ゲームの安っぽさ解消10選(初級~中級)
少しの工夫でゲームの安っぽさを解消する手段のご紹介!第二弾!
前回の以下の記事が過去最高に好評を頂いたので続編です。
今回もちょっとした手間で、クオリティアップを目指していきましょう!
■安っぽさが起こす悲劇
・安っぽいからきっと中身も…さよなら
ゲームは目に留まった時に「安っぽい」という印象を与えてしまうと、中身も大したことないんだろうな…と思われ、そこで人は去っていってしまいます。
やれば面白い。でも…手に取ってもらえない。わかります。
そういったゲームはこの世にたくさんあります。
そういったゲームを救いたい。
貴方のゲームが一人でも多くの人に手に取ってもらえるように、クオリティを上げていくぞ!という応援記事です。
※自分の専門分野じゃない箇所を、手間(時間)をかけずにLV1からLv3にしようという記事です。
■今回はPV関係や素材関係
私が安っぽさをなくすべきだと思っている場所
堂々の第一位は…PVの最初の5秒に使う画面です。
ストアでまず目に入るものは、PVです。
そしてそのPVの中で最初の5秒はほとんどの人が見ます。
そこで心をつかめ!
ということで、そこを全力で盛りましょう!!
今回はPV関係のものと、そこを盛るための知識多めでいきたいと思います。
■安っぽさ解消10選
前回は誰でもできる初級詰め合わせでしたが、今回もそれプラスもう少し踏み込んだものも、合わせてご紹介していきます。
・アニメーションはなるべくいっぱい動かす
この足だけ動かしたアニメーションでも、最低限動いているように見えるが、耳、顔、手、武器、尻尾も動かしつつ、全体的に上下させる。そこまでするとクオリティが高く見え「おっ、楽しそう」につながります。
アニメーションは小さく色んな箇所を動かしたり変化させることで、リッチに見えるようになります。
・画面のどこかを常に動かす
画面の背景やオブジェクトなどを常に動かすことや、UIにエフェクトをつけることでにぎやかになり「楽しそうな感じ」がでます。
プレイヤーが操作を止めた時、完全に画面が止まってしまわないようにするのもクオリティアップにつながります。
・ヒットストップ
敵を攻撃するゲームでは、ヒットストップをつけることで爽快感が段違いになります。(上のGIFアニメは少し極端)
特にアクションゲームでは、ここの手触りで楽しさが大きく変わります。
更に「最適なSEを付ける」「敵にダメージモーションを付ける(振動、拡大縮小、色を変える等)」をすることで、ボタンを押す楽しさが格段に上昇します。
・効果音を合体させる
前回の10選では音のピッチやテンポを変更するというものがありましたが、今回は合体です。
音というのは、インディーゲームではなんだかんだ他のゲームと被ったりすることがあると思います。
それを回避するために、効果音を合体させるのも効果的です。
(他にもYoutubeの動画などでよく耳にするSEは避けましょう)
私が今回作ったのは
「弓が刺さる音+雷が爆発する音+ビリビリする後を引く音」です。
このように、3つの音を一つにして作りました。
(組み合わせる音が、加工許可のある音源な事を必ず確認しましょう)
こうして、他とは絶対に被らない音を作るのも良いと思います。
・PV編「パーティクル」
ここからは、PVに関するテクニックです。
画面の下から三角のパーティクルが、出てますね。
この三角はですね、そこまで形に意味はありません。
シーンの雰囲気に合わせましょう。
そのようにパーティクルで飾ることでPVがリッチに見えます。
・PV編「横移動・拡大」
画面がゆっくり横に移動していますね。
専門家じゃないので原理とかはわからないですが
動かすと止まっているより躍動感が出てPVがリッチに見えます。
後ろのゲーム画面がゆっくり拡大していってますね。
こうすることで、静止している動画よりPVがリッチに見えます。
・PV編「テキストの演出を凝る」
PV内にテキストを入れることもあると思いますが、その際にテキストやその下敷きの演出を少し凝ることで、クオリティを高く見せることができます。
また、テキストは漢字を大きく、ひらがなを小さくしたりすることで、それっぽい雰囲気が出せたりします。
・素材は時には買う
このエフェクトですが、4つのパーツを組み合わせて作ったものです。
その4つのパーツは以下で購入しました。
セールの時だったので2500円でしたが、この100つのパーツを買うと拡大縮小、色を変えれるなどができて、次の作品にもその次の作品にも未来永劫使えてこの価格。
価値は人それぞれですが、私は安いと思いました。
自分で作った方が安い。
そう思う人もいると思いますが、このパーツを同じクオリティで1つ何分で作れるでしょうか。考え、作り、書き出す。意外に時間がかかります。
自分でやるのは無料?
いいえ、時間はお金です。その作る時間はどのぐらいかかりますか?
その分リリースが遅れますね?その時間バイトすると買えるのでは?
と嫌な感じで書きましたが、そこは個人個人の考えもあるので正解はありませんが、私の言いたいことは時間とクオリティはお金で買えるということ。
Unityを使っている人はDOTweenやEasy Saveというアセットを買ったことがあると思いますが、それと同じようなことです。
手間のかかる作業をお金で解決する。そんなことも時には必要です。
・パーティクルをアレンジする
パーティクルを自分で編集できると、途端に表現の幅が広がります。
先ほどの画像のように、1から自分で作るのではなくパーティクルをアセットストアで買うのもいいでしょう。
そしてそれを自分でアレンジできる力がつくと最強です。
他人のゲームと被ることもなく、簡単にクオリティの高いエフェクトを量産することができます。
前回の記事ではイージングを使ったテクニックが多めでしたが、イージングとパーティクルを自在に使えるとめちゃくちゃ強いです。
なんか「自分のゲーム安っぽいな…」と思って、少し勉強して力をつけようと思ったら、イージングとパーティクルを思い出してください。
・有効なお金の使い方
今まで私が色々とやったお金の使い方で、こうした方が良さそうだなというものをご紹介します。
まず、広告は少額だと効果はほぼないので個人的には論外と考えてます。
それならこれに使え!というリストです。
これらにお金を使うことで、結果としてそれが広告効果にもなります。
そして今紹介した3つをPVの最初の5秒に突っ込むのです!
サムネイルをキービジュアルにし、オリジナルBGMを流し、クオリティの高い素材と派手なパーティクルを使った動きのある動画…!
これで安っぽさと…さよなら!
■まとめ
というわけで、個人的お勧め10選をお届けしました。
「とはいえ、わかりづらいのもあったな…」と思う貴方。
これを見てください。
今のものを実践して私が作った現在開発中のゲームのPVです。
ここに全てを置いてきた!PV王に貴方はなる!
ということで、これを見て盗めるところは盗んじゃってください。
インディーゲームのクオリティ高めていきましょう!
そしてもし参考になったなら、ウィッシュリストに登録お願いします!
「首無し魔獣と双子姫」通称まじゅひめ。よろしくお願いします!
というおまけ情報も添えて。
もうちょっとわかりやすいのが良いなと思ったら前回の初級編をどうぞ!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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