ハイパー解体新書
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24年 / 12月 ハイリキJP設立(追記)
最新のエッジが落ちてたりする。
Hyperliquid 概要
DYDXとGMXの特徴を兼ね備えたデリバティブ
オーダーブック形式
Tendermintをバックエンドに実装された Hyperliquid L1 という独自のチェーンが TPS 20k で処理を回している(※24年2月、コンセンサスアルゴリズムの更新により5x-10xの速度に)
稼働初期から、流動性はGMXで言うところのGLPである Hyperliquidity Provider(HLP)が担っており、最近では清算用のLiquidator VaultもHLPに統合された
面白いことに Hyperliquid にはVCがおらず、元々は2020年にハーバード大学の同期であった Jeff と iliensinc が Chameleon というチームを立ち上げHFTの開発に従事、MMとして活動するところから始まります。
開発経緯を要約すると
DEXの使い勝手、最悪じゃん😩
劣悪な環境で儲けるのは苦じゃないけど、CEXに比べて時代遅れすぎるだろ😟
もう自分で取引所作るわ😅
開発も運営も自己資金で賄うから最強😤
他にもメンバーは在籍しているみたいですが、チラ見した限りではTerra出身勢が多いように見えます。
ということでTXを調べたところ、確かにバブル全盛期にMMをしていたようで、更にJeff自体も調べてみるとdox済み。
2013年に国際物理オリンピック金メダルを取得していること、ハーバード大学卒業後大手HFTの開発に携わり独立したことから、失礼ながら上位互換版アフロにしか見えません。(TXは貼るのが面倒なので割愛。調べてみたい人は”予備調査”にて後述する記事を参考にしてみてね。)
以下は裏付けがない推測のため掲載するか迷いましたが、もしかするとJeffの遺跡かもしれない。
Jeff含む運営は、Hyperliquidを開発するに当たって一切の給与を受け取っていません。もちろんプロトコルからの手数料も。
VCがいないことから自分たちには絶対的な裁量権があり、個人開発にフルコミットできるのが強みらしい。確かに圧倒的なフットワークの軽さにも納得がいく。
23年 / 12月
ハイリキとの邂逅
Hyperliquid は語感がいいのと、呼びやすいので「ハイリキ」で周知されています。また、HLPは親しみを込めてパチ屋の「店長」と呼ばれています。(どうでもいいけどハイリキって言われると某ホルモン屋を連想しちゃうよね。いつか食べに行きたい。)
存在自体は23年6月時点にDefiLlamaから確認していましたが、当時は板がスカスカすぎて触るにも触れない状況でした。
12月中旬にはハイリキを触った記憶があります。
運営からリプ来てて草。触れよ!
実際に使ってみると分かりますが UI/UX・仕様が素晴らしく、FTXと遜色ないと言われるほどです。世界最高取引体験。(ただし運営はFTXと同一視されることを嫌っているので、書き込むともれなくタイムアウトされます。)
具体的には
TPSが爆速故1秒以下の遅延でオーダーのTXが処理される
入出金が1ブロック以内に完了(ただし、現在は出金時に数分の検証が入るように)
CEXに未上場の銘柄が取引可能(虚無も含む)
手数料が安すぎる。Taker 2.5bps, Maker 0.5bps と 激安の殿堂。(※24年2月利率変更。出来高を元にしたVIPとMMのティアが作成され、手数料が優遇されるように。)
運営のフットワークが軽いためリスティングが爆速
標準的なPerpの他にも様々な形式のPerpが存在していて、オラクル価格やマーク価格は独自算出(※24年2月一部計算式に複数回の更新。※24年3月一部計算式に更新。)
FRアビトラ早見表(※24年3月実装)
UI/UXは必要な機能が備わっており、直感的で理解しやすい。
取引履歴, 入出金履歴(※24年3月実装)は 閲覧・CSV形式でのダウンロードが可能
注文時に Mid Price の取得…
TIF, Stop, Scale(※24年1月実装), TWAP(※24年2月実装)
チャート上で指値をドラッグ&ドロップすると動かせる
TP/SLの設定が%だけでなく$でも指定可能(※24年3月実装)
API周りがシンプルかつ、Docs(ドキュメント)が豊富
REST-API か WS (WebSocket) 及び公式の用意した SDK が 利用可能
