ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

å¾¹

カーネーション辺りから朝の連ドラをずーっと見ている。
昔はこんなもん死にかけしか見てないやんとか思ってたんだけど、
いやいやこれまた、めちゃめちゃ面白かった。
カーネーションは小林薫光ってたよなあ。同郷なんだって(笑)。

 

今の朝ドラは、「まれ」。パティシエになるという夢を追う女の子。
で、その「まれ」のオヤジが徹。デカい夢ばっか追っては失敗してる人。
見てる人にしか分からん書き方かも知れんけど書く。

 

デカい夢ばかり追っては失敗を繰り返し、家族にも愛想を尽かされている。
それで彼は宣言する。「夢を追うのを辞めます」と。
夢を追って失敗し続けた彼を叱り飛ばす彼の妻が、ここでまたキレる。
「夢を追わないあなたは全く魅力的じゃない!」と。
「じゃあどうしろというんだ!」
「誰のために夢を追うのを辞めたと思ってるんだ!」
「誰のためにとか言わんと辞めるならスッと辞めろ!」
こんな感じである。

 

ウチの母親はこのやり取りがさっぱり分からないらしい。
そらそやろ。お前に分かってたまるか。

 

俺は30手前で数年ニートやってる。
その時付き合ってた人に、いい人見付けろよって泣きながら言われて終わって、
仕事も次の会社がクソやったら派遣辞めようと思ったらフルスイングのクソで、
長年の夢だったバンドを自分で始めたが自分で壊して。
ちょうど良いタイミング(?)で、全てが崩壊した。

 

別にこんな、やりたくも何ともない仕事ばっかりやって来たよ。
不登校の時代朝から夜まで暗い部屋でCDばかり聴いていた。
自分には音楽しかない。そう信じてきた。
それ以外の事はただの付属品でしかない。
なのに、母親と自閉症の妹の面倒を見ないといけない。
独り暮らしして帰ったら妹が何も家事をしなくなった。
躾けなきゃ。もう出られない。
「お前は好きな事をやれ」「何かあったら妹を頼む」
どっちやねん!死ねって言ってるのか俺に!!!


そして会社に行けば想像以上に下らない世界‥
やりたい事やってないから余計にな。
ゴミがゴミ以下に見える。

 

自分に自信が無いから、自分の音楽を褒められても実感が持てない。
ライブもやればやるだけ粗探しして辛くなる。
全く見ず知らずの人から声を掛けられて褒められる。
この世界で、こんな事殆ど無い。
腕組んでビール飲んで、「オラなんかおもろい事やってみろやハゲ!」
そんな感じの態度の、いやそこまで酷くないけど、
そんなノリの所からこっち側に持ってこないといけないわけだ。
狙ってやってないし狙うつもりもないけど、
それは非常にとても、ありがたい話のはずだった。

 

全てが終わって、ニートやって、人生捨てて。
ツレがガキ共こしらえたら死ぬつもりだった。
それでも死なず、ただ生きて、醜態をさらし続けている。
自分自身が弱点にしかなり得なかった。存在が生き恥。
度重なる失恋。自分はクズだと確信する。
自分なんか好きになれるはずもない。

 

そんな中でまた下らない暮らしを始めて、
下らないストレスに晒されて、
母親に「誰のためにこんな事やってると思ってんねん!」と怒鳴ったのも数度では無い。

 

死にたかった。ずっと死にたかった。
救われる方法が他に無かったから。

 

何も考えず、何も感じず。ただ一日を乗り過ごし、乗りこなし?
どっちでもいいよもう。とにかく進むだけだった。
戻ってるのかも知れないけど。

 

そんな日々を、灼熱の業火の様な日々を、
足の裏を爛れさせながら踏みしめて歩いてだな、
どんどん劣化していく心身と、消えていく可能性に
一日百万回ずつ絶望してた。

 

そこで、徹の言葉が分かるわけだよ。
彼は生きる事を諦めたんだよ。
夢を追う事が生き甲斐の人が、やりたい事も夢も全部捨てたわけ。
彼の言葉が、母親なんかに分かってたまるか。分かるわけない。
他人の人生を生きている感覚が、どれだけ空虚であるかなんか
想像したって分かりはしない。やってみな分からん。

 

何をやっても満たされなかった。
白馬に乗った王子様じゃないけど、
ある日誰かがやって来て自分を救ってくれるってずっと信じてた。

 

けど、そんな人はどこにも居なかった。

 

 

射手座

射手座

 

