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ツイッターはたぶん数年以内に終わる

ツイッター、というより大きなネットコミュニティは向こう数年で一気に衰退し、代わりに閉じた小さいコミュニティの時代が10年くらい続くだろうという話です。

これはパソコン通信という閉じたコミュニティから、2ちゃんなどの大規模掲示板により開かれたコミュニティの時代になり、それに疲れてMIXIという知り合いしかいない閉じたコミュニティに。そしてツイッターという大きなSNSに、ネットコミュニティの歴史は周期ごとに変わっていて、次の10年は閉じたコミュニティの時代になるだろうという予測です

大きなコミュニティは色々な知見や色々な人で出会えるというメリットがありますが、欲しくない情報や出会いたく無い人もやってくるというデメリットもあります。例えば

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友人同士のたわいもない会話があったとする。お互い関西人同士でアホは言われ慣れている。でもそこへ知らない人が突如

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とやってきて怒り出す。これが日本に限らず、大きなSNSで起きていることではないのかなと思っています。ではなぜこんな事が起きるのか。最近読んだ、13年前に書かれたセカンドライフの取材本の中で面白い記述がありました。

誰だって自分の家だと思っている場所で暴れていたら怒り出す


つまり、下の知り合い二人にとっては自分の家で好きに会話しているように見ている

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こういうつもりでいる。でも上の怒っている人には、自分の家の中で不愉快な事をしているように見えている。

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さらにそれを見ている別の第三者から、自分の家で知らない人がなんか怒って暴れて不快と思っている

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誰の家の中でも無いのに、自分の家と思い込んでしまう人間の認知の歪みがこれを誘発しているんじゃないかとおもうのです(自分も含めて)。じゃあこれをどうするか。セカンドライフの中でアメリカ右派過激派が乗り込み、銃や要塞を建設して周りの人にプレイヤーキルしまくった時、運営はグラフィック(と当たり判定)で壁を作ってしまい、ベルリンの壁のごとく隔離しようとしました。文字通り目で見える「家」を作って相容れぬものを分離しようとしたのです。
でも結局、右派、左派の過激派が壁を乗り越え血みどろの戦争をするという現実の地球でよくみる光景がメタバース上でも起こったという落ちです。理想郷でもなんでもなかったと。

そこで次に人類が取るべき手は「その場から立ち去る」という手段です。昔から何度も言われていることですが、
1.面白い人達が集まって面白いことを始め
2.普通の人が集まって見物し
3.お金目当ての人が集まって商売をし
4.最後に面白くない人がやってくる
5.その頃には面白い人は飽きたり嫌気がさして次の場所に行き
6.普通の人が減り
7.お金目当ての人がいなくなり
8.最後に面白く無い人がさる

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ツイッターや大きなSNSは今5.局面に入ったのかもしれないなと感じています。実際に数年前にもてはやされていたおもしろ狙い企業アカウントは今や撤退の方向へ向かっています。大きなSNSによる広告効果が思ったより伸びないわりに、デメリットやリスクの方が大きいと判断したからかもしれません。
そういえば万を超えるバズりを何回かしてますが、まったく実業に結びついていません。
ツイッターは無料の野次馬しかいない、と誰かが言っていた気がします

じゃあ大きなSNS、ツイッターからどこへ移住するべきか。例えばヨーロッパではWhatsApp (Lineみたいなの)で友達同士の閉じたSNSを作り、閉じたSNS間での情報伝達はブログ系のサービス(まさにこのnoteみたいなの)で賄うと聞いたことがあります。
ザッカーバーグは「未来はプライベート」と言っていて、やっぱり閉じたSNSが未来だと考えているようです。
今ならSlackやDiscordで閉じたコミュニティを作るのもいいかもしれません。ふわっと集まるのではなく、誰か座長(コミュニティマネージャー)がしっかりいる場の方がいいかなと思っております。

自分も閉じたSNSでゾーニングとフィルタリングがかかったメンバーで話をしたり意見交換をしたり、助け助けられをしつつ、そこでまとまった論評をこうしてnoteにしたためる。ツイッターはその告知くらいにしようかなと思っております。ネタは結構あるので、週1目標で今後書いて行こうと思います。
ありがとうツイッター。そしてさらば。

最後に課金いただけた方へのありがとうのメッセージとまとめの一言を

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