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TSKaigi Kansai 2024の参加(登壇)体験がとってもとっても良かった件

みなさんこんにちは、Kanonです!

この度TSKaigi Kansai 2024に参加&登壇をしてきました。

「参加レポートを書くまでがカンファレンス」がオレルールなのでやっていき。ちなみにこの感想ブログは深夜のカラオケボックスで書いてます。終電を逃したので。

先に結論を書くと、登壇者であり参加者でもあったカンファレンスの中で一番満足度が高かったかもしれません。具体的に何がよかったのかはこのあと詳しく書いていきます。

魅力的なセッションが多かった…というか全部なまである

あくまで僕はですが、この記事に書いてる通り今の価値観だとカンファレンスに最も求めていることは自分の技術力向上に寄与しそうな度合いが高いそうかどうかです。

今回のTSKaigi Kansai 2024は実はタイムテーブルが発表されたときから、もうずっと楽しみでした。どのセッション(LT)もタイトルと概要を見て「どういう話なんだろう?wkwk」が止まらなかったからです。

今回採択されていたテーマを全体的に見ると、TypeScriptの型システムに関するものが多い印象でした。懇親会の場で選考委員だったuhyoさんにその辺の話を伺うと、「JSの領域と被らない、TSならではの話を聴きたいよね」ということで「なるほど、やっぱり」と答え合わせに納得しました。

これが本当にいいなと思うところで、やっぱりTypeScriptの勉強会なのであれば、そこにフィーチャーした話がほとんど(というかオンリーだったかも)を占めないと意味がないなと思います。

そしてテーマと概要が面白そうなだけでなく、登壇内容も本当に素晴らしいものばかりというか素晴らしいものしかありませんでした。最高の発表を仕上げてくださったスピーカーの皆さんマジリスペクト。

これも懇親会で選考メンバーの一人であるhoshicoさんがおっしゃられたことですが、「錚々たるメンバーが集まったな」とおっしゃるのも納得しかありませんでした。その場にいた僕、恩田さん川俣さんに対しての発言だったのでその場では「僕だけ場違いか?」と思ってましたが(笑) 懇親会でいろんな人と交流して感想を聞けたので、自分のトークもかなり良かったんじゃと確信できました。し、その錚々たるメンバーの一員と自信持って言いたいです。

聞けた中で特に良かったトーク

全部いいんだけど「特に」刺さった話を置いておきます。

かなるんさんのキーノートでした。TypeScriptの型システムだけでどこまでできるのか?というお話だったのですが、やっぱり「結構なところまでできるよね」というめっちゃいいキーノートでした。

sugar-catさんのLTです。SREなsugar-catさんならではの視点でTypeScriptの使い方をトークに落とし込まれているところが非常によかったです。最近自分もTSのロギングと向き合う必要があったのでしが、それより前にこのトークを聴きたかったです。僕もこれからはtslog使います。

ホリちゃんさんのスポンサーLTです。TypeScript Graphを使って視覚的に依存関係を見るというお話でした。影響範囲の整理なんかでも役に立ちそうなお話で、TSを使う時には装備しておきたいなと思いました。

聞けなかったトーク

時間被ってたりスポンサーブース回ってたりで聞けなかったトークもいっぱいあります。というか会場で聞けたもの以外は全部聞きたいんですよね。スライドが公開されているものには目を通してますが、やっぱりトークで聴きたい。し、聞いたトークでもう一回聴きたいやつもある。運営のみなさま、アーカイブ待ってます!!!!!!!!!何卒よろしくお願いいたします!!!!!!

