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株式投資をしよう ~資本主義社会での身の振り方~


■何をしてお金を稼げばいいのか

2019年の4月に仕事を辞めて、私は無職になりました。

これからは自分でお金稼ぎをしなければなりません。

しかし、何をすればいいのか分からなかったので、思いつく限りのことをしました。

ネットでの不要品販売、電子書籍の執筆、投資信託の購入、ポイ活、治験参加、ウーバーイーツの配達、単発のアルバイトなどです。

幸いにも、毎年、黒字を達成できました。

月額5万円生活、すなわち、年額60万円生活ですから、60万円以上を稼げば成立するので、特に難しくありませんでした。

独りでもやっていけるぞ、と確信できたのが、とてもうれしかったです。

そして、2023年の6月から、新たに株式投資を始めました。

2024年からNISA制度に大幅な改革があり、これに興味を持ったのがきっかけです。

一応、2022年の2月から、つみたてNISA(投資信託)を始めていたのですが、これは毎月、一定額を積み上げるだけなので、投資の知識はほとんど必要ありません。

つまり、私は全くの株初心者だったのです。

この状態で、2024年から始まる新NISAに触れるのは危険だと思いました。

最低、半年くらいは、個別株を売買して経験を積まないと大損しそうだ、と危惧したのです。

■半年間の稼ぎやいかに

2023年の6月から、私は株式投資を始めたわけですが、その頃は具合よく、日本株が盛り上がっていて、株価が堅調でした。

練習するにはよい時期だ、と思って、この幸運に感謝しました。

2023年6月~12月までの半年間の稼ぎを以下に示します。

楽天証券の画面

たった6ヶ月間で、税引後136万449円儲かりました(一部、投資信託の稼ぎあり)

