親子で楽しむプログラミング
地域イベントへの参画
2022年は地域のイベントも各地で開催されるようになり、CoderDojo Anjoも、愛知県安城市内で行われたイベントに参画しました。
安城市民交流センター わくわくフェスティバル 2022
第39回 安城市福祉まつり
青soraコドモレストラン&匠のワークショップ
プログラミング体験ワークショップ
参画した地域イベントでは、「プログラミングでポケモンをうごかしてみよう」のプログラミング体験ワークショップを担当しました。
1.呼び込み作戦
プログラミング体験などの取っ掛かりにおいて、「ポケモン」というキャラクターは、絶大な威力を発揮します。保護者の方も、「ポケモンだって!やってみようよ!?」って、お子さんをやる気にさせてくれるし、友達同士でイベントに参加した子どもたちも、「一緒にこれやろうよ!!」って誘い合ってくれます。
呼び込み作戦は、不要ですね。
2.ライセンス
参加者には、ライセンスについても学んでもらっています。一般的に利用規約の説明は退屈なものですが、「ポケモン」ともなると違います。利用するキャラクターの扱いに関する”おやくそく”を、参加者のみなさんはすんなりと理解して、受け入れてくれるように感じています。
3.親子・友達同士
貸し出し用のノートパソコンを用意し、一人一台でプログラミングします。保護者の方にも一人一台で参加してもらいました。
親子であれ、友達同士であれ、お互いに教えあいながら、プログラミングできます。どちらかとういと、保護者の方のほうが、のめり込んでいるようです(悪戦苦闘しているとも)。
4.ワークシート
次の3つのお題(ステップ)で、プログラミングできるようにワークシートを用意しています。
「ピカチュウ」をうごかしてみよう
「モンスターボール」をうごかしてみよう
「ピカチュウ」がなにかにふれたらどうなる?
最初の2つは、ワークシートの通りにプログラミングしますが、3つ目は、みなさん自由に改造して、楽しんでくれるようです。Scratch 3.0に用意されている音を選んだり、音を編集したりして、みなさんの個性を発揮しています。
5.弟・妹
親子で参加される方は、幼児の弟や妹も一緒に参加されることもよくありますが、プログラミングはできません。でも、お兄ちゃん・お姉ちゃんがやっているのをみれば、「このモンスターも動かせないの!?」って聞いてきます。その際は、保護者向けのパソコンで、あらかじめ仕込んであるブロック・コードに、「緑の旗が押されたとき」のハット・ブロックを追加してもらいます。すると、幼児であっても、ブロックのドラッグ操作を体験してもらえます。
6.集中力
最終的には、参加した皆さんは、プログラミング自体に集中してしまいます。どうしたら、うまく動かせるか、どうしたら楽しく動かせるか、どうしたらみんなを驚かしたり楽しませたりできるか。
大人も子どもも、のめり込んでしまいます。
おわりに
「プログラミングでポケモンをうごかしてみよう」は、プログラミング体験に最適なワークショップ(キット)です。
プログラミングやライセンスについて学びながら、楽しく考える時間をみんなで過ごすことができます。