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【入社エントリ】 間取り図を眺めてご飯を食べていた少女が、大人になってイタンジに入社するまで

こんにちは、「どいこ」こと山口千明(@doiko_niki)です。
2025年9月から、不動産テックの「イタンジ」で修繕システムのプロダクトマネージャーを担当しています。

今回の転職で、未経験のドメインである「不動産業界」へ飛び込んだ事になるのですが
入社までの自分を振り返ると共に、今感じている事などリアルに書いてみようと思い筆を取りました。

ちなみに、記事タイトルの話をするとよく誤解されるのですが、
「間取り図をおかずにして白ごはんを食べていた」🍚
⭕️「間取り図を見ながら食事を摂っていた」🍽️
ですw
(お行儀が悪いですが、子供の頃、それぐらい間取り図を見ては生活を想像してワクワクしていたのです)

本編に入るまでに、簡単に前提情報を書いてみます📝

🦍🎀 自己紹介
・大阪生まれ大阪育ち(2023.05〜東京在住)
・以前は官公庁向けシステムのカスタマーサポート、店舗系メンテナンス工事の手配管理業務などに従事
・コロナ禍をきっかけに独学でエンジニアになり、前職でtoCのクラフトビール定期便サービス「Otomoni」のバックエンドエンジニア〜PdMを経験
・ベース、ベリーダンス、火曜サスペンスごっこなど多趣味
・漫画大好き(ジョジョ、キングダム、横山三国志、ヒロアカ、ふつうの軽音部、HUNTERxHUNTER、左ききのエレンなど)
・学びの場が好きで、PMコミュニティで読書会やワークショップの主催を担当
・不動産業界で働きたい気持ちから宅建試験を受けたことあり(合格済)

🫶 イタンジについて
イタンジ株式会社は「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」をミッションに掲げ、不動産業界のDXに取り組んでいる不動産テック企業です。

ITANDI BBを中心に不動産賃貸・売買に関わる取引の一連の業務を効率化するDXサービス群を提供しています。各領域で、なめらかな業務体験と取引体験を実現し、業務効率化と顧客満足度の向上に貢献しています。

不動産の現場には、いまだにFAXや紙を使ったアナログな商習慣が多く残っています。私たちはテクノロジーの力でこれらの煩雑なプロセスを解消し、単に業務を効率化するだけでなく、その先にある「人々が大切なことに
向き合えるようにする」ことを目指しています。

それでは、本編へGO!

入社した経緯

全ては一通のスカウトメールから

今年2025年の5月頃、YOUTRUSTの「転職意欲」を「検討している」と「いい案件があれば」を数日おきに変更する日々を送っていました。
(つまり、当時は転職に踏み出すかどうか迷っていました)

PdMとしてさらに経験を積み、プロダクトでユーザーに価値を届け、事業を成長させて成果を出したい。

一方で、当時は前職で社歴5年目。
経営陣との事業戦略会議に同席させてもらえたり、事業やドメイン・プロダクトの事を把握した上でPdMとして主体的に動ける環境を手放す事、サービスを愛してくれているユーザーさんに自分が価値提供できなくなる事などへの恐れもありました。

そんな中、イタンジCTO室の宮永さん(@5a3i)からのスカウトメールを頂く。

自分が兼ねてから興味を持っている不動産領域であること、住まい探しの体験を本質的に変革しようとしていること等に心惹かれて、カジュアル面談をぜひにとお願いしました。

人と、事業と、理念の魅力

カジュアル面談を受け、宮永さんの素敵な人柄に好感を持った私。
宮永さんの自己紹介noteを見て、さらに惹きつけられました。

エンジニア→CTO→PdM→取締役CPO→VPoEなど、幅広くプロダクトに関わってこられたご経歴の一方で、
お笑い・バンド・そして応援されている海外サッカーチームの公式サポーターイベントのMCを務められたことなど、「なんて行動力があって面白そうな方なんだ・・!!」「こんな面白い方々がいる会社、いいな」と深く感銘を受けました。

(ちなみに、その後選考に進みYOUTRUSTでやりとりをする中で、なぜか指がすべって宮永さんに友達申請をしてしまいました。選考中の会社のご担当者様に友達申請するだなんてクレイジーすぎる、と焦ったのを覚えていますw)


その後、当時修繕システムのPdM兼施工支援事業の事業責任者だった石見さん(@wami_itandi)ともカジュアル面談をさせていただきました。

・イタンジ修繕システムでは、不動産管理の中でもアナログさが強く残り、施工というリアルで変数が多い工程を含む「原状回復」の領域を主に担っている事
・SaaSや基幹システムの1プロダクトとしての提供も行いつつ、不動産管理会社様と工事会社様をつなぐマーケットプレイス事業である「ITANDI 賃貸管理」修繕おまかせサービスを提供している事
・マケプレではイタンジの担当者が両社の間に介在し、工事をスムーズに進めるためのサポートを行っている=リアルな人の働きかけが事業の要になっている事

上記の内容をベースに、サービスとプロダクトのお話をお伺いする中で
「プロダクトだけでは解決しない、リアルな人の感情や行動による変数も含まれた分野=難しくもあり取り組みがいがある領域」である事を感じとり、ぜひともこのプロダクトに取り組みたいという気持ちが生まれました。

