ブラーのベーシストであるアレックス・ジェームスはバンクシーがブラーのウェンブリー・スタジアム公演の楽屋を訪れて、ライヴを「楽しんでいた」と語っている。
ブラーは2022年11月に『ザ・マジック・ウィップ』に伴って行われた2015年のツアー以来となる公演を2023年7月に行うことを発表している。
この公演は「驚異的なチケット需要」を受けて二夜連続で行われる運びとなっており、25曲が披露されたセットリストでは“Girls & Boys”、“Tender”、“The Universal”をはじめ、“Song 2”といった往年のヒット曲が演奏され、1994年以来初めて“Lot 105”も披露されている。
アレックス・ジェームスはクリス・エヴァンスによる『ブレックファスト・ショウ』に出演して、このライヴを振り返りながら、バンクシーが公演を訪れていたことをふとした瞬間に明かしている。
「彼はデーモンとすごく仲が良いんだよ」とアレックス・ジェームスは語っている。「彼は『シンク・タンク』のアートワークをやってくれたからね」デーモン・アルバーンはバンクシーがディズニーをテーマに「ビミューズメント・パーク」と題して行った「ディスマランド」の最終日にも出演している。
バンクシーのバックステージでの様子を訊かれたアレックス・ジェームスは次のように答えている。「彼は静かに座っていたね。ライヴを楽しんでいたよ。『4人の公演が公園で大はしゃぎしているのを観ている感じだった。でも、その公園がウェンブリー・スタジアムだからね』と言ってくれた。有り難かったよ。自慢できるよね」
ブラーについては日本ではドキュメンタリー・フィルム『ブラー:トゥー・ジ・エンド』と『ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』が2025年1月31日より角川シネマ有楽町他にて全国順次ロードショーされることが決定している。
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