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篠澤広

皆さんは、"学園アイドルマスター"というゲームをご存知でしょうか。ご存知ですね。説明の手間が省けてよかったです。

その学園アイドルマスターというゲームに登場するアイドル、"篠澤広"をご存知でしょうか。ご存知ですね。そうですよね。説明の手間が省けてよかったです。

そして、そんな彼女の記念すべき初めてのオリジナル曲「光景」は、なんとあの長谷川白紙による提供です。もちろん聞いていますよね。よかったです。

そんな長谷川白紙といえば、今年の7月、『エアにに』に次ぐ4年8ヶ月ぶりのフルアルバム『魔法学校』をリリースしたのも記憶に新しいですよね。

思い返すと、今年もたくさんのリリースがありましたね。











はい。ということで今年リリースされたおすすめのアルバムをいくつか紹介していきたいと思います。


PAS TASTA - GRAND POP

やはり、今年のリリースを語る上でこのアルバムは欠かせません。hirihiri、Kabanagu、phritz、quoree、ウ山あまね、yuigotの6人のアーティストによる音楽ユニットPAS TASTA。1st.アルバムである"GOOD POP"から1年7ヶ月という時を経て満を持して登場した2nd.アルバム"GRAND POP"。自分は、このアルバムから彼らのJ-POPに対する解釈、そして挑戦。またPAS TASTAという一つのアーティストの音楽を感じました。

1st.アルバム"GOOD POP"ではそれぞれのメンバーの個性のぶつけ合い、その偶然性と衝動を音楽に昇華しているような感覚を私は感じていました。しかし、このアルバムではメンバー全員がJ-POPというただ一つの言葉と向き合い、そしてJ-POPを超えるべく音を奏でているような印象を感じました。PAS TASTA第二形態です。

GOODからGRANDへと進化し、そしていつかGODにすら辿り着くと予感させるPAS TASTA。これからの活躍も見逃せないです。

聴いた方がいいです。


Hudson Lee - Light Dancer

Hudson Leeさんいつもありがとう。このアルバムに関してはほんと、聞いた方がいいとしか。

マジで聴いた方がいいです。


lilbesh ramko - 徘徊collection

2023年にリリースされた1st.アルバム"終末collection"の興奮も冷めやまぬ最中、2024年9月また新たにリリースされた2nd.アルバム"徘徊collection"。その音楽に込められた熱と言葉と音、全てが弾けた最高のアルバム。彼の作る音楽はもはやlilbesh ramkoという新たな音楽ジャンルではないかと錯覚するくらい独自の道を歩み続けています。

その音楽性の性質上音作りに注目されがちですが、lilbesh ramkoさんってマジで歌詞がいいんですよ。ライブで客と一緒になって大声で歌をうたう時、その熱に当てられて普通に毎回泣きそうになります。

一回聴いた方がいい。


voljum - global tourist assembly

EPだけど載せます。voljum待望の新譜です。これに関してはほんとマジで聞いた方がいい以外に言うことがないです。

マジで聴いた方がいい。


uku kasai - Lula

1st.アルバム"coldsmokestar"から早二年。その2nd.アルバム"Lula"はその洗練された音楽性と世界観で衝撃をもたらしました。

一人のMaltineオタクとして、また一人のボーカロイド好きとしてuku kasaiのリリースは昔から追い続けていたのですが、このアルバムは特に凄まじいものでした。静けさを感じさせるサウンドにそっと寄り添う彼女の歌声。トラックとボーカルの調和により彼女の音楽はより素晴らしいものになっていると感じます。

実験的なエレクトロニックの中に、クラブシーンとポップを融合させたような独特な音楽がほんとに大好きです。

一回聴いた方がいい。


長谷川白紙 - 魔法学校

2023年、日本人アーティストとして初めてロサンゼルスを拠点とする音楽レーベルBrainfeederとの契約を発表し、その存在感を全世界に示した長谷川白紙。その2nd.アルバム"魔法学校"。

このアルバムを初めて聞いた時、長谷川白紙という人間はいつか音楽の構造すら変えてしまうのではないかという感覚を覚えました。それほどまでにこのアルバムは実験的で、芸術的で、美しかったです。今作では特に「声」というものに対しての多角的なアプローチが節々に感じられて、彼の音楽にはまだ進化の余地があったのかと驚かされました。

まぁこのアルバムに関しては何を言っても薄っぺらく聞こえてしまう気がするので、とりあえず聴くことをお勧めします。


Popbot - Simulated Microcosm

今年で一番衝撃を受けたアルバムかもしれない。このアルバムを聴くと、音楽の自由さ、そして美しさ、その両方をひしひしと感じます。まるでそれぞれの音楽が蠢いて、自らの意思で音を奏でているかと錯覚させるような楽曲ばかりです。

