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大西配列を試して8ヶ月経った話

2024年11月29日から大西配列という、一般的に使われるQwerty配列とは違うキーボード配列に挑戦しています。今日は2025年7月29日なので、ちょうど8ヶ月経過したことになります。

大西配列とは

大西配列の詳細などについては前回の「大西配列を試して1ヶ月経った話」に書いてありますので、そちらを見てみてください。

近況

毎日なにかしらのタイピングはしていますが、ここ数ヶ月まともな練習はしていません。

タイピングゲームスコア

イータイピングをいまやってみたところスコアは223でした。前回時点でのスコアが110だったので、かなり成長はしている様子です。

いま使っている配列

いま使っているキーボードはCorneです。配列自体は前回の記事とさほど変わらず、キーボードの配列に合わせて修飾キーを動かした程度です。

ちなみに前回の記事からいままでで、メインキーボードは5個くらい入れ替わりました。Corneも使い始めて1ヶ月程度です。これはただ私がキーボードを買い替えるのが趣味なだけですね。

ブラインドタッチ

おおよそ出来るようになりました。ブラインドタッチに対する個別の訓練はしなかったので、ブラインドタッチを身に着けていると、配列を変えてもいずれおのずとブラインドタッチが出来るようになるという、1ヶ月時点での仮説は正しかったようです。

8ヶ月間の歩み

正直あんまり覚えていません。

変わったことと言えば、前回の記事にも書きましたがタイピングで痛めたヒジが、あのあとすぐに治ったことくらいです。

配列への慣れは線形的に進んでいったように思います。あくまで慣れの話で、速度そのものの成長にはゆらぎがあったと思いますが、主観的に躓いたりはせず、日々進歩を感じていました。

1ヶ月間練習が続いた上でいけそうと思ったのであれば、その後に躓くようなことは私に限らずあまり起きないように思います。

大西配列とQwerty配列の比較

まだ、以前と同等のタイピング速度とは行きませんが、比較出来る水準には至ったと思うので、感じている違いを挙げて行きたいと思います。

タイピングの速さ

速さにおいて以前を凌駕するということはなさそうで、以前とほぼ同じ水準で高止まりするだろうなと想定しています。

というのも、主観ではありますが、タイピングの速さというのは指の移動距離よりも、人間の動作速度に依存するということがわかってきたからです。1本の指で隣同士のキーを交互に押そうが、1個空いたキー同士を交互に押そうがそこまで変わらないのですし、考えてみれば当たり前ですよね。

もちろん、同一の習熟度でのタイピング速度はすぐれた配列のほうが速くなるでしょうが、それでも配列の速さに対する影響は数%が関の山だろうなと思いました。

タイピングのしやすさ

では、なにが変わるのか?という話ですが、タイピングのしやすさなど主観的な面ではそれなりに差を感じます。

Qwerty配列では手が動くのを待っていたようなタイミングで、手が追いつかないということが減りました。トータルではせいぜい数%しか違わないような速度の差でも、部分で見たときにボトルネックになる場所が変わったわけです。

これは感覚的には、喋っているときに例えるならばハキハキと喋っているか、滔々と喋っているかのような違いになってきます。Qwerty配列の方がハキハキ、大西配列の方は滔々というイメージです。おそらくそのイメージに対応するように、文体や言葉選びにも影響が出ているはずです。

これにどんな価値があるかはわかりませんが、いま私が一番感じているQwerty配列と大西配列の違いはそういうものです。大西配列でないと書けない文章というものも、この世にはあるのかも知れません。

おわりに

変な方向に筆が乗ってしまい、当初に思っていた感じとは異なる感じの内容になりました。

1ヶ月時点の記事でも書いたように、実務的な意味で、すでにブラインドタッチが出来るような人が配列を変更するメリットはないと思います。配列の変更は、あくまで趣味や興味のものとしてやることだと考えを深めたという話でした。

この記事は大西配列のCorne V4 Cherryで書きました。


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