レタスクラブの「1ヶ月分の献立カレンダーBOOK」の通りに作ってみたらすごく良かったので絶賛するよ
レタスクラブの付録「1ヶ月分の献立カレンダーBOOK」がすごい と流れてきたので日々献立に悩んでいる主婦であるところの私も早速チャレンジしてみました。
分量は2人分(30代)という感じでアラフィフ夫婦にはちょっと重いですが、それ以外は本当に神。
楽!とにかく楽。
30分でそれっぽいお料理が勝手に出てくる(印象)。
作る前は毎日新しいレシピを作るのはちょっとダルいかなー? と思ったんですが、実際作ってみると主菜3ステップ副菜2ステップにまとめられているので簡単だし、まあ見てくださいよ。
5/29の献立を5/28に作りました。
日にちは多少ずれても大丈夫だけど、旬のものを意識したレシピなのでだいたい合わせたほうが楽です。
この日は
野菜たっぷりみそだれ蒸し鶏、
そら豆と梅の混ぜごはん、
おくらの冷ややっこ。
もとは「野菜たっぷりみそだれ豚しゃぶ」なんですが、家族の体調に合わせて豚ロースは鶏むね肉に差し替え、大根は千切りではなくおろしたのでもはやみそだれしか合ってない。
大根の皮が余ったのでポン酢で即席漬けも。
豆腐は塩豆腐にしてあります。
なにこの余裕!
献立カレンダーBOOKの通りに作ると、日々の献立に悩まないから余りもので副菜作れちゃう。
時間のかかる塩豆腐仕込んじゃう。
他にもこんなのとか、
こんなのとか。
疲れたら献立カレンダーBOOKから離れてふつうのごはんも作る。
献立カレンダーBOOKがあるからこういうのもスッと出てくるのです。
今までは買い物からして苦痛で、ネットスーパー&オイシックスのキットを駆使して、それでも週中から外食してたりしたのにこの変わりよう。
ちなみにオイシックスだとこんな感じ。
さすがにちょっと豪華?
しみじみ思うのは、無限の選択肢は幸せなことだけど、ときに苦痛なんだなーということ。
その日食べるものを選べる決定権があって、
行ける範囲にスーパーが3つ4つあって、
手をかけようと思えばいくらでもかけられるし、
面倒になったらお惣菜買ってきてもいいし、
外食したっていい。
これらからどれを選びとるか、毎日毎食考えてたらリソースだけどんどん食われて(食べものだけに)作る前に疲れ切ってしまう。
これは私の発達特性に関係あるかもしれないんですけど、普段の献立の立て方だと、
家で食べるとして、何にしよう(困惑)→鶏肉かな→胸?もも?→から揚げにするならもも肉だよね、胸肉でチキン南蛮もいいかな→まあとにかくから揚げにしよう→揚げ方は?油たっぷり使う?揚げ焼き?グリルで油落とす?→やっぱり煮ようかなry
みたいな感じで、どんどん思考が拡散していってしまうのです。
そこに「平日5日は自炊でこの通りに作ってね、買うものはこれね」という「型」があると、散漫な思考がシュッと収斂するのです。
型通り作れば楽なようにできてるのでひとつひとつの手順がていねいにできるし、あらかじめ献立に目を通しておけば「これは夫が食べられないから差し替え」とかも簡単にできるし、2〜3日なら献立の入れ替えもできるから「今日は魚の気分じゃないなー」となっても大丈夫だし(買い物が週の前半3日分と後半2日分に分かれているのは大変秀逸)。
調理時間も20〜30分と分かっているので時間の目処が立てやすい。
悪しき「下味をつけたら一晩置きます」が出てこない。
いや悪くはないんだけど、「30分で何作ろう」というときにはそっ閉じなのです。
炊飯器のスイッチ入れてから、レシピ読み返しながらのんびり作って(ここで20分)、ごはん炊けるまで片付けたり休んだりして、ごはん炊けたら仕上げる(ここで10分)という時間の算段がしやすい。
これまで空いている時間は常に「今晩何食べよう?」で支配されていたのが、一気に自分の自由な時間に!
やー神付録。
私の好きな池田暁子さんのコミックエッセイに、
「それぞれの料理の作り方はわかっても自炊生活の回し方がわからず 相変わらず毎日チクチク苦痛でしかない」
(もう食材をダメにしない!お料理&キッチン整理術!)
という一節があって、もう100%共感しかない。
そうなんだ料理はできるんだ、それを毎日回していくことができないんだ。
私の好きな言葉に(どこかの大学の学長が言ったやつだと思う、忘れた)
「君たちの可能性は無限である、だがリソースは有限である」っていうのがあって、本当それ。
なんか長くなったけど、
今日もごはんが美味しくて幸せです。