学びになったこと、今すぐ始めたい・キャッチアップしたいこと

整理できてないけど、取り急ぎメモできてるのだけ。

@sadnessOjisanさんに焼き肉を献上する

スポンサーブース

スポンサーブースを回るスタンプラリーをやっていたので、各ブースをできるだけ回っていました。

そのなかで普段から関西のTSやReactの勉強会でよく会うカケハシのnokogiriさんに会いに行ったり、初めましてだけど伝手を頼りにご挨拶したパウリさんや技術書典のイベントで知り合ったしゅういちろさんの所属するBitkeyさんのブースにお邪魔したりしてました。

Bitkeyさんのブースでははずかしイベントを起こしたりしてました。

自分のトーク

登壇持ち時間の14秒前に終わって、ちゃんとウケも取れたし今年一番のトークができたと思う。聴いてくださってるみなさんの表情を見れる限り見渡していたんですが、今年一番聞き手のみなさんを引き込めた手応えがありました。

SpeakerDeckのスライドには反映してないけど、実は前振りで『Xのフォロワーが1690付近をうろうろしてて気持ち悪い。みんなの力で1700を越えさせてほしい。トークを聞いてみて「コイツいいな」と思ったらフォローしてくださいっ』という話をしていました。

結果、無事に越えました!みんなほんとにありがとーーー!!僕の脳内ではいのりんのライブツアーファイナルのダブルアンコールのラストナンバーが流れてました。

懇親

懇親会は本編も2次会もめっちゃ充実しててずっと楽しかった。まずは本編から。

本編

最初は河野さんluccafortさん、パウリさん、syumaiさんと話してて、途中からはしばらくパウリさんとsyumaiさんとお話してました。

パウリさんもsyumaiさんも僕からすると長澤まさみさんのようなお人なんですが、パウリさんやluccafortさんがお知り合いだったおかげで繋いでいただくことができました。ただ話してみるとsyumaiさんは元々僕のことを認知してくださっていて、めちゃくちゃめちゃくちゃ嬉しかったです。

ここではSoftware Designの連載苦労話を聞いたり、エンジニアニメの登壇話をしたり、パウリさん3人いる説について話したりしていました笑 あとお話してて印象的だったのが、パウリさんは抽象化がお上手でそれをまた具体に落とし込む力がすごいですね、というようなお話をしたりしていました。

お二人としばらく話し込んだ後は、一休の恩田さんやLAPRASの川俣さんと話し込んでいました。川俣さんは本業の方でのイベントにご登壇いただいたことがあったりでオンラインでの面識はありました。恩田さんは僕の登壇の前に登壇されていて、そこで一言二言話したくらいでした。(ただ、一休さんのRemix乗り換えブログとかでお名前はもちろん存じていました) これまたお二人とも僕からすれば長澤まさみさんのようなお人なんですが、さらにこれまたお二人とも僕のことを認知してくださっていて(以下略)

お二人とはReactのフレームワーク、実は使わない方がいいんじゃね?といった技術的な話をしたり、そこから派生してRemixリプレースにあたっての経験談なんかを僕と川俣さんが恩田さんに質問する形で話していました。途中からはしゅういちろさんも合流したり、hoshicoさんたちスタッフの方も交えてお話していました。

あと、話すまで恩田さんは東京にいらっしゃる方だと思っていたのですが、どうやら関西在住のようで、Wine.tsに興味を持ってくださっていらっしゃいました。「新快速でビュンっと遊びに行きますね!」と言っていただいてめちゃ嬉しかったです。ワイン1本で恩田さんのお話が聞けるのならお安い御用なので、ゲストスピーカーとしてきていただくようお願いしておきました。

懇親会本編最後にはナレッジワークのみなさんとお話していました。関西でのイベント開催時にお力を貸せることがあればなんでもやりますのでよろしくお願い致します。いつでも連絡してください。

二次会

二次会のMVPは間違いなくluccafortさんでしたね。人数が増えなければうたがわさんだったでしょう。当初うたがわさんが予約してくださった二次会会場のキャパを超える人数が集まってしまったため、luccafortさんにマネフォオフィスを解放していただきました。二次会参加者はマネフォ最高とパウリさんのこのポストを引用ポストしておきましょう。

ここでは移動中や移動後にuhyoさんにプロポーザル採択のお話をお聞きしたり、マネフォのあるビルのエレベータであとから乗り込んで来られたsadnessOjisanさんに「あ、Kanonさんですか!?」と声をかけていただけたりで、ここでもまた長澤まさみさんと思ってる人たちに(以下略)

