「性を表通りに」――アダルトグッズ「TENGA」の大いなる夢を背負う女性戦士(1/2 ページ)
アダルトグッズのTENGAには8人の女性社員がいる。「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」というミッションに共感して入社した広報の伊藤さんは、「女性ならではの視点」が自分の武器だと話す。
「オナニーの未来が、やってきた」――1人の女子大生がたまたま手に取った小冊子にはこう書かれていた。女子大生はこの言葉に心を射抜かれ、小冊子を作った企業へ入社することを決意する。何を隠そう、男性用アダルトグッズ「TENGA」シリーズの製造販売元である。
女子大生の名前は伊藤しずかさん。入社したのは4年前のこと。現在は同社の広報担当として、女性の目線でTENGAを世に広めている。かばんには、手の平サイズの「TENGA EGG」を常に潜ませ、男性に配る機会をうかがっている。
「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」――同社のミッションは明確だ。いやらしい、怪しいといったイメージが先行しがちなアダルトグッズに革命を起こすために存在している。伊藤さんは、そんな大いなる夢と使命を背負う戦士。それも8人しかいない女性戦士の1人である。
それは「快感のオブジェ」
TENGAの認知度は20代・30代男性で5割とのことなので、ご存知の方は多いと思うが、改めて紹介しよう。TENGAは、従来のオナホールとは一線を画すスタイリッシュなデザインで知られる製品だ。女性器の代替という意識ではなく、オナニーを「より快適で気持ちいいものに」するため考案されている。
ラインアップは、使い捨ての「TENGA CUP」、繰り返し使える「TENGA HOLE」、前述のEGGなど。今夏発売した新シリーズ「TENGA 3D」は、表面に凹凸のある筒状の素材をケースから取り出し、ひっくり返して使う。白い素材を透明なケースに収めたパッケージは、まさに「快感のオブジェ」。彫刻のような美しさを放つ。
2005年にCUPシリーズを発売して以降、同社の商品の累計出荷数は1700万個以上に上る。CUP、EGGシリーズは国内で1日に合計1万2000個が売れている。販売網は世界40カ国に広がっており、アメリカやスペイン、中国などで人気だ。人気の裏返しとも言うべきか、海外では粗悪な模倣品が売られていることもあるそうだ。
TENGAは射精障害のリハビリツールとして使われているほか、HIV感染の拡大を防ぐプロジェクト「RESPECT YOURSELF PROJECT」も立ち上げている。「全ての人に性を楽しんでもらいたい」という願いから、手が不自由な人や握力がない人のためにTENGA CUPの自助具も開発した。
今夏にはTENGA 3Dをモチーフにした作品を展示する「TENGA展」を東京・原宿で開催した。写真家の「アラーキー」こと荒木経惟さんら有名アーティストが参加する豪華な展示会で、来場者の3割は女性。夫婦で訪れ、「妻にも了承済みです」と言って製品を買って帰った人もいたという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
-
「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
-
鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
-
【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
-
おじいちゃん「昔はモテた」→孫は信じていなかったが…… “今では想像できない”当時の姿が140万再生「映画スターのよう」【米】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」