Amazon S3 から Hyperliquid の全期間分板データが取得可能
レートリミットが緩い(※24年1月一部エンドポイントにユーザーの出来高をベースとした制御が入るように。※24年2月更に調整が行われた。)
Vaultという独自の要素があり、リーダー(Vault Leader)はVaultを立ち上げて出資金を募ったトレードが可能(日本在住の方には推奨しません)
分配金はVault Depositor(出資者)のシェア率で決まるが、リーダーに還元される利益は一律10%(唯一両建てで抜かれる例外を除けば、SNSで見かけるコピトレ系インフルエンサーはインセンティブがなくなり全滅する素晴らしい環境。)
入金から出金までのロックアップは1日間、HLP等のProtocol Vaultsは4日間
任意でClosedなVaultにすることも可能
Vault Leaderによる早期分配も可能
APIアカウント機能
サブアカウント機能(※24年1月実装。仕組み自体はAPIアカウントの秘密鍵生成と同じ。)
リファ踏みは子が手数料4%優遇、親に手数料のうち10%を還元するだけなので親側は相当渋い。
どう考えてもbotter向け
そんなこんなで使用感が良かったのでDEG鯖のVCにて布教したところ、使う人が増えてきたのでフォーラムを立ち上げました。
ポイ活全盛期
この記事の本題はコレなんですが、市場全体がバブってることもあってかエアドロの機会が多く、儲かっている方々を頻繁に見かけるようになりました。
主に今までSolana使ってた人たちが報われた印象。
少ない人でも家降ってきたんじゃないかな。
ハイリキ、ポイント配るってよ
どうやらハイリキもポイ活ビッグウェーブに乗っているらしく、取引をしていればポイントが貰えるとのことでした。
こんなバチバチに神仕様なプロトコルそうそうないので、ポイント取りに行かねばという気持ちで調査を始めました。
他人の損益には微塵の興味もありませんが、自分が実際に使った結果素晴らしいと思われたプロトコルを放置してお金配られたら流石に妬心を抱えかねないので、他人爆益に対するヘッジにもなります。実際Kujiraとか$0.6の時点でスゴイイイカンジって言ってたのに買わなくて10倍になっちゃった…
予備調査
このポイントがなかなか面白く、一週間毎にSnapshotが取られるのですが、計算式は非公開かつ毎週変動します。
そのため、まずは変動前後のデータから計算式を導出する必要があります。
基本的な考え方自体は以前書いた記事に載っているので参考にしてみてください。
色々と忙しかったので多少時間はかかりましたが(ほぼパルワールドに溶けた)、12月末には必要な公開・非公開APIの解析を終えていた気がします。
かなりの頻度でエンドポイントが増えていて面白い。
24年 / 1月
本調査 - 導入
当記事を閲覧する際、どのようにして辿り着きましたか?
そう、SNSですね。より広義に捉えると二次情報。
情報を得る手段として僕たちは普段から二次情報を選択していて、言い換えればクリプトではゲームの攻略本になります。余程に質の悪い攻略本でもなければ当たり前ですが、勝つための立ち回りを理解した人が攻略本を書いているわけですね。
なので、ハイリキのポイ活においての最適解は「すんごい量のポイント」を稼げてウキウキしている人(攻略見本)のTXを調べ上げて定量的に可視化・検証することになります。
本調査 - 検証
ということで可視化した例を何個か紹介。
ただし1月中のグラフはバグでぶっ壊れていて position_value が正確ではない。あとFeeとFRのAPIを混同していたため運でゴリ押ししたところもある。
あとは当たり前ですが死なないために公式のDiscordログやDocsも読んで、記載されている仕様と実際の挙動の整合性が取れているか確認しました。
そして自分が元々ヘッジ用にハイリキを使っていたことや、自費で出来高・清算に対しての加点を確認したこと、作業中でも検証できるものとしてBTCやETHの両建て等を放置していたこと、API解析からは特定の期間や条件で集計された返り値が変更されることも確認できたため、現時点で知り得た情報は次のようになります。
$10kのポジションを持ち続けると時間加重で150ポイント(ただし1週間でリセット)
FR -$100で300ポイント(上記の通り勘違いで実際にグラフに表示されてるのはFeeだけど、後日確認したら大差なかったのでラッキー!)