また、イタンジのミッションである「すべての不動産取引をなめらかにする」事を達成するために、すべての不動産管理会社さんに「原状回復といえば修繕おまかせサービス」と思ってご依頼頂ける世界にしたいという想いや
その先にいる入居者・オーナーにとっても価値が届くようなエコシステムを作られたいという想いを伺う事で、さらにその気持ちが強くなりました。

そこから、選考に進み内定を頂くことができました。

(ちなみに、内定後に頂いたオファーレターの石見さんからのメッセージを読んで、感動して泣いたのはまた別のお話・・😭✨)

なぜイタンジなのか

理念への共感

上記の通り、人の魅力・事業の魅力も感じつつも、イタンジのMVVに共感した部分が大きいです。

Mission:テクノロジーで不動産取引をなめらかにする
Purpose:人々が大切なことに向き合えるようにする
Vision:すべての人の不動産インフラになる

イタンジ MVV

不動産取引はライフイベントに直結するもの。
そこに余計なストレスがない世界をつくることは、まさに自分がやりたい事だと思っています。

思えば東京に来た2年前、久しぶりに引越しをしたのですが
いまだにこんなに紙の書類を手書きしなければならないのか!と驚いた事を覚えています。
大阪から東京に行く日に合わせての内見日調整もスムーズに決まらず苦労しましたし、内見用と伝えられた鍵が部屋間違い(入居中の部屋の鍵)で、危うく住居侵入してしまう手前だった(!)事もあります。

引越しの動機となるライフイベント(転職・結婚など)、そしてこれからの新生活に安心して舵を切れるよう、人々が大切なことに向き合える世界をつくりたいと思っています。

↓ちなみに、転職を機に定めた自分のMVVはこちらです

成長できる環境であること

イタンジの企業理念のページに記載がある「Values」からも伝わってくるのですが、イタンジは成長企業であり、従業員数が増えてもベンチャースピリットを保ち、挑戦を続けているところが大きな魅力でした。

・それはクレイジーか(Crazy Enough?)
・それに価値はあるのか(Is There Value?)

イタンジ Values

もちろん成長企業である分、整備されていない部分や仕組み化が十分でないところはあると予想されるものの、そこにもプロダクトマネジメントの思考をもって課題解決に向き合うことで自らの成長にも繋がると感じました。

また、基本1プロダクト1PdMという体制にされており、プロダクト戦略の立案から要求定義、開発優先度の舵取りまでPdMがオーナーシップを持って行える環境という事も大きかったです。

そして何より、迷った時・壁打ちしてもらいたい時には、相談できる経験豊富な先輩方がいるという事。
適切なフィードバックを必要な場面で得られる事は、自分の成長とよりよいプロダクトづくりにとって不可欠だと感じていたので、この点についても自分にとっては大きな魅力でした。
(これは、前職で1人PdMだったために感じていた課題でもありました)

入社して感じたこと(Good/Motto)

9月に入社してから実際に働いてみて感じたことを、Good(良いところ)Motto(のびしろ)にまとめてみました。

Good(良いところ)

  • 優しくて前向き&仕事に熱意を持ってコミットされている方が多い

    • PdMというポジションかつ、SaaS・基幹システム・マケプレでの価値提供を行うため、関わる方が多い(うれしい!)のですが、職種問わず気軽に相談し合える方が多いです

    • チームの方々が、日々ユーザーさんへの価値提供と事業成長に対して、真摯に向き合っていることが伝わってきて嬉しいです。力を合わせて掛け算の価値を創りたいです

  • ボールを拾い合える

    • 前職や経験してきた副業では、ベンチャーならではの「少ない人数で回している」こともあり、どうしても役割分担が不明確ゆえにボールが落ちがちで、自分が球拾い係になることが多くありました

    • イタンジではそういった事がなく、むしろ拾い合って皆で事業や会社を前に進めよう、というカルチャーを感じます

      • 他プロダクトとの連携についてまだ熟知しきれていない部分があるのですが、他部署からの連携に関する質問に、習熟されているCSの方が先んじて回答くださっていて本当に有り難かったです

    • このあたりはグループ会社であるGA technologiesのValuesにある「WIN-X」(自分だけでなく、みんなで勝つ姿勢)の浸透によるところも大きい気がしています

Motto(のびしろ)

  • ドキュメントや仕組みなど、整備されていない事がまだ多い

    • 業務を進める上で必要な情報のうち、誰もが把握や理解できる状態になっていない情報があるなと感じます

    • 定期実行されるオペレーションにおいても、仕組み化されていないがために属人化してしまっているものが見受けられます

    • 成長企業でありスピード感をもって事業を進めているがゆえの痛みではあるものの、今後のさらなるスケールに向けて、主体的に取り組んで改善していく所存です!



以上、長くなりましたが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!
(もしこの記事を「スキ」して頂けると、大変喜びます!!🫶)

転職して3ヶ月強。
日々多くの課題に向き合いながら試行錯誤を続けていますが、「自分とプロダクトが関わる全ての方々(ユーザーさん・エンドユーザーさん・チームそして組織)を幸せにしたい」という一心で、オーナーシップを持って業務に前のめりで取り組めているなと感じています。

この入社エントリを読んで少しでも興味を持って頂けた方は、私にご連絡を頂くか、または以下のページからカジュアル面談など、気軽にドアをノックしてみて頂けると嬉しいです。


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どいこ いつも読んでくれてありがとうございます、励みになります(*^ω^*)

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