超大判フィルムが捉えた精彩な風景! すみだ水族館で写真展「視力6.0で見たニッポン」開催
東京スカイツリータウンの開業3周年を記念した試みです。
すみだ水族館(東京都墨田区)は5月9日から、東京スカイツリータウンの開業3周年を記念した写真展「視力6.0 で見たニッポン」を開催する。
同展では、写真家の天野尚さんが福島県や新潟県をはじめ日本各地で撮影した風景・歴史的建造物の写真約30点を展示。作品の多くは、天野さんがつくった世界唯一の超大判フィルム(8×20インチ、通常の約100倍)で撮影したもので、その鮮明な写りは視力6.0に匹敵。デジタルカメラでは再現できない圧倒的な情報量を誇るという。
作品は最大高さ1.5メートル×幅4メートルの特大パネルで展示。同館は「自然の一木一草に至るまで精彩に描写された美しく懐かしい「ニッポン」の写真をぜひお楽しみください」とコメントしている。入場料は500円、中学生以下無料。
「視力6.0で見たニッポン」
期間:5月9日〜5月24日
時間:午前10時〜午後9時(最終受付:午後8時半)
場所:東京ソラマチ5階 スペース634
料金:500円 ※中学生以下は無料 ※「すみだ水族館」の年間パスポートまたは当日券を持っている場合は無料
天野尚(あまのたかし 写真家・水景クリエーター)
1954 年生まれ。新潟県新潟市出身。
富士フイルムが特別に生産した最大8×20インチの超大判フイルム(カラーリバーサルフィルムでは世界最大)を筆頭に、大判フィルムを駆使して自然を克明に記録した生態風景写真は世界にも他に類がなく、国内外で高い評価を得ている。すみだ水族館のほか、本年4月22日にリスボン海洋水族館(ポルトガル)にオープンする、世界最大級(全長40m、総水量160t)の水槽展示を手掛ける。また、2008 年に開催されたG8 北海道洞爺湖サミットでは、佐渡原始杉の特大写真パネルが展示され、世界の注目を集めた。世界環境写真者協会会長。
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