出来高を作る行為それ自体は無意味で加点されない=時間荷重あるいはポジションの額に評価の閾値が設けられている可能性
清算の加点は信じられないほどに効率が悪い
PnLもしくは証拠金の入出金どちらかが監視されている可能性=Vault両建ては悪手=同時刻におけるMaster Account(全体)の変動幅かもしれない
見当がついた条件を元に「FR払えばポイント貰えるのでわ!?」と仮説を立ててCEXとの両建てで検証したところ…
順調にポイントが増えていきました。
1周間あたりの出来高は$300kにも満たなかったと思います。
【追記】4月18日
ちなみに、自分が調べた限りシビル対策は特にされていませんでした。(唯一リファを除く。)
リファの挙動についてはDocs曲解して色々言ってる人が多くて面倒なのでパス。
兎にも角にも検証結果から、ハイリキのポイント配布にはエアドロ乞食を弾くための計算コストがかけられていることと、しっかりとプロトコルに貢献したユーザーに配布しようとしていることが分かりました。期待が高まる。
しかもVCからの資金調達がないことにも信憑性があり、オンチェーン見てもVC達が自分の資金削ってポイント稼いでる状態。
本調査 - 黒閃
中旬あたり、ハイリキスレにて cotorirane(コトリレーン) さんという方がとんでもないポイント(後に黒閃と呼ばれるもの)を叩き出しました。
なので cotorirane さんのTXを調べようと思ったのですが、同時期に一部APIに仕様変更が入り、アドレスの特定が困難になりました。できるっちゃできるけど面倒臭さが勝った。
諦めて既存データから試行錯誤していたのですが、月末に脆弱性と呼ぶほどではないもののバグを見つけて cotorirane さんのアドレスに辿り着きました。(後述する脆弱性の報告後に一応このバグも報告した)
そうして可視化してみると…
ハハーン(完全に理解した)と思いつつ某氏に共有してみると、「レバ*出来高なのでは」と提言があり黒閃に近づきました。今際の際際(ロスカライン)で踊ることが大事だったわけですね。
なのでハイレバ両建てしてみたところ…
増えたあああ!!!
パチカス優遇じゃあん!w
エアドロ乞食と大口とさかしげbotterは弾かれるわけですね。
…さて、ここで1つの仮説が立ちました。
「ハイリキの損益構造はポイントシステムを基盤に設計されている」
詳細は”エッジ”にて後述するので簡潔に述べますが、ハイリキには特定の条件でありえない価格の清算髭が発生するタイミングがあり、最低でも本来の清算価格から±20%の余裕を持てる証拠金を用意しなければ巻き添えを食らいかねません。
つまり次のように、現状持続性のあるモデルというわけですね。
世界最高数学脳Jeffワールドじゃあ常識なんだよ。
パンピー参入(Docs読んでない)
さかしげbotter参入(Docsだけ読んだ)
パチカス参入(Docsの存在を知らない)
ありえない清算髭発生
巻き添えで全員死亡
連鎖
店長が儲かる
あと単純に店長がボロ勝ちする相場はボラティリティの高い相場や下げ相場なので、ヘッジやショートが苦手な裁量勢の新しい選択肢としてアリかもしれない。
GODモード店長
記念すべきストレステスト第2号(第1号はTRBでした)
ハイリキの新台や虚無台にはOI上限が設けられていて徐々に解放される形なのですが、運悪くUMAという新台が上場初日に暴騰してしまいました。
その結果…
なんと店長がOIの8割を占めて、1時間に1%のトチ狂ったFRを支払い始めました。
ここでDocsの仕様には書かれていない挙動が初めて確認できたのですが、OI上限後は成(Taker)でしか決済できません。その上、店長の証拠金はクロスマージンになります。
つまり、損失を抱えていたユーザーはOI上限中、次の二択しか選択できませんでした。
店長が出したスプレッド10%の板で損切り
証拠金70億円の店長が清算されるまで耐える
究極の2択から、よりマシなクソを選ぶ必要があったわけですね。
ハイパーすぎるだろ。
しかし現在はFRの計算式に変更が入っているので、もう二度と見れないかもしれません。寂しくなるけど健全化のためだから仕方ないね。
運営からお年玉もらった
ハイリキのL1落とせそうなバグやら資金凍結やらなんやら見つけて報告したら$100貰えました。
当該脆弱性は既に修正されていますが、潜在的な脆弱性に繋がるかもしれない情報は開示するべきではないと判断したので、公開は控えておきます。
24年 / 2月
本調査 - 黒閃の正体(呪力の核心)
2月に入ってから計算式に大幅な調整が入ったのか、新規ユーザーや資金の流入が多いにしても明らかにFRのポイント効率が悪くなりました。
どうしたものかなと考えながら数日が経過したある日…
らとに電流走る――!
