毎週格安Windowsタブレットが発売されていますが、正直どれも同じです。値段のわりに使える端末のため、数えきれないほど格安Windowsタブレットが発売されてしまうのでしょう。どれも軽くて安いのはいいと思いますが、キーボードがないため、文字が打ちにくくて仕方がありません。その点「ASUS Eeebook X205TA」は、それなりに文字を打てるキーボードが付いています。軽くてまずまずのキーボードが付いているおかげで、相当使える端末です。OSがWindowsということで電子書籍が読めないという問題も、先日のKindle for PC日本語版のリリースで解決されました。今一番コストパフォーマンスが高い端末じゃないでしょうか。
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欲を言えば、もう少しストレージ容量が大きくて、もう少し本体性能が良ければといったところです。この本体性能だから、Windows 8.1 with Bingという0円のOSを搭載することができ、3万円前後という価格を実現できた訳ですが、もう少しお金を出すから、ワンランク上のノートパソコンを出して欲しいと思うのは僕だけでしょうか。当初在庫があったASUS Eeebook X205TAが、在庫切れになっているところを見ると、軽くてそこそこ使えるノートパソコンを望んでいる人が僕以外にも相当いるというのが分かりました。
ASUS Eeebook X205TAの2倍、いや3倍の値段を出してもいいから、ストレージ容量もそこそこあって、もう少しサクサクなノートパソコンを出せば、ASUS Eeebook X205TA以上に売れるはずです。
そんな僕の理想像を実現してくれそうな新チップ「CherryTrail」を搭載したノートパソコンがもうそろそろ発売されるはずです。CherryTrailは、現行のBayTrailよりも、グラフィック性能が大幅に向上しています。そのおかげで、サクサクと動く端末が作れるはずです。これを今までと同じようにタブレットで出されても困りますが、どうやらCherryTrailは、安売りはしないようなので、格安Windowsタブレットには使われないでしょう。今更5万以上するWindowsタブレットを出しても誰も購入しないはず。そうなると、それなりの値段でも売れるノートパソコンにするしかありません。10万を越すノートパソコンは、「Broadwell」の領域でしょうから、その下のクラスは「CherryTrail」を搭載したノートパソコンになると考えるのが自然な流れ。これでポカンと空いていた5〜10万というゾーンのノートパソコンが登場することになります。CherryTrailはBayTrailの後継ですから、当然ファンレスになります。なかなかBroadwellを搭載したノートパソコンで、1kgを下回るものが出てきませんが、CherryTrailを搭載すれば、あまり苦労することなく、1kgを下回るノートパソコンが作れると思います。Windows 8.1 with Bingという0円のOSを使うことはできませんから、値段は間違いなく上がります。さらにはチップセットのコストも増えますが、素人がかなり甘く試算しても、6万〜7万でCherryTrailを搭載したEeebook X205TAの後継機種が出せるはずです。