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タスクシュートが崩れたときにやるべきことは?【ユタカジン】

この『ユタカジン』は「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマに、複数のタスクシューターが交代で時間との向き合い方、タスクシュートの使い方、ひいては人生観などを語っていくマガジン連載です。

月曜日はわたし、「タスクシュート認定トレーナー」、そして「タスクシューター界のジェームズ・ボンド」、ありひとが担当します。

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どうも。休日の楽しみのひとつは『リュウジのバズレシピ』チェンネルを参考にお酒を飲みながら料理をすること、ありひとです。
みなさん、今日もタスクシューってますか?

実は、わたしは毎日実践できているものの、正直ここ数週間先送りが続いています。決してうまく回せている状態とは言えない感じです。

いわゆる「タスクシュートが崩れている」時期に陥っていると言えるでしょう。

今日はそんな時の「縮退運転」について書いてきます。

第二子が産まれ、育休から明けてからリズムがまだ掴めていない

そもそもなぜに崩れている状態が続いているのか?

うれしいことに9月に子どもが産まれました。
10月いっぱいは育休を取っており、11月から仕事に復帰しました。

まだまだ子どもが小さいため、仕事以外のときは突発的な家事・育児タスクが発生することが多いです。

育休中はそれらのタスクだけに集中していればよかったのですが、仕事が始まってからは当然そうもいかず、これまでの習慣化してきたルーチンのまま日々を過ごしていくことがかなり難しくなりました。

結果、いまだに新しいリズムを掴めきれずに先送りタスクが多発する毎日が続いています。

タスクシュートが崩れたときの縮退運転

こういう時、つまりタスクシュートが以前の状態から崩れてしまったときのコツは、無理と以前の姿に戻そうとしないことだと思っています。

以前の状態を「平常運転」捉えるならば、取るべき行動は「縮退運転」です。

縮退運転とは、工場やITシステムの現場で使われる言葉です。ここではGoogle検索AIによる説明を引用しておきます。

縮退運転とは、機器やソフトウェア、システムに異常が発生した際に、性能や機能を制限したり、異常箇所を切り離したり、予備の機材などを使用するなどして、不完全ながらも処理や稼動を継続させることを意味します。英語では「フォールバック」と呼ばれます。

Google検索より

この「縮退運転」という考え方を、タスクシュート認定トレーナーであり、プロジェクトマネジメントにお詳しいうさぼうさんがご自身のセミナーで取り入れられていたのが、今回のお話のベースになっています。

タスクシュートにおける「縮退運転」は、簡単に言ってしまえば優先度が非常に高いタスク、やらざるを得ないタスクのみに絞ってそこに集中することで実現します。

セミナーの中でうさぼうさんは医療現場でのトリアージになぞらえて説明をされていました。

つまり「最優先のタスク」「絶対にこれはやらないといけないタスク」以外はどれほどずっと続けていたルーチンであったとしても、バッサリその日のプランから落とす必要があります。

これは言うのは簡単ですが結構勇気がいります。覚悟といってもいいでしょう。

縮退運転時のコツ

覚悟に加え、この作業をやるのに一つ大切なことがあります。

それは朝イチのプラン時点で思い切ってトリアージしきってしまうこと。これに尽きます。

「時間があればできるかもしれない」
「これはずっと続けていたルーチンだから消したくない」

そんな気持ちがよぎります。しかし、この作業を必要としているということはいわば緊急事態。ここで楽観的なプランにしてしまい、結果先送りが続くと自責の念が強まってしまいます。

それよりかは潔く最初のプラン時点で最小限にして、確実に先送りゼロを積み重ねたほうが1日の満足度は高いでしょう。
もし時間が余れば追加でタスクをやればいいのです。

こうした縮退運転をしていくと、いつしかその日々の過ごし方が「新しい平常運転」になっていきます。

以上が、わたしの考えるタスクシュートが崩れたときの処方箋です。


今日はこのへんで。
ありひとでした。


https://note.com/taskchute/m/m80cde2fde6bf


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