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今後のMeta系SNS(Instagram/Threads)の運用について

 皆さん、こんにちは。Browncatです。
 現在Browncatが運用しているMeta系の2つのSNS(Instagram/Threads)に、「InstagramからThreadsへのシェア」「『AIで作成』のラベルをつける」の2つの重要機能が実装されましたので(下図)、これらの実装への対応と、両SNSの役割分担の見直しを行います。

Instagramの投稿時設定画面。「InstagramからThreadsへのシェア」「AIで作成のラベルをつける」の選択ができるようになっている。

「InstagramからThreadsへのシェア」対応

 Instagramの投稿画面にある、「InstagramからThreadsへのシェア」をONにすると、InstagramとThreadsの同時投稿ができます。
 この機能をテストしましたが、いくつか問題はあるものの(下記参照)、両SNSの同時投稿の運用には大きな支障がないことを確認しました。
 これまでMeta系SNSについては、Threadsに優先的に投稿し、Instagramで簡単なまとめを行う運用としてきましたが、今後は、新規投稿は原則Instagramから行い、Threadsにシェアしていく運用に改めます。
(つまり、Instagramは最優先で投稿するSNSとなり、Threads/X/Blueskyはそれらを補完する運用となります)
 ただし以下のものを例外とし、これらはMeta系ではThreadsにのみ投稿します。

  • 「1年前の今日の画像」の投稿

  • Instagramの推奨から外れた縦横比の画像の投稿

  • テキストのみの投稿

  • SNS外(noteなど)へのリンクを含む投稿

なお、「InstagramからThreadsへのシェア」には、原稿執筆時点で以下の2つの問題があります。Meta社は速やかな対応をお願いします(特に後者)。

  • Instagramで設定したタグが、Threadsで自動的にリンク付きタグになりません。Threadsに投稿した後、記事の修正機能を使って、リンク付きタグを付加する修正が必要になります。

  • Threadsには、投稿するスレッドに「AIで作成」ラベルを付けられますが、InstagramでAIラベルを貼っても、Threadsに反映されません。しかも後から修正の手段がありません。Threadsには新規投稿にAIラベルを付けられるのにです。

「AIで作成」ラベルの付与

 Instagramの投稿画面にある、「『AIで作成』のラベルをつける」をONにすると、投稿記事に「AIで作成」ラベルをつけることができます。
 Browncatの投稿する画像は、原則的にAI生成物であると明言してはいますが、今後Instagramの投稿では原則、Metaの機能を使い、「AIで作成」ラベルを付加させていただきます。
 一方、ThreadsではInstagramからのシェア画像に「AIで作成」ラベルをつけられない状況のため、この問題の改善がみられるまでは、Threadsの「AIで作成」ラベル付与を見送ります。
 また、InstagramのWeb版には「AIで作成」ラベル付与の機能がないため、何らかの理由でiOSアプリが使えない状況のときには、投稿結果にAIラベルを付与しない場合があります。

【参考】Metaが「AIで作成」ラベルを導入した経緯

 この「AIで作成」ラベルをMetaが導入した経緯については、こちらのForbesの2つの記事を参照してください。(記事は時系列で順に読んだほうがわかりやすいと思います)
(1)

(2)

 また、3月に可決した欧州AI法(EU AI Act)の第50条4項には、以下のような記述があり、「AIで作成」ラベルは欧州AI法にも対応したものであることがわかります。

 ディープフェイクを構成する画像、音声、動画コンテンツを生成または操作する AI システムの導入者は、コンテンツが人工的に生成または操作されたことを開示するものとします。(略)コンテンツが明らかに芸術的、創造的、風刺的、架空、または類似の作品またはプログラムの一部である場合、この項で規定されている透明性義務は、作品の表示または鑑賞を妨げない適切な方法で、そのような生成または操作されたコンテンツの存在を開示することに限定されます。

【参考】以前の各SNSの運用方針

 以上の通り、Meta系の2つのSNSの運用方針を変更しますが、XとBlueskyの運用方針には変わりありません。
 参考までに、各SNSのこれまでの運用基準を示します。




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