SwitchBotで室内植物の環境管理をオートメーション化する
みなさん、SwitchBotはご存じですか。
私は詳しくないのですが、今回、夫が色々と調べてくれて、我が家でも導入しました。
すると、とても便利でしたので、紹介したいと思います。
SwitchBotとは
SwitchBot(スイッチボット)はスマホやWi-Fiと接続して、離れた場所や外出先から照明のスイッチや家電の操作ができる便利なスマート家電です。スイッチボットを導入すれば、声やスマホで照明や家電を操作できたり、部屋の状態に応じて自動で家電が動くホームオートメーションができるようになり、快適になります。(https://rentry.jp/note/switchbot-smart-home-osusume/#google_vignette)
我が家では、先日行われたAmazonのブラックフライデーを利用して、初めてSwitchBotを購入しました。
SwitchBotで管理を始めたもの
今回SwitchBotで管理を始めたものは以下です。
植物育成ライト(5個)
リビングの照明
リビングのサーキュレーター
水槽の水草育成ライト、二酸化炭素添加
水槽のエアポンプ
我が家は室内に何個も植物育成ライトを設置しているので、寝る前にスイッチを押して消灯したり、朝起きて点灯したりするのが結構手間でした。(先日作った植物棚もライトをたくさん設置しました)
また、植物に風を当てるため、リビングの照明にサーキュレーターが付いたシーリングライト(CIRCULIGHT)を導入しています。
夫に提案されたときは「シーリングライトにしては高いな」と思って半信半疑で購入したのですが、これが結構よい。
明るさと風量、サーキュレーターの角度と首振り有無も調整できます。
このシーリングライトを使うことで、部屋の中は隅々まで常に風が回っていて、植物が風にそよいでいるような状態になりました。
植物以外にも良かったのは、我が家では冬はホットカーペットを利用していますが、下に溜まってしまった冷たい空気を循環させて、部屋全体を温めることができます。(夏はクーラーとの相性もよさそう)
天井につけるので、据え置きのサーキュレータよりも広く風が届きます。
このシーリングライトも今年購入してよかったものです。
話はそれましたが、我が家は植物ライトなどが多く、それぞれの点灯、消灯の手間削減のため、SwitchBotを使います。
今回購入したもの
今回購入したものは以下です。
「SwitchBotスマートリモコンハブ2」は、あらゆる家電のリモコンを一つに集約してスマホで操作できるスマートリモコンです。温湿度計、スマートボタン(物理ボタン)、スマートハブなど便利な機能を多数搭載しています。
「SwitchBotスマートプラグプラグミニ」は、コンセント家電を差し込むだけで、アプリ/スマートスピーカーと連携でき、つないだ家電の電源をON/OFFできるアイテムです。
「サンワサプライ 電源延長コード」は、SwitchBotスマートプラグプラグミニが「N極プラグ」(片側だけ長いプラグ)であるため、SwitchBotスマートプラグプラグミニを電源タップに接続するために購入しました。
家庭のコンセントは、極性プラグに対応しているものが多いということですので、SwitchBotスマートプラグプラグミニを使いたい場合は、ご自身でどこに設置するか確認してから、必要に応じて極性のある短い延長コードを購入しましょう。
「USB-Cコンセントタップ」は、SwitchBotスマートプラグプラグミニに植物育成ライトをたこ足配線するために購入しています。
設置の方法
植物棚
植物棚の植物育成ライト(3個)を1つの「SwitchBotスマートプラグプラグミニ」でまとめて管理しました。
リビングのダクトレール
植物育成ライト(2個)
リビングのダクトレールに設置している植物育成ライトは、リモコンで操作できるタイプのスポットライトで点灯/消灯ができるので、「SwitchBotスマートリモコンハブ2」にリモコン情報を登録しました。
CIRCULIGHT
上述したサーキュレータ付シーリングライトもリビングのダクトレールに取り付けていますが、リモコン操作ができるので、「SwitchBotスマートリモコンハブ2」にリモコン情報を登録しました。
水槽の水草育成ライト、二酸化炭素、エアポンプ
水草育成ライトと二酸化炭素は同じタイミングでON/OFFできるように「SwitchBotスマートプラグプラグミニ」にまとめて接続しています。
