ギルティ歴〜イグザード(引退)まで〜

「ギルティ歴〜スラッシュまで〜」の続きです。
アクセントコアからイグザードシリーズまで。
思ったより長くなったので中編です。


◆闇のアクセントコア時代

きました。暗黒期。
世間的にはめちゃくちゃ強いと言われるACテスタですが1番精神が病んでた頃です。
どぐらさんのクソキャラ列伝でも上げられてるので
キャラのヤバさはそちらを見るのがわかりやすいです。
で、病んでた理由は何個かあるんで列挙します。

1.こんなんテスタじゃない

思ってましたねー本気で。
この話の前提としてテスタの強さの遷移を載せます。

  • XX(無印)、青リロ:下から3本指に入るぐらいの弱キャラ。上位キャラに蹂躙される。

  • Slash:立ち回りがなかなか強く地味にやる。壊れキャラが調整されたので頑張れば戦える。

  • AC:必殺技が追加、変更され自身が壊れキャラに。火力お化けになったし事故勝ちが強い。

  • ACPR:必殺技の用途が変わって事故勝ちはしづらくなったけど火力や崩しはむしろ強化。

ずーっと立ち回りで戦うスタイルだったんですが、ACになってから自分から攻めに行く方が絶対強くてこれが受け入れられなかったです。
今だったら攻めを通すための理論を構築してーって考えるんですが、もう数年守るスタイルでやってきてるので攻めて勝つ動きが馴染まず勝率も上がらなかったです。
勝つにしてもぶっぱランズや発生保証付きの前エグゼが当たってそこからランズループで「はい勝ちー」ってのもマジでいやで、それが最大効率だからやるんだけど食らってる方も楽しくないしやってる側もコンボ落とさないようにするだけで楽しくなかったですね。
いやまぁ大会で騒ぎながらやってる時は楽しかったけど

2.でも闘劇本戦出たい

ちょっとずつ交友関係も広まってACテスタもキャラが強いので本気で闘劇の本戦に出たいと思ってました。
このときチーム組んでたのは棗さん、ちっくささん、ノブさん、タクさん、といった感じです。
が、結果から言うとダメでした。
店舗予選は2度通って赤切符までは行ったんですがエリア予選はどーーーしても無理で勝ちきれなかったです。

この闘劇を目指しての3onてのはめちゃくちゃ色んな思惑が渦巻いてて、ストライブの3onとは比べものにならないほどみんな本気で勝ちたがってたし悔しがってたし空気がピリついてました。
遠い地域の方が切符は取りやすいので3人で遠征してそこに強豪プレイヤーがいると「うわーこいつ来たよ」ってなることもよくありましたね。
自分はチームメイトと喧嘩になるようなことはなかったけど「担当キャラに勝てなくてすまねぇ…」とか「あそこで対空できてれば…」などの申し訳なさがすごくてチーム組んでもらうこと自体が辛くなったりもしました。
書いてて胃が痛くなってきた。
キャラの動きが最後までしっくりこなくて、結果も出せなかったのでホント辛かったですね。

3.増殖するテスタ使い

そもそも自分はテスタ使いの中で1番になりたいという目標で格ゲーをやってるわけで、その中色んなプレイヤーがテスタを使い始めるのがキツかったです。
上手いプレイヤーはあっさりとオフェンシブなテスタを使いこなして闘劇本戦までいけてるしそれを横目に結果が出せないのがまーーーー悔しかった。
実力の差がはっきりと出ましたからね。
この経験があるからストライブのテスタも強キャラにはして欲しくないという気持ちがあります。
勝手な意見なのはわかってますがまぁそれが人間ってもんです。

そんな気持ちで6年ぐらいこのゲームやってました。
けど後半は半引退気味で闘劇予選も出なくなっちゃいましたね。
一緒に頑張ってた棗さんがその後めけめけさんと組んで本戦出場してるのを見て、おめでとうという気持ちと「なのに俺は…」の気持ちで複雑な心境になりました。見事なヘラり具合。
基本的にいい思い出が出てこない。

◆ACPR時代

長く続いたAC時代も終わりを迎えACPRですが、世間的な熱はさすがに冷めていてもうギルティも終わりなのかなと思ってました。
というのもAC時代が長くギルティ離れしていく人もいたし、そんな中出た新バージョンも大きく変わるものではなかったからです。
でもまぁ個人的にはかなり真剣にやりました。
AC後半で半引退気味だった頃に新しい風が来たのが嬉しく高田馬場ミカドの大会も何回か出ていましたね。
闘劇ではないもののシングルの全国大会があり、これが本戦出場のラストチャンス!と思い出場しましたが長野あたりにプチ遠征に行ったらAGFさんがいて1本取ったのに取り返されて負けました。
ホント大事なところで勝てねーーー。

◆イグザードシリーズ、そして引退へ

ACPRももういっかな、という気持ちの中出たのがイグザードシリーズです。
めちゃくちゃ驚きました。
まだギルティ続くのか!って。
今調べたら稼働時期が以下のようです。

  • 2006:AC稼働

  • 2012:ACPR稼働

  • 2014:Xrd sign稼働

見て欲しいのはAC稼働からXrd稼働までのバージョンアップの少なさで、こんな頻度だったら誰でもシリーズ終わりだと思うでしょう。
それがこんな隠し玉を用意していたとは。
さすがアークさん粋な計らいだねえ。一生ついていきます。
とりあえず初期リリースキャラにテスタがいないのはしょうがないとして適当なキャラを触りつつ実装を待ちますか!



出ねえんだこれが!!!

出ねえんだわ、テスタが!!!
マジで出ない!
FGOの星5ぐらい出ない!

追加キャラがリリースされるたびに落ち込み、でもこれで次回テスタ追加の可能性が高まったぞ。と健気に思っていた俺の気持ちはどうすればいいんだ?
テスタ実装時に参戦できるようにちょこちょこ触っていた努力は?
次は来るよ、と慰めの言葉をかけてくれた友人の思いは?

最終バージョンのrev2が出るまで3年ほど待ったことになりますね。
面接の合否結果を待つように時が経つと共に気持ちはだんだんと諦めの境地に近づき、必然的に格ゲー自体からも足が遠のいていきました。

結局イグザードシリーズにテスタは実装されなかった。
俺は引退した。

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