 【大切なひと】

明るく強い 輝く瞳をもつあなたの心の中に
そんな大きな はてしない虚空が隠されていると
誰が気づいたでしょう

あなたの中には時々ぽっかりと どこまで続くのか
わからないような暗闇につながる穴が空いています。
暗闇はどこまでも どこまでも続き
そこには一切何も存在しない

あなたは時々吸い込まれそうになり完全に孤独です

宇宙空間をさまようつかみどころのない
痛烈な寂しさに何度か触れてきました

そんな寂しさの中で 自分の「片割れ」のような
存在を探しても みつからなかったでしょう

あなたは特別な存在で あなたと同じ孤独を味わった人は
そう簡単に見つかるはずないのです

あなたの「体験」は言葉で説明できない厳しさで
鍛え上げられるため 普通の人の満足する
表面的な言葉を遥かに超えているからです。

あなたを大切に思う人はあなたの「虚空」に
気づいている人です。

あなたの中に捉えどころのない弱さと、
光そのものの強さが備わっています。

偉大な輝きの前に立った時に感じる
震える感動が備わっています。

あなたを大切にする人は あなたの虚空を埋める人ではなく
あなたを通して虚空の意味を感じ、理解し、見つめてくれる人で
彼方にある光を最後まで一緒に信じてくれる人です。

あなたを本当に大切にする人は あなたの虚空と同じように
光についてよく知り 両者を同じように愛しくれるはずです

ですから その人は あなたの虚空があなたにさせることについて
何が光に向かうことなのか そうでないことなのかを あなたに教えてくれるのです

 この「大切なひと」のセンテンスが一番好きで、
詰まったらよく読む。文章としても美しいと思う。
平易で美しいってのが凄いと思う。いや何も思わんと読んでるけど(笑)。

 

カウボーイビバップのスパイクが想う女性、ジュリアとの関わり方も好き。
「あいつは俺の片割れなんだ」って言える人が居て羨ましい。
二人に永遠は訪れなかったんだけど‥。
けれど一瞬でもそんな風だったら、どれだけ良かったと想えただろうね。
このアニメも死ぬ程好きで何度も何度も見た。

 

「本当は好きでも無かった」とかあるとあらゆる酷い事を言い放った後、
辛辣な返しがあった。仕方ない。当然だ。
家族の面倒を見る事でしか自己を認識出来ない共依存だとか言われた。
そんな事考えた事も無かった。結果そう見えたのかも知れない。
さすがに辛かったので、撤回をお願いしたら、
俺が家族のために一生懸命やってるの知ってたよって、
ちゃんと言ってくれた。

 

全部分かってくれてたのにな。

 

「愛してる」の言葉以上に、彼のキモチが伝わる9つの瞬間 | TABI LABO
http://tabi-labo.com/122204/actions-words/

 

ご飯作ったの懐かしい。一年前向こうさんとこちょっと部屋借りて住んでたの。
サッカー見た事ないってんで、じゃあ好きになって貰えるかなってデートを企画した。
戻りたい職場の上司が沢山詰めてくれたイカナゴの釘煮が入ってた、
捨てられる容器に、今度は俺が焼きそばを作って入れてお弁当持っていった。
美味しいって言ってくれた。嬉しかった。
我流のご飯、美味しいって言ってくれた。

 

もうちょっと、今日はこれ位で回想やめとこ。
まだダメだ。

 

ただまぁ、いきなり爆発的に好きになったり嫌いになったりもうしないんだよ。
じんわり信頼していく。少しずつ。何でもこのパターンが一番良いって、
自分に合ってるなって思う。
その人を思い出すだけで、じんわり胸が温かくなってた。
そういうのが一番良いと思う。

 

変わった職場で慣れない事をやり、かつ苦手な肉体労働で相当参ってた。
ほとんどうつだった。良く死ななかった。
前を向けない自分に、前を向け夢を持てと。
ちょっとしんどかったかな。
俺はそれを前に人にやった。バンドの相方にやってた。
前を向いて強くある事が正義だと思ってた。
それで彼を潰した。彼が抜けて、俺のバンドは終わったなと思った。

 

俺は正しいと思う事を押しつけなくなった。
自戒を込めてそうしている。墓碑と言っても良い。
俺が絶対正しいと思う事も、相手にとったらわからんもん。
こういう物の見方は、なんちゃってカウンセラーやる時に活きている。

 

2番以下は最下位と同義だと思っていた。でも1番になれる人はごくわずか。
追えなかった夢を諦めて、かあちゃんとガキのために
踏ん張るおっさんも、なかなかカッコ良いなと思うよ。

 

音楽で天下取って歴史に名を刻む以外、
成功は無いと思ってたこの俺がよ?
人間変わるもんですわ。痛みと共に、変わってきた。
川上の岩石が、川下に進むに連れ、小さく丸くなっていく様に。
小さく丸いから、どんな場面にもフィットするよ。