ハイレバそのものが優遇されているわけではなく、
「相手のパチカスに清算を引き起こすに至った何らかの要因への貢献度」
それが黒閃の正体だったわけですね。
ということで1月中に開発した監視カメラを使って、パチ屋の事務所(バックヤード)から競合相手の清算価格を確認、成行決済で背中を押してあげる作業してました。天使がついてるぜ!
そうして大量のパチカス共を貪り赫者になりつつあるころ、待望のワクワクポイントデーが来ましたが…
インシデント発生で当日の発表は延期になりました。
ハイリキ鯖落ち 損失・含み益 補填
月末頃、Coinbaseの残高が$0になったとの報告複数件を皮切りに大規模なDDoS攻撃と思われるキャンペーンが始まり、大手CEXが軒並みダウンしました。
どうやらハイリキも例外なくダウンしたようで、店長が爆益を叩き出しました。入れてた人は一夜にして+30%増えたのかな?
しかしここから一味違うのがハイリキ、なんと障害発生時の損失、更には含み益までも補償する動きを取りました。
ハイリキの手数料は Insurance fund(保険基金)に貯められているため、余裕で補償できたものと思われます。(アドレスが記載されていないので額の検証はできてない。)
24年 / 3月
パチンコチャレンジ
前述の通りインシデントが生じたため、ポイント配布は日本時間 金曜日 09:00から月曜日 09:00に変更されました。Snapshotは水曜日 09:00に取られるので、通常2日間の猶予期間が設けられていることになります。
薄々気づいてはいましたが、本事案を通してポイントの加点区分は猶予期間中に手作業で計算されていることが確定しました。
しかし検証結果の確認が遅れると戦略が立てれません…
困りましたね…
ほなパチンコ打つかぁ!w
検証も兼ねて許容DD 100% 少額フルレバ縛りでパチンコしてました。正直後半から遊んでた。5万ドル積んで爆睡したり。
推移はこんな感じ。ほぼプラマイゼロで無料パチンコ!w
$100, $1000, $2000, $200, $1000, -$1000, $200
本調査 - ゲームチェンジ
そうして迎えた先週分(遅延)のポイント発表、またしても計算式が変動。
ハイリキ全体の出来高が増えたにしても貰えるポイントが極端に少ない。
しかしながらポイントの変換効率は自分が最大であったことから、計算式のベースと思われる黒閃の正体は推測通りと思われます。
以下プラマイゼロパチの内訳(実費約1000ドル = 762ポイント)
以下他人の内訳(実費約4万ドル = 2692ポイント)
それにしてもポイント思ったより貰えなかったなぁと悩んでいたところ、ハイリキスレの情報と数日前のFR計算式変更の事実から今週分の攻略法が見えてきました。
過疎銘柄のOI健全化に助力すればポイントが貰えるってことですね~~~
ということで僕はただひたすらにパチンコを打ち続けました
両建て時の手数料等考慮しても五分五分だったので結果パチに軍配が上がり
次週ダイア確定でランキングの推移的に追い抜かれる心配もなかったので
慢心しても最低限結果出しとけば… エアロ!w
ダイア昇格
予想通りダイア到達!やりぃ!
