「謎水事件」日本システム企画のNMRパイプテクターに「効果はない」とする意見書が削除される
昨日まで見られていたものが無くなっているというのは実に残念なことでありまして、名残惜しい気持ちが人々の心を突き動かし、やがてそれはwebarchivesとなり、人々の手元のPCにPDFファイルとなって、いつまでも、いつまでも胸の中で永遠の命が鼓動を刻み続けるのです。
「NMRパイプテクター」の効果についての見解書(Webarchives)では、多くの有志が、複数のURLを、繰り返し、繰り返し、これでもか、これでもかと保存して、その健やかなる生前の姿をいつまでもそこにあるかのように映し出すのでありました。
そして、私たちは愛を込めてこのpng画像を――世代を超えて語り継ぐために、子供の世代に、未来の時代に向け、橋に「このはし、渡るべからず」と看板を立てるかの如く戒めの気持ちを込めて保存するのです。
だってみんな、愛しているんでしょう。この、NMRパイプテクターを。技術者倫理教育研究会の皆さんが、その出席者の総意として、年次大会で高らかに発表し、また、壮麗なる大会出席者全員の賛同を求め、そしてそれは誰からも異議は湧き起らず、拍手は万雷の波動となり、この星から生まれた私たちの流した涙と血の刻印として未来の人類に語り継いでいくことが求められている。だってみんな、愛しているんでしょう。
読みましょう、謎の水装置問題を。考えましょう、熱力学第二法則を。
たとえ私たちのこの旅路が険しくとも、その両手に真実を抱く限り隔てるものは何もありません。
さあ、この質問状を手に、まだ開かれぬ無知な人たちの心をそっと叩きましょう。知らないことは罪ではありません。知らないのに行ってしまうことが、人を傷つけ、その不遜な行為が神の怒りに触れるのです。この宇宙の理(ことわり)を統べる神羅万象を司るエネルギー保存の法則を、みだりに侵してはなりません。
私たちは問う。「この装置は電源を使用しないで電磁波を発生し続けるものですか」と。
改めて、問う。「水中に電子が発生したことの測定値を見せてくださ
い」と。
あがる声は高らかとなり、石つぶてとなって「装置の原理についての確認ですので、企業秘密に抵触することなく御開示いただける内容」であると邪な企てを神の放つ正義の光で暴くことができるのです。
使徒たる川村哲二師は言いました。「赤さび防止効果に関する日本技術士会千葉県支部の見解書はこの手にある」と。そしてそれが、私たちの前から失われるときが来たとしても、準備を始めて幾星霜、騙されたことに気づいたマンション管理組合の面々が流した大粒の涙は川になり、やがて濁流となって、山々の土砂という土砂を雄々しく運び、猛り狂った土石流は輪中に住まうドラゴンズファンを押し流して自衛隊出動となるわけであります。
見給え、あのNMRパイプテクターの恐るべき技術を。畏れよ、我ら、我らの熊野活行師の驚くべきご高説を。目あらば見よ、耳あらば聞け、まさにネット界を震撼させたWantedly仲暁子師も、DYMタイ全裸水谷佑毅師もなしえなかった、ネットじゅうの悪評を正面から削除し粉砕せしめる熊野活行師のこの震撼すべき神技を。
偉大なる熊野活行師は言われた。「社会貢献している企業はつぶれないという信念」があるのだと。バッキンガム宮殿もウィンザー城も、そしてJICA案件を背負って立ち、真心を込めて謎水を世界に広める勇気こそがすべてであると。
数日を経ずして荒廃という名のときが駆け抜けていった。かくも静かな、かくもあっけない終末をいったい誰が予想しえたであろう。人類が過去数千年にわたり営々として築いた文明とともに、西暦は終わった。
>寄贈者の熊野活行さん(68)に話を聞いた。
>寄贈者の熊野活行さん(68)に話を聞いた。
>寄贈者の熊野活行さん(68)に話を聞いた。
>寄贈者の熊野活行さん(68)に話を聞いた。
いい。いいですね。何度聞いても、鐘の鳴るような、金に成るような、そんな趣ある響きが脳髄を前後左右に揺さぶります。↑↑↓↓←→←→BAな感じで。
ああ、いつまでもNMRパイプテクターの映し出す壮大な世界観の中に身を委ねていたい。私の血中からも活性酸素がなくなっていきます。そんな素敵な製品が、指先に流れるわずかな私の血潮から、その驚愕の装置は電子を取り出すらしいのです。フリーラジカルまで解決してしまうとは、恐るべし、日本システム企画。
「この装置は、多くの建物の赤錆防止装置として使われている“NMR パイプテクター”と同じ装置であり、水中からの電子を取り出す事で、その還元性を発揮する」
うん、まったく分からない。分からないからいいんですよ。私はね、つねづね世の中には分からないこと、人間の知性では到底たどり着けないような、途方もない彼方にある真理、すなわち神の意志というものがあると思っておるんです。そういう宇宙の起源を知る男こそ、熊野活行師とその営業部隊の皆さんだと確信しています。
皆さんも、この意味の分からなさ、根拠の乏しさこそが、世にある神秘の源だと思うんですよね。
飽きたのでこの辺で終わらせていただきます。ご精読賜りまして、ありがとうございました。