それとは別に、エアポンプは水草育成ライトと二酸化炭素とは違うタイミングでON/OFFができるように違う「SwitchBotスマートプラグプラグミニ」に接続しました。
管理の方法
「SwitchBotスマートリモコンハブ2」と「SwitchBotスマートプラグプラグミニ」の管理は、スマホのアプリ「SwitchBotアプリ」から行います。
「SwitchBotスマートプラグプラグミニ」の電源ON/OFFの時間を設定したり、「SwitchBotスマートリモコンハブ2」経由でリモコン情報を登録していれば、アプリから操作時間をスケジュールできます。
例えば、我が家ではこんな感じです。
植物棚のライト、ダクトレールの植物育成ライト
植物棚のライトとダクトレールの植物育成ライトは朝7時にON、夜19時にOFFとなるようにスケジュールしています。
どちらも「SwitchBotアプリ」から設定を行えますが、植物棚のライトは「SwitchBotスマートプラグプラグミニ」の機能で、ダクトレールの植物育成ライトは「SwitchBotスマートリモコンハブ2」のリモコン操作の機能で実現しています。
CIRCULIGHT
CIRCULIGHTは、シーリングライト機能とサーキュレーター機能がありますが、それぞれ別のリモコンとしてSwitchBotスマートリモコンハブ2に登録しています(ここがポイントです)
シーリングライト機能
特にON/OFFのスケジュールは行っていません。
サーキュレーター機能
CIRCULIGHTはサーキュレーターの回転方向を変更することで、風の吹きおろし(送風)と吹き上げ(吸引)を変更できます。
そこで、日中の暖かい時間は植物に風が良く当たるように送風、夜間は植物の冷えを防ぐため、風が直接植物に当たらないように吸引に変更しています。(朝6時送風⇔夜23時吸引)
また、サーキュレーターの仕様として、12時間連続でON/OFFの操作がないと電源が勝手に止まるようなので、送風と吸引の切り替えと同じタイミングで電源ON/OFFを実行します。
さらに、朝6時に電源ON/OFFを実行すると、夜23時まで12時間以上空いてしまうので、昼の14時に電源ON/OFFの操作を入れてサーキュレーターが止まるのを防いでいます。
電源のON/OFFの操作設定をスケジュールするとON/OFFの操作が一度に実施されてしまうので、、順番(OFF→ON)をきちんと設定し、間に5秒の待ち時間を入れるのがポイントです。
水槽の水草育成ライト、二酸化炭素添加、エアポンプ
水草育成ライト、二酸化炭素添加
我が家は在宅勤務が多いのもあり、15時点灯、24時消灯とし、夜の趣味の時間に一番愛でれるようにスケジュールをしています。
エアポンプ
水草育成ライトと二酸化炭素添加と逆になるように、24時ON、15時OFFとしています。
アレクサとの連携
我が家にはもともとアレクサがありましたが、音楽再生以外に用途がなく、持て余していました。
今回、「SwitchBotスマートリモコンハブ2」とアレクサを連携させて、アレクサへの音声入力でSwitchBotも操作できるようにできたので、「アレクサ、リビングのライト付けて」といえばリビングのシーリングライトが点灯するなど、とても便利になりました。
SwitchBotを導入してみて
今回は夫が頑張って色々と調べてくれて、SwitchBotによる植物管理のオートメーション化をすることができました。
私はこういうのは面倒臭くてお金もかかるし、あまり一歩踏み出せないタイプなのですが、夫が半ば強制的に導入してくれて、結果的にとても良かったと思っています。
また、この記事を書くために夫に色々と話を聞きましたが、細かいところまで生活に合わせてスケジュールを考えてくれてるんだな、と感心しました。
もう一点、便利な機能としては、「SwitchBotスマートリモコンハブ2」は、部屋の温度と湿度を常に計測してくれていて、アプリでグラフで確認できます。
このグラフを見れば、「夜中は20度切ってるから、植物のためには夜中は暖房入れたほうがいいかな」とか、「湿度が低いから、この部屋にも加湿器を置こう」とか、対策が考えられるのも良いと思っています。
電気の消し忘れや煩わしさなどが気になる方は、SwitchBotの導入も検討してみてはいかがでしょうか。
我が家もまだまだ植物育成ライトがあるので、少しずつ「SwitchBot」につないでいきたいと思います。