北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel Develops Atom System-on-Chip with "Ivy Bridge" Graphics Core.(X-bit labs)
Intel's 32nm Atom 'Valley View' has Ivy Bridge graphics core(Fudzilla)

Intelは“IvyBridge”で使われるDirectX 11対応GPUを統合したAtom SoC―“ValleyView”を開発している。既にIntelのドライバには“ValleyView”の記述があり、そう遠くない時期にリリースされるのではないかと思われる。
 
“ValleyView”のCPUコアは現行Atomで使われているものを2つ搭載する。メモリコントローラは“Pondicherry”と呼ばれる。そしてGPUは“IvyBridge”で使用されるIntel generation 7 graphics coreとなる。“ValleyView”は出力としてDisplayPortが2系統、HDMIが1系統に対応できるという。

“ValleyView”の製造プロセスは32nmでおそらくは“Cedarview”の後継として2012年中に登場する。“ValleyView”は“Cedarview”から大幅にGPU性能が向上し、DirectX 11やOpenCLのサポートなどが主な様々な機能・特徴が搭載されることになるだろう。
“ValleyView”と対になるチップセットは“Baiboa Park”と呼ばれており、次の世代の低消費電力プラットフォームは“ValleyView”と“Baiboa Park”を組み合わせたものとなるだろう。


“Cedarview”のGPUはPowerVRベースのものですが、“ValleyView”ではIntel HD graphicsの系統に戻ることになります(HD 2500に似たものとなるだろうか?)。ひょっとすると“Cedarview”がターゲットとしている小型PCにおいてはPowerVRベースのGPUは不向きと判断されたのかもしれません。

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