手法としては、スキャルピングトレード、デイトレード、スイングトレードです。

売買を繰り返して、利益を積み上げました。

動かしたお金はそんなに大きくなくて、最大でも700万円~800万円といったところです。

ほとんどはそれ以下の売買で、数百万円ほどしか動かしていません。

それで、これくらい稼げます。

月額5万円生活、すなわち、年額60万円生活を送っているので、たった半年間の株の稼ぎで、私の生活は黒字決定です。

無職になってから、いくつもの仕事を試してみましたが、この株の収入が一番大きかったです。

しかも、楽チンです。

株を買って売るだけですから、1日の稼働時間は短くて10分、長くても2時間くらいです。

相場観さえ、しっかりしていれば、間違えることはないです。

経済ニュースを確認したり、株式投資に関する本や動画を見たりしていれば充分です。

基本的に、株式市場は右肩上がりで成長していくものなので、買うものさえ、ちゃんとしていれば、高確率で儲かります。

10年に1回くらいやってくる大暴落に遭っても、その間は、含み損に耐えていればよいだけです。

株だけをやっているわけではないので、ほかの収入源から生活費を得られます。

繰り返しになりますが、私は月額5万円生活を送っているので、月に5万円を稼げば、私の生活は成り立ちます。

大暴落がこようが、恐れることはないのです。

■投資は絶対にせよ

資本主義社会で生きている以上、株は絶対にやった方がいいです。

搾取される側から、搾取する側に近づけるからです。

ほとんどの国民は誰かに雇われて、日々、労働していますが、日本の労働環境は非常に悪くて、ブラック企業が幅を利かせています。

こういうところに就職してしまうと、人生が詰みます。

心身ともに破壊されて、再起不能になります。

この搾取される側から脱却するのは、かなり難しいです。

ボヤボヤしていると、一生涯、その立場に甘んじます。

しかし、株を買って株主になれば、あなたは資本家側に立てます。

その会社の労働者が働いて売り上げた利益の一部(株価の値上がりや配当金)があなたに還元されます。

投資金額を増やしていけば、あなたはいつの日か、全く働かなくても暮らせるだけのお金を手に入れられます。

仮に、年額60万円生活を送っている私であったら、配当金が年額60万円になったら、あがりです。

そんなに難しいことではありません。

お金を稼いだら、ひたすら、それを積み上げていくだけです。

ほかにも、株式投資の利点はあります。

インフレ対策になることです。

日々、生活していれば分かることですが、物価は年々、上昇していきます。

ろくに金利のつかない銀行口座に貯金していても、そのインフレした分だけ、お金の価値は目減りしていきます。

例えば、カップヌードルは昔、150円で買えましたが、今では200円出しても買えません。

いや、私の子供の頃は100円で買えました。

カップヌードルに限らず、あらゆる物の値段は、こうやって上がっていきます。

あなたの銀行口座に100円があっても、その100円の価値は日々、失われていくのです。

しかし、そのお金を投資していれば、インフレした分、株価は上昇していくものなので、インフレ対策できます。

純金を買っても同じ効果があります。

つまり、資本主義社会に生きている以上、投資をしないのは有り得ないことなのです。

いつまでも搾取される側に甘んじますし、貯金オンリーではインフレに負けます。

投資というのは、やるか、やらないか、の2択ではなく、やるものなのです。

この前提を押さえていないと、あなたの生活はいつまでたっても、よくなりません。

■おまけ ~私の株式投資法~

さて、私の株式投資のやり方を公開します。

誰かに教わったわけではなくて、実体験を経て、自分で編み出した方法です。

前提として、信用取引はしません。

現物取引だけです。

売買する株は、日経平均のETF(上場投資信託)です。

各社が提供している日経平均ETF

ほかに、レバレッジのかかったETFも買います。

・NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)
・日経平均ブル2倍上場投信(1579)
・楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型(1458)
・iFreeETF 日経平均レバレッジ・インデックス(1365)
・上場インデックスファンド日経レバレッジ指数(1358)

考慮するテクニカル指標は、パラボリックが主で、RSIとMACDを軽く確認するだけです。

基本的に、日経平均株価は右肩上がりで成長しているので、5万円、8万円、10万円、15万円、20万円、30万円……と、上昇していくはずです。

つまり、いつ買っても、日経平均のETFは損しないのです。

もちろん、株価が軟調なときは、かなりの期間、含み損に耐えないといけません。

しかし、本質的に、株価の成長を信じているので、いつだって買えます。

そして、私の手法としては、短期取引ですから、買った値段より少しでも高ければ売ります。

それを繰り返すだけです。

売れずに含み損になったら、売れるまで待つだけです。

ただ、それを繰り返しているだけで、年間に最低100万円以上は稼げます。

もちろん、大暴落がきたら、数年は含み損のまま、ということもあるでしょう。

しかし、確固とした長期目線があるので、短期の取引を堂々とおこなえるのです。

ちなみに、現物取引だけですので、本来は同じ株の取引はできません(現物取引の差金決済は法令により禁止)

信用取引でないと、1日に何度も同じ株を買ったり売ったりできません。

しかし、日経平均のETFは、いくつも種類があるので、それを渡り歩けば、実質、信用取引のような売買ができます。

また、レバレッジをかけるのも、本来は信用取引でないとできないのですが、レバレッジのかかった日経平均のETFがあるので、それを売買すれば、現物取引であってもレバレッジをかけた取引がおこなえます。

私はこういう裏技を駆使して、日経平均のETFを日々、売買して小銭稼ぎしています。

また、スイングトレードで単にETFを売買して儲けるのではなく、ETFを買う際はスキャルピングトレードを必ずかませています。

そうすると、スイングトレードに加えてスキャルピングトレードの利益もそこに乗るので儲け幅を広げられます。

参考として、2024年11月12日の取引を以下に紹介します。

動かしているお金は300万円くらいで、この日は税引前2万2240円儲かっています。

2024/11/12

1日の動きとしては、この日より前に買っていた「上場日経2倍」(1358)を前場の寄り付きあたりで売って、9240円の利益を出します。

作業時間はわずか10分です。

そして、後場の最後の方で、日経平均のETFをスキャルピングトレードして渡り歩いて、800円、1000円、1100円、9000円と、こまめに稼ぎます。

この画像には載っていないのですが、「上場インデックスファンド225」(1330)を300万円ほどで買って、この日の取引は終了です。

後場の稼働時間も30分ほどです。

1日に1時間も働いていないのに、この日の儲けは税引前2万2240円です。

たった300万円くらいを右から左に流しているだけで、こんなに簡単に利益を出せるのです。

なお、最後に購入した「上場インデックスファンド225」(1330)は翌日以降に売却します。

先ほど説明した動きをまた繰り返して、儲けを出します。

私の投資法は、たったこれだけです。

*もちろん、短期投資だけでなく長期投資もしています。非課税のNISA口座で、日本株と米株の投資信託を買って、寝かせています。また、個別株も売買しています。主として日経平均のETFを売買している、と思ってください。

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