Vol.2_MacにVS Codeをインストールして使ってみる。
前回の記事ではPythonを利用するための準備(インストール)を行った。
早速、プログラミングコードを書いて実行してみたいが、テキストエディタを利用すると”どこがエラーなのか””どこまで書いたのか”など非常に分かりづらく管理しづらくなってしまう。そこで、VS Code(Visual Studio Code)を使えば、様々なプログラミング言語の整理や修正がやりやすくなるツール。プログラムを操るほとんどの方が使うツール。
1.VS Codeのインストールと設定
1.VSCodeのインストール
まずは、VSCodeを利用するために公式ウェブサイトからVSCodeをダウンロードしてインストールする。
2.VSCodeの基本設定の変更
インストールが完了したら、VS Codeを開いて、画面左側のサイドバーから赤枠の(四角のブロック)を選択して、「japan language〜」と入力すると日本語に変えてくれる拡張機能をインストールすることができる。
※このようにVS Codeでは色々な拡張機能をインストールすれば、プログラミングが行いやすいようにカスタマイズすることができる。今回は必要最低限の日本語変更のみを記載する。
2.VSCodeの基本的な使い方
1.新規フォルダの作成
VS Codeはプロジェクト毎にフォルダを決めてからプログラムを書いていく。
下記赤枠からフォルダを開いて自分が保存したい箇所を選択。最初はテストなのでどこでも良いが、Python用にフォルダを作成して管理することをお勧めする。
2.コード記入画面の確認と表示
フォルダを開いたら、下記の様に3分割(左メニューバー、右側上部にコードを記入するテキストエディタ欄、右側下部にターミナル)が表示される。
※もしターミナルが表示されていない場合は、下記の赤枠から「新しいターミナル」を選択する。このターミナルは前回の記事で説明した物が表示されているイメージ。
3.基本的な操作画面
下記の赤枠に「プログラムのコード」を、青枠に「コマンド」を入力することが出来る。赤枠のテキストエディタと呼ばれる部分には、コードを記載して、青枠のターミナルと呼ばれる部分には、赤枠に記載したコードを実行すると動作されるようになる。※必ず記載したコードは「左上のバーから保存」してから、実行する。
今回はローカルでLLMを実行するためのコードをサンプル的に記載しているが、次回は上記のコードから何ができるかを記事にする。
このように「習うより慣れろ」の精神で、どんどんやりたいことを実行して体に定着させていくようなスタイルで覚えていく。分厚い書籍等で学ぶよりも基本的なところ以外、要所要所の単語はあとで覚えていこう。