Pythonを始めよう!かんたんな環境構築
皆さん、こんにちは。
いつもPythonの素晴らしさをお伝えしている私ですが、ふと気づきました。「Pythonは素晴らしい」
と言いながら、実際に使い始めるまでの道筋を示していなかったんですね。
というわけで、今回は番外編として、私が実際に使っている環境を構築するまでの過程を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思います。
Pythonに興味はあるけれど、始め方が分からない方、この記事を読めば、あなたもPythonの世界に一歩踏み出せるはずです。
そもそもPythonとは?
Pythonは、シンプルで読みやすい構文を持つプログラミング言語です。データ分析、機械学習、ウェブ開発など、幅広い分野で活用されています。近年のプログラミング言語でも圧倒的人気なことも多く、需要もあり、今後も知識が腐ることも無いと思います。今勉強するなら、Pythonはイチオシです。初心者にも優しく、専門家も満足できる、まさに万能選手と言えるでしょう。
Pythonとライブラリの関係
Pythonの魅力は、その拡張性にあります。Pythonは基本機能を持つ「本体」と、追加機能を提供する「ライブラリ」で構成されています。
これは、スマートフォンと追加アプリの関係に似ています。
Python本体:基本的な計算や文字列処理などの機能を提供
ライブラリ:データ分析、グラフ作成、機械学習などの特定の目的に特化した機能を追加
必要に応じてライブラリを追加することで、Pythonの能力は無限に広がっていきます。
Windows 11でのPythonインストール方法
それでは、実際にWindows 11にPythonをインストールしてみましょう。
Python公式サイトにアクセス
ダウンロードセクションから、Python 3.10系をダウンロード
インストーラーを実行し、「Add Python to PATH」にチェックを入れてインストール(めっちゃ重要です!!!)
最新版ではなくPython 3.10系をおすすめする理由は、安定性と最新の機能のバランスが良いためです。Pythonのライブラリには、最新版に対応していないこともあるので、安定版の3.10あたりがおすすめです。
このあたりは面白いところ(イライラするところ)で、最新版だときちんと動かないライブラリがあったりします。
おすすめアプリ:Visual Studio Code (VSCode)
Pythonを書くのに最適なエディタとして、VSCodeをおすすめします。無料で高機能、さらに拡張機能で自分好みにカスタマイズできます。
おすすめの拡張機能
Japanese Language Pack:日本語化パック
Python:Python開発に必須の機能を提供
Python Extension Pack:Pythonに関連する便利な拡張機能をまとめてインストール
Live Server:ウェブ開発時に便利なライブリロード機能を提供
これらの拡張機能をインストールすることで、より快適なPython開発環境が整います。
4番のLive Serverは、Pythonとは直接関係ないですが、PythonではなくJavaScriptとかでコードを書くときに使うので、インストールしています。
AIの力を借りて学習を加速
Pythonの学習中に疑問が生じたら、AIの力を借りるのも良いでしょう。というか、今どきはイチからコードを書いたり覚えたりすることよりも、ユーザーは何をどう動かしたいか考えることに注力し、それをAIを使ってコード化するほうがおすすめです。そうやっていくうちに、基本的なコードの書き方はなんとなく見えてきます。
おすすめのAIアシスタントとしては:
ChatGPT:無料版でも十分な機能があり、コーディングの質問に答えてくれます。
Claude:Anthropicが開発したAI。より詳細な説明や、コードの改善案を提供してくれることがあります。
これらのAIを活用することで、24時間いつでも「先生」に質問できる環境が手に入ります。
私自身は、PerplexityAI(有料)経由でClaude3.5Sonnetを基本で使っています。コードのダブルチェックはChatGPT4Haiku(無料)ですかね。
さあ、これで準備は整いました。準備はたった2つだけなので、シンプルですよね。
Pythonの世界へ飛び込む準備はできましたか?
これから、何より楽しくて難しいのは、「何がしたいのか」を明確な形にすることです。
最初は既存のアプリの真似事をするのもいいかもしれません。
意外と、そのアプリの工夫している点や、自分ならではの使いやすいものが作ることができたりします。
皆さんのPython学習の旅が、実り多きものになることを願っています。