Stella Mini Tomato / ナス科 Solanum lycopersicum var.cerasiforme
南米原産。近年、F1品種ばかりになったミニトマトの中で、1992年にタカヤマシードが発表した本種は、貴重な固定種ミニトマトである。
裂果が少なく、甘くて美味しい、有支柱型のミニトマト。赤く豊円形の果実は肉厚く、果重15グラム位。糖度8以上と甘い。一段果房で10~12果、4~6段では20果位着果する。
生食。サラダ。
3、4月(温床)5月(直播)
中国
2024年10月
80%以上
なし
なし
露地栽培では夏~秋。(ハウス栽培では周年)
温床で3月中旬。直まきは4月下旬以後。
20~30℃(最低10℃〜最高35℃)
苗作りは浅箱にスジまきする。スジ間隔6cm。種の間隔2cm位。
タネの厚みの2、3倍。発芽まで乾かさぬこと。
昼間25~30℃、夜間10〜15℃。30℃以上の高温では、着果・肥大・着色が不良となり、35℃以上では花粉稔性が低下し落花を起こす。
箱播きした小苗をポットに移し、晩霜の心配がなくなったら露地に定植する。高糖度のトマトを作るには、雨よけなどして乾燥気味に管理し水分を控える。チッソが多すぎると樹勢が旺盛となり暴れやすい。あまり高温多湿でなければ、露地栽培も可。ハウスでの抑制栽培、促成栽培にも広範囲に適応する。
完熟果からタネをもみ出し、ポリ袋などに入れて2、3日発酵させ(途中水を入れると発芽してしまうので注意)、水洗して沈んだ種を新聞紙に広げて半日陽に干し、日陰で充分乾燥させる。
長命種子の部類。(4年以上)
ない。
よく乾燥させ、紙袋に包み、低温低湿度の環境で保管する。