右:ゆでたキャベツとわかめ。しらすトッピング。)

マリネの設計図

次はマリネです。ナムル・酢の物・マリネの3つが頭に入ってると、和洋中のどんな献立にも対応できるので、基本の3品として覚えておきたいところです。

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[ 食材 ] 身近な野菜と旨味系のペアをチョイスします。単品でもOKです。
[ 味つけ ] ベースは、オリーブオイル + 酢 + 砂糖 + 塩です。好きな風味をトッピングして、ガーリックマリネとか、ハニーマスタードマリネとか、オシャレなやつに仕上げましょう!
[ 調理法 ] マリネする具材は「焼く」のがおすすめです。野菜も肉も焦げ目がつくくらいに香ばしく焼いてから「漬けて」おくと、めちゃおいしいです。
もちろん、タコやサーモン、いわしなんかのお刺身は、さっとあえてカルパッチョ風でもOKです!

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(左:トマトと玉ねぎを焼いてから漬けました。クタっとしておいしい。
右:タコ、パセリ、赤玉ねぎ。こっちは漬けてなくてあえた感じ。)

トラブルシューティング

Q. なんか味がうすい?ボケてるんだけど?
A. そういう時はとりあえず塩です。塩をひとつまみ足しましょう。味見をしながら少しずつ調整しましょう。めんつゆとか鶏ガラだしとか、旨味調味料をちょっと入れちゃうのも手です。

Q. ベースの調味料の分量は?
A. 割合的には以下のような感じにしておけば、大外しはしません。少な目につくって合わせてみて、「薄いな」と思ったら同じ割合で足せばOKです。気楽にやりましょう。

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Q. そもそも、切り方とか、ゆで方とか、基本的なことがわからない!
A. 料理のトレーニングアプリ「たべドリ」で身につけましょう!(宣伝です!)

というわけで、レシピがなくてもいろいろつくれるようになる「料理の設計図」をご紹介しました。
次回は、炒め物や煮物の設計図を紹介したいと思います。お楽しみに〜👋

---✂️--- 追記 ---✂️---

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