見出し画像

デザインノートと私|趣味探し人の備忘録

2024年の始めに「今年こそは打ち込めるものを!」と誓った私。そして現在…年の瀬になり「また、忙しくて何も見つけようとしなかった…やってしまったああああ」と落ち込む私がここにいます(笑)
 
そこで「2025年こそは!」と、ちょっぴりだけデザインに興味があった私が手に取ってみたのが、「デザインノート Premium 今さら聞けない デザインのきほん」です。

表紙の有名なデザイナーさんの名前をひとり…いや、ふたりくらいは知ってるかなというレベルの私が読んでもわかりやすかったのでご紹介します!
 
中をまずパラパラめくってみると、ロゴができ上がるまでの遷移や手書きのラフが載っています。

デザインができないのに、こういう制作の裏側を見るとテンションが上がるのは私だけでしょうか(笑)。
 
他にも配色やデザインのポイントなども載っています。これらもデザイン本ではよく見る項目ですが、カラフルなページをめくる度にワクワクしてしまいます。学ぶには、楽しさや高揚感が必要だと思うタイプなので、ここら辺は私にはかなり重要なページです。

ところで、この本で「おおっ!」と思ったのが、有名なデザイナーさんたちのデザインする時の思考が多数掲載されていて、1冊でその思考を比較することができる部分でした。
 
例えば、大手飲料メーカーなどの有名ロゴデザインを手掛ける株式会社フレームのデザイナー石川竜太さんは、「世の中のロゴ・マークをできるだけ沢山見て、何故このデザインはいいのか、何故良くないのかを考え、きちんと語源化する」と話します。

▲石川さんのお話は、デザインだけじゃなく、仕事や私生活でも役に立ちそうだな〜と思いながら読んでいました。石川さんの話の続きが気になる方はぜひ「デザインノート Premium デザインのきほん」でご確認を!
 
「デザインのきほん」と銘打ってるだけあり、ちょっと興味があるという人でもデザインの仕事をよく理解できる内容で、非常に読み応えのある本でした。
 
「デザインを仕事にする!」とはとても言えませんが、それでも読んだあとに「あのデザインってこういう意図があるの?」と、街中にあるデザインを見る目が変わったように感じます。なんだかこの感覚があるだけでも、仕事ばかりの毎日からちょっとだけ抜け出せた気がします。
 
本業の他に打ち込めるなにかを求めて、私の旅はまだまだ続きそうです。
 
◇今回ご紹介した本はこちら◇

この記事を書いたひと:
サトウナツキ。仕事以外にのめり込める何かを探して早10年。究極の趣味迷い人。今まで試した趣味は数え切れず、ビビッ!と来るものに出会えないことに悩んでいる。
誠文堂新光社の担当Oさんに相談したところ「本からヒントを得たら?」とアドバイスをもらい、実践中。ビビッ!とくる、ときめく趣味に出会えるのを楽しみに日々活動している。
URL:https://natsuki-photo.com/