ちなみに今度は逆に貰えるポイントが増えていたので、パチカス共の資金が尽きたものと思われます。ボーナスタイム突入!今後もパチ継続決定!w
ということで、真面目にポイントの計算式を攻略すればクジラにも対抗できて、相対的少額で上位1%到達可能なRRヤバすぎ良プロトコルでした。
個人的には価格の決まったトークンではなく、恐らく将来的なTGE割当にも使われるであろうランキング上位に食い込める点も魅力的で攻略に勤しめた。
なんなら攻略せずともポイントすんごい貰えてる人のオーダー監視してコピトレするだけでも問題なかったし、皆さんご存知(0x85)かもしれませんが僕は2年前からPhiのためにアドレス開示してます。
CCXT連携
まさかのCCXTと連携発表。
botter誘致じゃあん!w
パチンコ継続
死ぬほど疲れた
この週は他取引所とのFR早見表とかなり特徴的な機能が追加されていて、となるとやはりFR健全化がポイ活最適解なんだろうな~ってことでデータを確認してみると、たしかに効率が良く1.35倍だった。
資金に余裕がある人は悪くないかも?
Elixir & Hummingbot 連携
Elixir側はインセンティブがなければ店長にタコ殴りにされるだけなので、おそらくJeffが何かしら提示している。
余談だけど後日Elixirのコードがインターン生に書かせたのかクッソガバガバのバグだらけで破綻しててウケた。Web3ならできる!
パチンコ継続 #2
特に書くことはないかも、やってることは前回と同じ。
強いて言えばOIの算出方法が標準的なものに変更されたのと、APIに仕様変更が入ったのか (r, s, v) シグネチャの使い回しができなくなっていたので、より堅牢になったと言えるかもしれない。
TVL & 店長 $100M 突破
店長強すぎてもはや指標になってるの笑う。
最近明らかにストラテジーのロジックに変更が入っていて、いきなりドテンしたりするようになったんですよね。しかもワークするから本当に強い。
個人的に店長指標はAMPL指標と同じぐらい強いと思ってます。
ドキュメント一新 & SPOT(現物取引)について言及
ドキュメント再読しようと思って開いたら整理されてた。
以前は記載されていなかったSPOTについての文言が追加されていて興味深い。流動性拡張や、現状CEXに依存しているOracle周りを分散化しようとするとSPOTは絶対に必須になるので、優先的に開発されてそうな予感。
詳しくは”ハイリキの今後を予想”にて後述。
パチンコ継続 #3
超疲れた
なんか -$9000担がれたけどスイスのおかげでプラ転したり5倍になったり全損したりと全体的に無茶苦茶な相場だった。
ハイリキ側としては前述の通り店長のロジックが変更されたことと、おそらく強いMMが参入したこともあってか、スキャが厳しくなりました。
決済しようとすると板がズラされるので、レジ通過しようとしたら店長がn%割引の値札シール剥がしてくるようなもん。
ただその代わりに、異常な清算髭が出ることは稀になったので良くも悪くも健全化が進んだ。
1万ポイント到達
やったぜ
パチ資金も尽きて後はインパクトもないのでポジ画像はこれにて完。
SPOT実装発表 & エアドロ(Proposal HIP-1, HIP-2)
まさかのポイント配布と同日にクソデカ発表連発。
ハイリキのマスコットキャラクター Hypurr が
ミームコイン $PURR になって登場!
やばいって、やばいよいやマジでやばいって、やばいよおおおおおうわあああああああああああ!!!!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwww
”リスク評価”にて後述しますが、PURR発行はTGEではない可能性が高い。
ミームコインが過熱していたので、客寄せ兼ねテスト用と考えるのが自然。
このときWhales Marketという虚無P2Pマーケットでは1ポイント=$7換算で取引されていました。
ここから先リアルが忙しいので要点だけ
24年 / 4月
ランク分布判明
【追記】4月27日
説明は割愛。文章とコード読もう。
考察としてはプラチナのボーダーがあまりにも低すぎるので、複垢乞食対策と思われる。ランク区間の間にディヴィジョン(Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ)あるんじゃないかな。
Ribbon … お前なのか?
