小説家やミュージシャン、金正恩も登場 「著名人がカップ焼きそばの作り方を書いたら」がブーム なぜ書かせた
糸井重里さんに至っては本人が降臨。
» 2016年05月25日 14時32分 公開
[イッコウ,ねとらぼ]
「世界一即戦力な男」などで知られる菊池良(@kossetsu)さんがツイートした”もしも村上春樹がカップ焼きそばの容器にある「作り方」を書いたら”。「完璧な湯切りは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」などの言い回しがいかにも村上春樹っぽいこのツイートがきっかけとなり、「もし著名人がカップ焼きそばの説明文を書いたら」を妄想するツイートが流行しています。
この「カップ焼きそばの作り方」は、ドグラ・マグラっぽさ全開の夢野久作版や、卑下しまくる太宰治などの”文豪が焼きそばの作り方を書いたら”から始まり、その後も三島由紀夫賞を受賞し話題となった(関連記事)蓮實重彦さんなど著名人のものが続々登場。糸井重里さんに至っては、一般ユーザーが投稿した内容を糸井さん本人が本文を生かしつつ書き直すというまさかの展開になったりしています。糸井さん、優しい。
この他にも、ポルノグラフィティ版やUVERworld版などミュージシャン風のものがツイートされ、さらには自動車評論家の徳大寺有恒版、果ては北朝鮮の金正恩版まで登場。どれも文章の特徴をうまく捉えた秀逸なものばかり。
この「カップ焼きそばの作り方」、村上春樹版がツイートされたのは5月15日ですが、その後もドンドン進化を続けているようです。……しかし、湯切りに失敗しているパターンがやはりチラホラありますね。
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