とりあえず聴いた方がいい。


パソコン音楽クラブ - Love Flutter

傑作だと思います。自分はアルバムを聴くときは必ず頭から通しで聴くようにしているのですが、このアルバムは通しで聞いた時の充足感が凄まじいです。パソコン音楽クラブは2018年にリリースされた1st.アルバム"DREAM WALK"から一貫してアルバムごとの世界観を作り上げるイメージが強いのですが、今作はそれが特に際立っていたように感じます。

パソコン音楽クラブ、ありがとう。

聴いた方がいいです。


cash - heal process

無機質で暖かい、広がり続ける世界がこのアルバムにはあります。Viznodeやjian、anem0sにMyra Chooなど数々のアーティストとの共作が収録されており、アルバムを通してその化学反応が光っています。

マジで聴いた方がいい。


gaburyu - メイドサントウィッチ

これ凄すぎる。2023年3月に投稿された楽曲"ウォーターマーク"から始まったシリーズ"メイドサントウィッチ"。このアルバムはその世界観を存分に味わえる作りとなっています。合成音声でできる表現としてはほんと一つの到達点じゃないかと思うくらいアルバムとして凄まじい完成度だと感じています。

このアルバムを通しで聞いた時、最後の楽曲サモンセンスの破壊力が凄まじすぎるんですよ。初めて聞いたときは普通に涙が出ました。

聴いた方がいいです。


Iglooghost - Tidal Memory Exo

Iglooghost、凄すぎるよ。凄すぎる。音響のデザインと空間が凄まじすぎて彼の音楽は一音たりとも聞き逃せないです。どのアルバムもそうだったのですが、特に今作からは神々しさすら感じさせるような近寄りがたい神聖さがあります。

誰が聴いても衝撃を受けると思うので、もしまだ聴いてない人がいたら聴いた方がいいと思います。


Tomggg - superposition

2nd.アルバム"counterpoint"から早二年。満を持して3rd.アルバムである今作"superposition"がリリースされました。一曲一曲が輝きを放っている今作ですが、特に自分はTomggg × 中村佳穂による楽曲"ドラコニア"について語りたいです。

Tomgggさんの作る世界に中村佳穂の命を宿す歌声が重なり出来上がったこの楽曲は、自分の中では今年リリースされた楽曲の中でも1番と言っていいほど大好きな曲です。笑顔で涙が出るような曲。幸福に溢れています。

聴いた方がいいです。


inu - loop/boy

1st.アルバム"Reiminder"をリリースしてから凄まじいスピードで作品を作り発表し続けているinu。その中でも2024年3月にリリースされた今作"loop/boy"は特に自分の中では気に入っているアルバムです。

なんかこのアルバムを聴くと元気が出るんですよね。綺麗なサウンドを中心としている中で今作は特に明るい印象を受けます。その前に前に進むような音楽が自分はとてつもなく好きです。

聴いてみてください。


Thorjn - Full Body Sprain

Thorjinさんいつもありがとう。どこまで行ってしまうんだ。これもつべこべ言わずに聴いた方がいいです。

聴いてください。


コサメガ - 風のような声のような

コサメガによる待望の1st.アルバム"風のような声のような"。このアルバムがリリースされた当初、タイムラインがざわついていたのを覚えています。それほどまでに熱のある作品でした。

日常の風景を切り取ったような軽やかで優しい音楽。合成音声が歌っているからこそ意味のある作品になっていると感じます。このアルバムはいつ聴いても自分に寄り添ってくれるので大好きです。

聴いた方がいい。


〜離 - Lunula(exit full screen)

〜離、待望の1st.アルバム"Lunula(exit full screen)"。その実験的で叙事的な音楽たちは彼独自の世界観を築き上げていて、アルバムを通して初めて味わう音楽体験を私たちにもたらしてくれます。

アルバムを通して奏でられる挑戦的なトラックとリリック。その音、言葉の底の知れなさに恐ろしさすら覚えました。

聴くべきです。


柴田聡子 - Your Favorite Things

大好きです。聴くべき。


窓辺リカ - Infinite Window

聴くべき。


いおぎりょう - KEEP YOUR HEADACHES

聴くべき。


初星学園, 長谷川白紙, 篠澤広 - 光景

聴け。



おわりに

まだまだ語りたいアルバムがたくさんありますが、疲れたのでここら辺で終わらせていただきます。最後まで読んでくださりありがとうございました。お礼に篠澤広さんの画像でも載せておきます。


決めポーズを取っています。かわいいですね。
光り輝いています。かわいいですね。
驚かそうとしています。かわいいですね。
笑っています。かわいいですね。
歌をうたっています。かわいいですね。



あざした

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