なぜかハイリキ運営のアドレスがRibbon Deployerに繋がってる0x444A0CE167FAd72b1FCB16F88fDcB64e88d3dAdB
AstraBit 連携
よくわからん企業
調べたけど正体不明で謎
裏店長(都市伝説)
ハイリキでオーダー出すとバイビの板が動くらしい
最高効率
PURR 乱獲
Solidity初心者でナニモワカランから最終的にインラインアセンブリでゴリゴリしてワンクリでテストネットのUSDC2 $32kゲットできるようにして買い占めた。1回$800から$32kまで効率化できたので結構嬉しい。
ドキュメント更新 & L1について言及
ポイント競争の激化
ポイント配布期間の終了前に出した理由はこれ。
以前と比べて1/5しか貰えなくなった。
$1kが$17kに増えた
PURR 配布
前日に書いた即売bot稼働させてたけど強欲指値で売りそびれて放置w
仕様変更で死ぬのが嫌だから二分探索でエラーでなくなるまで投げる形に実装してました。
削った原資分は降ってきたかな?
あとで気づいたけどPnL面白いことになってた。
両建て分も含むから税金計算が面倒だ…
【追記】4月24日
結局何ドルになったのか→3万2800ドル(利確時)
板見てたらおかしくなったから売った。
後で聞いたらbot入ってきたタイミングだったらしい。
ハイリキの今後を予想(1月時点)
(一部情報DEG鯖内有識者の情報より。感謝。)
Arbitrum上のUSDCがハイリキに集まりまくっているので、後々問題になるのが流動性。なので、マルチチェーン(ブリッジ含む)かマルチコラテラルへの対応が求められる。
運営に旧Terra(LUNA-Classic)出身が何人かいるのと、そもそもHyperliquid自体がTerraベースに改造されてるのでそのうちHLP裏付けにペグした旧UST(USTC)的な何かが出てもおかしくはないんじゃないかなと。
追悼
おまけ - エッジ
偽板(もうできない)
12月後半に直されたかな?
証拠金無限でMakerオーダー出せてたらしい。
再起動(未検証)
Docsには記載されてないけど、再起動後5分間前後はMakerオーダーしか通らない。途中から自動再起動入った。
乖離
単純な魔界プレミアム。
スポット参照価格更新(未検証)
CEX参照のWeightが更新されたタイミングでたぶん乖離する。
台パン設定6 パチンコ店景品交換所 連続窃盗事件(もうできない)
簡潔に。
店長にDepositされた資金は、その額の分だけWithdraw時に成決済される。
事故髭発生
巻き添え髭発生
特大乖離やら皆さんご存知バーコードとか発生しまくってたのでいくらでも取れた。一番デカいやつで30%ぐらい乖離したんじゃないかな?
当時僕はメンション飛ばしてました。今日はおかわりもあるぞ!
パチンコ継続 #3で書いたけど、MMが続々と参入してきたので滅多に発生しなくなった。
リスク評価
もう時間も経ったので下の段でいいかなと。
外的リスク
SECのOFAC対策。かなり厳しくやってるっぽい。
Jeffの過去ログ漁るとForexの実装はしないやらなんやらの発言が見つかる。
内的リスク
結論から述べると、現状のHyperliquidはDEXとは言い難い。
Rustでコンパイルされたやつは配布されてるけど、そもそもテストネットに繋がらねえ。
しかしながら、TendermintベースであればJeffの掲げる分散のためにはValidator用のトークンが必須であることは自明なので、TGEは予定されていると考えることができるでしょう。
明らかな魔界なのにリスク評価をせず、自分が理解してないもの他人に勧めるのはちょっと違うんじゃないかなぁと思いますね。
ザ・エンドってね
こんな感じに個人の思想や近況報告、クリプトで死なない考え方や学習方法やらなんやらをごちゃまぜにして書いたら1万文字超過して冗長になったので、全文削除しました。
初心者に質問されたときに「とりあえずこれだけは読んどけ」で貼り付けれる手引書のような感じにしようと考えてたけど、独学できる人は質問する前に自分で調べるからあんま意味ない気がした。
あと所詮ネットのチラシ裏だから踊れる時に踊っといたほうが気楽。
ほんじゃ、ば~いば~い。