総じて

TypeScript界隈のいろんな人たちとオフラインで知り合うことができて、今後のTSKaigiでもそうですが、それ以外のイベントでお会いすることがあってもめっちゃ声をかけやすくなりました。

インターネットで知ってるだけだとXをフォローしに行きにくかったり、ファーストコンタクトでの会話に困るんですが、今回そこをうまく繋いでくれるチャンスに巡り会えてめちゃラッキーでした。

上でも書いたけど、とりあえずuhyoさんとsyumaiさんとsadnessOjisanさんに焼き肉献上してTSの底上げをしてもらえばよいかな?

忘れ物

カケハシの椎葉さんいくおさんと直接お話しできなかったのが残念でした。でもカケハシさんはいろんなテックカンファレンスにスポンサーされているので、またどこかでお会いできるでしょう!

おわりに

TypeScript界隈で僕が長澤まさみさんだと思っていた人たちが僕のことを認知してくださっていた事実が本当に嬉しかったです。名前が轟はじめてるってことですよねこれ。調子に乗らず、というかむしろ一層アウトプット出してくぞ!となりました。これが一番の感想です。

カンファレンスの内容に対しては、トークテーマのサムネ詐欺みたいなこともなく、発表内容それ自体も含めてめっちゃハイレベルだったと思います。さらに昼食と懇親会参加費もついてて、にもかかわらず2000円ってどんだけ破格やねんって感じです。

一方で「TSKaigi Kansai」という命名なだけあって、安易に大阪でなく京都開催だったところも個人的にはポイント高かったです。会場も"みやこめっせ"と京都だからこその場所で、「適当に大きくてちょっと綺麗な会議室借りて〜〜」とかじゃないのも関西(京都)でやる意味っていうのが出ててめっちゃよかったです。その辺については開催前にもhoshicoさんから「関西でやる意味っていうところをいろいろ考えてる」というのを伺ってたので安心していましたが。選考員がuhyoさんともう一人が関西在住のshisamaさんなのも「(僭越ながら)わかってるな〜〜〜」って思ってました。改めて運営スタッフの皆様お疲れ様でした!!

懇親会に関しては、基本僕は5人以上の飲み会には行かないと決めてるんですが、セッションのクオリティが高かったことで「ぜひお話し聞いてみたい」と思う方がたくさんいらっしゃり、ルールに反して参加していました。TSKaigiは今年できたばかりのTSカンファレンスイベントなせいか、他のイベントで会ったことある人と初めましての人がいい感じに混ざり合ってて、新しい人間関係の風が吹いてるなと思いました。

あと、声をかけてくださった方の1/5くらいの確率で、僕のじぶんりりーすノートとか日記とか、技術記事以外を熱心に読んでくださってる方がいるのがとても嬉しかったです。300はてブ越えてくようなアウトプットももちろん出したいけど、そういう一部の人に刺さるような何かを出せるのもとてもやりがいがあっていいです。

いろんなトークを聞いた感じでは、type-challenges全制覇&全問解説しようとしてるけど、方向性まちがってなさそうと思えました。少なくとも初級編くらいは知ってないと、ほとんどのトークでなにいってるかわからんになるところでした。

ということで次回はTSKaigi 2025です!日程は5/23,4、場所は神田です。次回に向けて登壇ネタを貯めてくぞ〜やるぞ〜〜〜〜〜

おまけ

  • 今年一年通して少なくとも10の100人以上規模のカンファレンスに登壇してきたおかげで緊張とか全くしなくなってきた

  • 昼食のときやみよしでラーメン食ってるときにluccafortさんと関西のテックカンファレンスについて色々話してたんですが、課題感とか似たようなこと思ってて「そうだよね」ってなってた

  • syumaiさんのお話を聞いて、一回でいいのでSoftware Designで記事書いてみたいな〜と思いました。いつでもお話しまってますよ?技術評論社さん?というか是非書かせてくださいお願いします


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