 

完璧にやれなくても良い。及第点で良い。
場合によってはそれ以下でも良いと思ってる。
やりたくねぇ事苦手な事は、及第点以下でも誰かの手を煩わせてでも、
こなしさえすればいい訳だ。

 

サラリーマンと起業家って発想が全くちゃうしね。
短距離かマラソンかみたいな。何が正義かなんか言えんわな。
正解不正解なんか、中学までやろ。
えげつない事はナンボでもある。

 

それを乗りこなして勝つために、今読んでいる本。

 

世界のエリートがIQ・学歴よりも重視!  「レジリエンス」の鍛え方

世界のエリートがIQ・学歴よりも重視! 「レジリエンス」の鍛え方

 

 俺はメンタルをマイナスから無理矢理プラスに持っていって失敗した。
マイナスからゼロにするのが基本的な治療だと思う。
ただ、そこから先を知りたかった。何ら手がかりは無かった。
何にでも文句を言い、急に怒る父親と、事なかれ主義の母親と、
TPO弁えず急に怒ったり笑ったりの妹と、俺の心の安息は全く無かった。

 

その先に向かうには、安易なポジティブシンキングは毒だと分かった。
人間なれないものにはなれない。俺はそういう人間じゃない。
第一失敗続きな自分の人生で、何も警戒せず飛び込んでいく事は死を意味した。
死で済めばまだ良い方だったと思う。それ以下を沢山見てきたから。

 


Number Girl - Tokyo Freeze Sawayakana Ensou ...

「安直な楽観 全くもって好かん」

かと言ってネガティブシンキングは心から自信を奪う。
どうすればいいのか。

 

「中庸」という考え方は、アダルトチルドレンにはなかなか思い付きにくい選択肢だと思う。
レジリエンスはここを突いてくる。
強さというよりしなやかさを身に付ける。
読み進めていくと、実践出来ている事もかなりあった。
我流で進んできた事は間違いでは無かった事が分かって良かった。

問題を自己否定など無意味な自責抜きで、
あくまで前向きに捉え、しかしそれは安直な楽観では無く、
「ならば、どうするか」と問う。

あの人は「もう誰のせいにもしない、一ミリも傷付かない」と言ったが、
俺の考え方では、多分両方無理だし、しない。
向こうの正義を否定しているのでは無い。俺は違うなと思っただけ。
過ちが誰かの所為の時もあるだろうし、傷付く事もナンボでもあると思う。
(俺の場合は辛すぎて全部人のせいにしてたってのが敗因なんだけど)

 

で、「ならば、どうするか」と問う。
自分一人で分からない事は、誰かに問う。
これも昔は出来なかった。でも今は、信頼出来る友人がいる。
信頼出来る友人は、実に丁寧に言葉を選んでかつわかりやすく俺に伝えてくれた。
これ以上無いギフトだった。

 

専門時代の担任が「そいつを見るならそいつの友人を見ろ」と言った。
言い得て妙だなと思った。自分の周りは、誠実な人間ばかりだった。
自分もそうであったら良いなと思う。

 

 

もう、ゴミ以下にしか思われてないのは分かってるけど、
いつか、遙か遠い先でも何でも良いから、お話ししたり、
謝れたら良いなと思う。出来ないんだろうけど。
今後どう転がるかは、サイコロの出目の様なもの。
気にせず、気にしなくて済む様に、
二の轍を踏まなくて良い様に、対策を施しつつ、歩んでいかねば。

 

さっき谷口キヨコのラジオ聴いてたら、
「婚約までいった恋人と別れてしまいましたー夏までに彼氏作るぞ-!」ってハガキ。
キヨピーさすがの「はやっ(笑)」つってた(笑)。
さすがに総括せんと‥日本サッカー協会みたいになっちゃうよ?

 

でも、出会いを求めるのは勿論良い事だ。
私も旅に出掛けよう。

 

自民党の義家弘介「ひきこもりはゲームを壊せば治りますよ俺が先生の時はそうしてきた 一発で治るwwwwww」 | にゃあ速報VIP -おーぷん・2ちゃんねるまとめブログ-
http://nyaasokuvip.blog.fc2.com/blog-entry-9116.html

28: 以下、名無しに変わりましてにゃあ速がお送りします 2015/05/09(土) 10:47:45.08 ID:VTgzK61Y0.net

 

自分が正しいと思い込むのは勝手だけど
他者に強要するのはやめていただきたい

これほんと大事。身を以て知ったから。
俺の考えこそ絶対だと思ってた俺がそう思う様になったんだから。

 

自分が変わりすぎてついてけて無いんです実は(笑)。
天候とかにも敏感になったしねぇ。